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PSP「TOKYOヤマノテBOYS Portable SUPER MINT DISC」

PSP「TOKYOヤマノテBOYS Portable SUPER MINT DISC」のプレイ感想・攻略です。

【共通ストーリー】
1年に一度、全国から選ばれた、たったひとりの女子高生、
――プリンセスを巡って繰り広げられる告白大会(ラブロワイヤル)。
それが「TOKYOヤマノテBOYS」
通称「TYB」では、都内各地域の女子高生から推薦されたスーパー男子高校生
――ヤマノテボーイズたちが、プリンセスを巡って愛の告白合戦を繰り広げます。
各々の魅力を最大限にアピールして愛を告白してくるヤマノテボーイズたち。
彼らの愛を一身に受けるプリンセス。
誰の告白がもっとも心揺さぶるものだったか――
最終的にプリンセスに選ばれた者こそが、都内NO.1の――プリンスとなるのです。
全国の女性に夢と希望を与える、まさに愛の祭典。
それが現代のフェアリーテイル「TYB」なのです。
TYBを通してカップルになったプリンスとプリンセスには
幸せな未来が永遠に約束される……という伝説も――
今年のNO.1男子高校生になるのは、いったい誰なのか?
プリンスとプリンセスの恋の行方は?
高校生たちの、高校生たちによる、高校生のための、年に一度の運命の七日間。
TYBが、今年も幕を開けます。
企画・運営 株式会社ウッドリンク

【SUPER MINT DISCのストーリー】
プリンセスの最終選考で、伊織、ルーシー、拓海は無事予選を勝ち残り、
最終決戦への出場を決めた。
3人はTYBの大会ルールに則り、プリンセスにアピールを開始、
それぞれの個性がぶつかり合う告白バトルが始まる。
渋谷、秋葉原、目黒とそれぞれ自慢のスポットで熱いデッドヒートを繰り広げる3人。
彼等の魅力は甲乙つけ難く、心揺れるプリンセスだった。
そんな中、殺人鬼による犯行が激化……!
ただでさえピリピリしていた若者たちの神経をさらに刺激する。
都内のあらゆる若者たちを敵対させるために、勝手な解釈を加えて抗争を煽る、謎の人物まで現れる。
告白大会中にも関わらず、プリンセスと3人はそんな抗争に否応無しにまきこまれるのだった。
脳天まで突き抜け、目が覚めるようなスーパーミントな1週間。
運命の七日間を駆け抜け、彼等が辿りついた愛の形とは――。

【キャスト】
二之宮悠斗:鈴村健一
岬虎太郎:森久保祥太郎
百瀬歩夢:代永翼
桐嶋伊織:鈴木達央
ルーシー:梶裕貴
九条拓海:遊佐浩二
琉堂イエス:浪川大輔
諸星哲:鳥海浩輔
濱田慎之介:諏訪部順一
来栖恭平:森川智之
プレジデント:三浦祥朗
佐藤:越田直樹
鈴木:逢坂良太
田中:宮田正宗

「TYB」シリーズ第2弾です。
今回も、主役のオープニングとエンディングを、攻略対象キャラ3人が歌っています。
今回のオープニングは「終わりなき愛の決闘者(デュエリスト)」、
前回は甘めな感じでしたが、今回はタイトルに合わせたクール系です。
エンディングは、鈴木達央さんの「STARGAZER」で、力強い歌い方のバラードです。
最初はリズムがとりにくい曲だと思いましたが、何度も聴いているうちに
すごく癖になってきました。鈴木さんの歌声もいいですね〜。

今回は、9人のヤマノテBOYSのうち、伊織・ルーシー・拓海の3人がメインとなっています。
それぞれが、ボケとツッコミを順番に展開させているのに笑えました。
伊織がボケの時は、ルーシーと拓海がツッコんで、
ルーシーがボケの時は、伊織と拓海がツッコんで、
拓海がぼけの時は、伊織とルーシーがツッコんで、みたいな。
3人ともが個性的で、あまりにも世界感が違いすぎるので、
最初は、このメンツでどうなるんだろうと思っていましたが、
なかなかの絶妙なメンバーで楽しかったです。

エンディングには、ノーマルエンド・恋愛エンド・真エンドの3種があります。
ノーマルエンドは恋愛エンドのかなり足りない版。(同じ絵でも台詞が違っています)
ノーマルエンドと恋愛エンドを見た後に、最初からプレイすると、真エンドが発生し、
細かなところが追加されています。

私の攻略の順番は、まず、恋愛エンド進めます。
途中の派生では、3人がばらばらの意見を出しての選択肢では目的のキャラを選択、
車か電車かというような2択の場合は、目的のキャラを選択し、
その流れの中での選択が出た時は、直前セーブしておいて、
目的のキャラ以外(車か電車かのところで好感度が上がらなかったキャラ)の選択を見ておき、
ロードで目的のキャラに戻って、ストーリーを進めます。
最後のプリンスを選ぶ選択肢では、直前セーブしておき、まず、恋愛エンドから見ます。
次に、ロードでノーマルエンドを見ます。
これを3人分見た後に、最低好感度で、シークレットテイルを回収します。
3日目までは、好感度が3人に平等になるように進めます。(できるだけ好感度が上がらない選択をする)
そうすると、全員の好感度が16前後くらいになるので、ファミレスでの友人トークでセーブし、
ここから、個別の最低好感度を進め、3人分を見ます。
最後は、真エンドですが、基本的な裏ストーリーは、各シリーズの一番最初のキャラ
(悠斗・伊織・イエス)なので、これを一番最初に見てから、残りの2人を見ます。
こんな感じで、シークレットテイルを回収して、全ストーリーを攻略しました。

●おまけ
【エクストラボイス】
ストーリーの進め方によって、6つのボイスファイルがオープンになります。
・ノーマルエンディングでクリア
・恋愛エンディングでクリア
・真エンディングでクリア
・好感度MAXでクリア
・キャラクターのシークレットテイルを全て見る
・フルコンプ
【ブログ】
3人のヤマノテBOYSたちが書いた大会中の出来事や感想が読めます。
【シークレットテイル】
本編で出現したシークレットテイルが見られます。
シークレットテイルとは、本編では見られない「彼視点の物語」や
主人公がいない状態でのヤマノテBOYS同士のかけあい、
主人公と彼の日常を垣間見られる、隠された物語のこと。

●キャラの学年
1年生:歩夢、伊織
2年生:虎太郎、ルーシー、イエス、プリンセス(主人公)
3年生:悠斗、拓海、哲、慎之介
※主人公の設定:私立灯華学院高等学部2年、17歳、160p、45kg


攻略の感想(ノーマル・恋愛エンド)※ネタバレあり。

しょっぱなの3人まで絞る対決は第1弾と違い、今回のキャラに合わせたお題になっています。
慎之介の退場シーンや虎太郎のタイムオーバー、拓海の親父ギャグなどが笑えました。

・桐嶋伊織ルート

 渋谷代表、エントリーNo.4、ワイルドルーキー。
 都立神蔵高等学校1年C組。

 伊織は、読者モデルをしているだけあって、見た目はすごくカッコいいですね。
 ただし、第1弾でチラッとバカっぷりを見せていた通り、見事におバカでした〜。
 第1弾の虎太郎もおバカ入ってますが、こっちのが上かな。
 四字熟語を全く違うものにしちゃっていて、笑えました。
 しかし、伊織ならバカでも許せちゃう、という第1弾での女の子の台詞に頷けますね。(笑)
 口も頭もちょっと軽めですが、気を使ってくれる優しさがありますし、
 腕っ節も強いし、頼りになります。かといって、妹の緊急時の動揺する様子は、
 見た目に反してかわいさがあります。
 本作で気付いたのですが、主人公より1学年下だったんですね。
 背は大きいし、タメ口だから、てっきり2年か3年かと思っちゃいました。

 伊織のキーポイントの1つは、病弱で入院している妹のいつきでしょうね。
 恋愛ルートでは、伊織が早とちりで妹に何かあったと動揺して、
 病院に駆け込む場面があることからも、溺愛していることが分かりますし。
 貧乏だから、母親といつきのためにモデルをやったり、もんじゃ焼き屋でバイトをしたりしているのかな。

 もう1つは、チーマー(?)の対立でしょうか。
 第1弾の裏ストーリーとして、殺人鬼との絡みがありましたが、
 今回も同じ展開になるのか? それじゃつまんないなぁ、と思っていたら、
 3日目の主人公が襲われる場面に至るまでに、違う角度からの展開が始まりましたよ。
 そういえば、第1弾でも、ちらっと街が荒れているという設定がありましたが、
 今回の前フリだったのかな。
 六本木のイエスの威を借る六本木の若者たちというのが問題で、
 イエスが何かを探して、各地域で暴れている(?)ことが、六本木の若者たちを刺激している模様。
 イエス自身は、リーダーになった覚えもないというのに、ネットでも殺人鬼だと噂にされてしまい、
 ちょっと気の毒ですね。まあ、本人の言動にも問題はありますが。
 ただ、第1弾で、虎太郎の家の岬フルーツに買い物に来るようなキャラからは、
 ちょっと想像できないかなぁ。後は、殺人鬼との関係も気になりますね。
 明らかに、殺人鬼である来栖恭平とは知り合いのようですし、
 その恭平を殺したことで、ウッドリンク側の裏事情にも何か変化があったでしょうから、
 そのあたりは、真ルートが楽しみなところです。

 そして、今回も他のキャラのおまけシーンがちりばめられています。
 今回のTYB敗退メンバーのトップバッターは、遊園地でジェットコースターを貸切にした悠斗。
 こんなサポートの仕方、悠斗らしい。(笑)
 主人公を見張ったり、陰からつけていた慎之介はインパクトありすぎ。顔も声もいいんですけど、
 このキャラとの恋愛って、本当に考えられないんですけど。(笑)
 3日目は朝の送り担当が哲でしたが、哲の言葉で、TYBの敗退者たちが送り迎えをする理由が
 やっと分かりました。要するに、大会とは別でのチャンスタイム的なところがあったんですね。
 殺人鬼ウイルスのことを考慮すると、残った3人以外との真実の愛も考慮していたわけだ。
 さすが、プレジデント。やることが抜かりないなぁ。
 ちょっと哲で気になったのは、妖怪アンテナのように生霊の声(殺人鬼の心の声?)だかが
 聞こえるらしい、というところですね。鬼太郎の妖怪アンテナか!(笑)
 一体、どんな能力があるんだろう。哲ルートが楽しみです。

 今回の主人公は、これまでより、少し無鉄砲なキャラでした。
 伊織とイエスのタイマンを止めに行っちゃうのですから。
 ここで気になったのが、伊織側の若者が、止めようとした主人公のことを悪く言っていたこと。
 伊織の信者なら、伊織の気に入っている女の悪口は、思っていても言っちゃいかんだろう。(笑)
 そうそう、主人公はイエスにも一言、言わなくてはいかん、とも思いました。
 3日目の合同デート中の殺人鬼事件で、何だかんだいっても、助けられた部分はあるので、
 そこはお礼を言っておかないと。

 妹の一件(殺人鬼の件からかな?)から、伊織の主人公への態度がマジモードになったようですが、
 恋愛エンドを見ると、結構、女慣れしてません?
 一応、モテるのに、彼女を作らないような設定があるのですが。
 しかも、かなり下心見せちゃってるんですけど。この辺は、ちょっと虎太郎とかぶるかな。(笑)

 声は鈴木達央さんでしたが、こういうキャラが本当にぴったりですよね。
 普段はチャラくても、甘いところではぐっと甘くなる、みたいな。
 鈴木さんの声はすごく通っていて、特徴があって好きです。

・ルーシー ルート

 秋葉原代表、エントリーNo.5、孤高のカリスマクイーン。
 私立蒼桜学院高等学校2年A組。

 「ルーシーはクール」が口癖で、見た目は女の子のようなかわいさとばっちりメイクなのが
 ルーシーです。ルーシーが彼氏になった場合、並んで歩くの、ちょっと気が引けますね。
 どう見ても、隣が輝きすぎて自分と比較されそうだから…。(笑)
 ただ、かわいいと言われるのは男として(アーティストとして?)不本意らしい。
 自分のことを「ルーシーは」とほぼつけているので、聞いている方も癖になってきました。
 話し方が微妙な区切りがあったり、片言な感じだったりで、こちらも癖になります。
 言葉の端々が優しげなのと、耳心地のいい微妙な低さな声質が、
 私の琴線にぐっと来るキャラでした。まだ、全部のキャラを攻略していませんが、
 一番を争うくらいの好きなキャラだと思います。

 ところで、ルーシーの本名が、まず最初に気になるところですよねね。
 悠斗や拓海が「磯野」と言っているので、苗字はすぐに確定。
 下の名前は、ルーシーというのがヒントでしょうか。
 恋愛エンドではそれは語られていないなぁ。(真エンドでもなかったです)
 後で、偶然発見したのですが、パソコン版で出た主題歌CDで、本名が分かりました!
 本名は、磯野類。「ルイ」から「ルーシー」にしたんですね。
 ルイっていうのも、結構、カッコいい名前ですよね。

 ルーシーはアーティストだけあってか(?)、他のキャラを呼ぶ時の名前がいいですね。
 伊織はキリー(桐嶋から)、拓海はジョー(九条から)、という感じです。
 そういうあだ名、嫌いじゃないなぁ。(笑)
 では、他のキャラのことは何て呼ぶんだろう。それは、シークレットテイルで分かります。

 見た目女の子なルーシーですが、音楽に対しては、特に絶対的な自分の世界感を持っていて、
 人間としてもかなりしっかりしています。
 やりたいことをやってるからと、両親からの仕送りなしの1人暮らしで節約もちゃんとしてるし、
 オーディエンス(ルーシーのファンのこと)も大切にしてますし。
 そんなルーシーの歌を聴くと、誰もがとりこになってしまいます。

 ルーシールートで、主人公の意外な一面が暴露されましたよ。
 カラオケに行った時のことです。ルーシーが歌わないとごねだした時、
 雰囲気を変えようと、自分が歌い出した主人公ですが、これがひどい歌だったようで…。
 歌う前に謝っているところが笑えます。(笑)
 ルーシーがちょっとコーチした聴けるようになったところをみると、
 ルーシーと付き合えば、脱音痴になれること、間違いなし。

 絶対どこかであるだろうなぁ、と思っていたのが、主人公を守る男らしいシーン。
 ありましたねぇ。にわかルーシーファンのルーシーズ(ルーシーの格好を真似するファン)が
 主人公に嫉妬してライブ会場でいじめていた時、初めて怒りを見せましたよ。
 カワイイ、あ、クールなルーシーの口から「クソヤロウ」だなんて、想像できませんでしたが、
 男らしい〜っ! 惚れ直しちゃいました♪
 昔ながらのオタクなオーディエンスたちは、それも含めてルー様ファンなのが微笑ましいです。
 大会が終わった後、秋葉原に戻ってきたら、オーディエンスたちが待っていたのですが、
 その中にいましたね、ルーシーズも。ルーシーに罵倒されて、もう来てやらない的なことを
 言っていたのに、結局、ルーシーの歌から離れられなかったのかな。
 ただし、ルーシーに声を掛けるなら、まず謝罪からだろっ。そこはダメでしょう。
 オーディエンスといえば、昔からのファンは秋葉原ならではのオタク君たちでした。
 そんな彼らが「ルー様」と呼んでいるのが、ちょっと笑えました。(笑)

 個別デート中にルーシーの部屋に連れてこられましたが、黒と白で統一されたクールな雰囲気でした。
 こういうところは、男の子っぽいですね。しかし、カメラがついてきているのに、
 自分の部屋に女の子を連れ込むとは、やることがでかいです。
 しかも、自分の部屋には色がなかった(音楽を作ったり、寝るだけの部屋だったから)のが、
 主人公が来たことで色がついたという表現をしていますが、これまでのルーシーは、
 本当に1人で頑張ってきたっていうことが分かりますね。
 そして、2人の世界の素晴らしさに気付き始めたわけです。
 そういえば、第1弾の虎太郎ルートの時、ブヒ盛ラーメンを数分で間食した胃袋だったのに、
 普段は、カップめんしか食べていないところは違和感ありありなんですけど。(笑)
 そして、メールの文章や絵文字入りなのが、ルーシーっぽくない…。(笑)

 ルーシーが主人公に惹かれ始めたのは、個別デート初日で、若者の喧嘩を歌で止めた時、
 喧嘩は止めなかったのに、ルーシーの歌を止めようとした警官にたてついた時ですね。
 元々、主人公が自分の世界をしっかり持っている女の子だったので、
 徐々に、興味を持ちつつあるのは感じましたが、ここでかなりぐっときたはず。

 恋愛エンドでは、食生活がカップラーメンというルーシーのために、
 主人公が何かを作ることになり、エプロン姿の主人公の後ろからぎゅっと抱きしめつつ、
 キスをするという甘い2人でした。エンド後では、ルーシーが初めて、素になっていましたね。
 自分のことを「オレ」と言っています。こっちのルーシーも大好きだなぁ。
 しかも、自分に丸め込まれてしまう主人公が可愛いいと思いつつ、
 他の男にも丸め込まれることを想像したら、何気に心配になってしまっています。

 「おまけ」のスチルで、ルーシーの本当の姿がお披露目されいましたね。
 長いポニーテール姿に、あっ、と声が出てしまいました。(笑)
 長髪は想像していなかったなぁ。普段は丸めてるのかな。
 それとも、再度の髪の毛は長髪の部分を上手く使ってるのかなぁ、なんて想像を。
 髪の毛を解いた姿も見たかった!

 声は梶裕貴さんでしたが、今回は特に甘くてセクシーなしゃべり方で良かったですね。
 梶さんの心地よい声質は、本当に好きだなぁ。ルーシー役もぴったりでしたね。
 片言っぽい話し方ですが、台詞の最後の語尾の雰囲気で、ルーシーの感情を見事に表現しているのが
 本当に素晴らしいと思いました。そして、怒鳴り散らした声にもビビッときちゃいました♪

・九条拓海ルート

 目黒代表、エントリーNo.6、冷静沈着エリート騎士。
 私立山城学園高等部3年F組。

 拓海は、悠斗と全国一位を争うくらいの頭の良さで、とても真面目なのすが、
 どこか時代ずれしています。言葉の端々に、古めかしさを感じます。
 そして、冗談が通用しません。(笑)
 そういう意味では、同じお金持ちキャラの悠斗の方が、まだ世間を知ってますね。
 そんな堅物キャラなのに、左耳だけピアスをしているのはちょっとらしくないかな。
 これは母親と妹の仕業に違いない…。(笑)
 拓海でびっくりしたのは、最初から、結婚を前提に付き合おうとしているところですね。
 告白大会で、最初から全力で結婚まで考えているのは、拓海くらいでしょう。
 っていうか、相手が1人しかいないのに、生涯の伴侶を決め付けてしまうのはどうなのよ。(笑)
 相手が分かってから、TYBに参加できるわけじゃないので、プリンセスがタイプじゃなかったら、
 どうするつもりだったんだろう。
 拓海の最初の方の思考は、結婚が先で、恋愛が後っぽい感じがします。
 まあ、本当の愛を知ってしまうまでの話ですが。(笑)

 今回のTYB敗退メンバーは、ラウンジ1での歩夢と虎太郎が登場。
 伊織がスポーツで拓海に勝てないというシーンで、卓球で拓海と歩夢が対決、
 その後、フットサルで拓海と虎太郎が対決しています。
 敗退者が何気にデートに参加しちゃってるのはどうなの?と思いつつも、
 攻略した後なだけに、嬉しさも…。(笑)
 結果は、九条家に代々伝わる奥義「タクミダイナミック」でどちらも拓海の勝利でした。
 (代々伝わっているのに、「タクミ」って名前が入っているところに対しての
 伊織とルーシーの絶妙なツッコミに爆笑です。笑)

 拓海ルートの中で、パンツ談議がありましたね。
 拓海が褌を履いていることが分かった流れから、ルーシーがTバック派、
 伊織がブーメラン派だということが判明。って、女の子の前でする話じゃないぞ。(笑)

 個別デートでは、2日目で家に連れて行かれました〜。
 リムジンを使ったり、高校生がカードを使ったり、悠斗ほどでないにしても、
 本当にお金持ちだったんですね。
 そして、母親・和美と妹・海里(かいり)が愉快なキャラだったのに、思わず笑ってしまいました。
 拓海が、この2人に入れ知恵されて、変な言葉を口にしていたのに納得。
 この時は父親は登場しませんでしたが、拓海を5倍ほど堅物にした人物だとか。
 そんな父親があの母親を選んだのだから、何だか不思議ですね。
 というか、母親の本当の顔を知らないのかもしれませんが。(笑)
 ちなみに、父親は真相エンドで登場します。

 拓海と一緒にいることで、付き合う=結婚というのは、拓海の中では本当に当たり前だということが
 分かってきましたね。しかも、TYBがお見合い大会だと思い込んでいたため、
 最初から、主人公に全力で結婚を迫っていますし。変人ではなく、本気だったわけです。
 これまでに、本気になった女性はおらず、主人公が初めて付き合う女性となります。
 ずっと堅物キャラでしたが、最後の方になると、その堅さが取れ始めて、
 本気で好きになってくるという流れになってきます。
 やっと本当に好きだから、結婚を抜きにしても、一緒にいたいと思ってくれたので、
 ちょっと安心しましたが、恋愛エンドでは、やっぱり、早々にプロポーズされちゃいました。
 拓海らしく、指輪のプレゼントです。さすがにお堅いキャラなので、キスが手の甲だったのが、
 ちょっと残念でもありますが、個別デート初日の夜に、母親と妹の入れ知恵によって
 キスをしようとしたくらいだから、するときはあっさりしそう。(笑)

 声は遊佐浩二さんでしたが、遊佐さんって、男前なのにどこか変わっているキャラが
 多いような気がするんですけど。もちろん、「薄桜鬼」の原田左之助みたいな正当な硬派が
 一番カッコいいけど、拓海のようなちょっと変キャラもなんかいいんですよね〜。
 そして、女性に優しいキャラっていうところは、遊佐さんの声にぴったりです。

攻略の感想(真相エンド)※ネタバレ。

 名前を決めるところかプレイし始めると、しょっぱなから新しいムービーが発生します。
 1枚絵は、森の中を遠くの方で立っている、あの謎の連続女子高生殺人鬼。
 これは第1弾と同じで、語り部も、殺人鬼役の森川智之さんです。
 (語り口調はかっこいい普通の話し方で、殺人鬼ではないです)
 話している文章は違いますが、やっぱり、もう一つの愛の物語となっています。

 とりあえず、普通に各ルートを恋愛ルートで進めていくと、
 5日目で新しい選択肢が発生します。これを選択した後は、どんな選択肢でも、
 最終的には全てのストーリーが見られるようになっているので、O.K.です。

 1日目の夜、六本木周辺クラブ掲示板の書き込みシーンが追加されました。
 恋愛ルートで、ルーシーが説明してくれた噂のシーンで、
 この書き込みの小さい版がありましたね。女子高校生連続殺人の犯人が
 新宿ホストのなれの果てだとか、犯人はイエスだとか。
 そして、別の掲示板では、その掲示板についての感想が。
 投稿者によると、多くの目撃情報は同じヤツが他人を装って書き込んでいるデマ情報だけのようだ、と。
 これによって、新宿と渋谷と六本木が争っているらしい。
 投稿者2人が命名した噂の情報源の名前は「インスペクター(調査官)」。

 2日目の合同デート中に、ルーシーが噂の説明をしてくれていますね。
 これは、恋愛ルートでも確認できる内容です。
 TYB開催期間中は、全国の女子がヤマノテBOYSたちに夢中になるため、
 ホストやクラブの男子たちは、営業妨害になっていて荒れる、と。
 ここで、琉堂イエスが火種の原因になっていることが指摘されています。
 暴力的なイエスが、六本木を出て、各地区で暴れているため、
 六本木の虎の威を借る狐たちが他の地区で威張り散らしているわけです。

 3日目の朝、出がけに主人公の腕に痛みが発生。ここだけが追加で、この後は恋愛ルートと同じです。
 哲(と慎之介)が迎えに来てくれた後、待ち合わせ場所に向かう途中で、殺人鬼が登場。
 そして、主人公に襲い掛かってきた殺人鬼をイエスが刺し殺しましたが、
 その会話から、2人が知り合いだったことが判明。
 イエスの声が悲しくて、真実が知りたくなるシーンですね。
 その直後、主人公が苦しみ出し、病院へ。
 第1弾と合わせると、「クリーピング・Y」と「キラーナイチンゲール」関係だと
 容易に想像がつきますが、詳しくはどういうことなんだろう。
 病院では、心配して駆けつけた伊織たちが登場。
 3人の顔を見て、泣き出した主人公がちょっとかわいかったです。
 その後に現れたプレジデントが、TYBを中止にすると言い出しました。
 第1弾の時は、続行したいと言っていたのに、どういうことよ。
 それは、夜のウッドリンク側の会話で判明。
 殺人鬼の血を浴びてしまったことで、主人公の中の種が完全消滅してしまったそうな。
 イエスがキラーナイチンゲールを殺せた理由は、2人の間に愛があったからだ、と。
 そうか、キラーナイチンゲールは、愛でしか殺せないという設定だったんですね。
 ということで、今回の主人公はウッドリンクの研究対象でなくなったということになりますね。
 だから、ウッドリンクがTYBを中止にしようとしたわけです。

 4日目、伊織の妹いつきの病院で、途中から、いつきが夜遅くまでパソコンをしているという
 話の流れになり、ネットで誰かと繋がりができたようです。
 その話はそこまでで、夜、六本木周辺クラブ掲示板に。
 殺人鬼は複数、新宿と渋谷がグルになっている、その相談話を偶然聞いた、とか。
 次は、新宿・渋谷イベント情報ととう掲示板。
 こちらにも全く同じコメント内容が流れています。
 そして、インスペクターと名づけた2人のチャットへ。
 インスペクターがやりすぎて、とばっちりをくらうのはごめん的な流れになり、
 インスペクターのことを教えてやろうか、ということに。

 伊織ルートは、5日目の4つ目で「病院に行こう」を選択。
 恋愛ルートでの伊織とイエスのタイマン後、怪我の治療に病院に行くことになります。
 そこで、いつきと遭遇。怪我した理由をいつきに話すと、様子が変わって立ち去ってしまいました。
 その後、公園で伊織からいつきが病弱になった理由を聞くことに。
 子供の頃、拾った子犬を飼いたいという相談をされた伊織でしたが、
 ボロアパートだからダメだ、という口実を。
 本当は、父親がいない状況で母親が頑張ってくれているのを見ていたので、
 母親に負担をかけさせないために、ということでした。
 その口実にいつきも納得してくれたのですが、友達にもらってもらえず、
 それが言えずに、廃工場の近くで内緒で飼っていて、大学生のいたずらで、
 廃工場の薬品を浴びてしまい、いつ心臓が伸縮してもおかしくない身体になってしまった、と。
 その病気は、心臓の異変に気付いてからすぐに対処しないと危険なものなので、
 ずっと病院で生活することになってしまったそうな。
 そして、ずっと、犬を飼うのを許さなかった自分を責めていたんですね〜。
 伊織が彼女とか作らない(作れない)理由が、妹にあるというのが何となく分かりました。
 伊織にとっては、彼女より妹が第一なんでしょうね。
 病院暮らしが決まった頃の伊織といつきの会話で、いつきがすごく兄思いだと分かります。
 その話を聞いた主人公が泣き出してしまいました。
 別れる時、なぜか、慎之介が登場。まだ、主人公の部屋を監視してたのか。(笑)
 それで、飛び出した主人公のことをつけていたの、かな?
 そして、今回の暴動の黒幕のことを臭わせ、次の日の主人公とのデートに持ち込んだっ!
 ただし、伊織と3人で、ですが。(笑)
 夜になり、六本木周辺クラブ掲示板へ。
 ついに、命名君たちがインスペクターを暴く書き込みを始め、
 嘘情報に踊らされていた若者たちにも広まっていきました。

 6日目、渋谷で伊織・慎之介・主人公がデートを。
 伊織のテンション下がりまくりで怒ってます。
 そのやり取りが面白くて爆笑しちゃいました。(笑)
 黒幕の話は、伊織がバイトしているもんじゃ焼き屋ですることに。
 パソコンを取り出して、掲示板を見せる慎之介。
 ん? もしかして、インスペクターって命名したの、慎之介か?
 と思いましたが、違いました。(笑)
 そして、慎之介クラスになると、IPアドレスから居場所を探ることも、
 という流れになったところで、インスペクターがその名前を使って書き込みをしてきました。
 バカ同士が争っているのは楽しかったけど、自分のお兄ちゃんを傷つけられたことを
 暴露して、怒っています。やっぱり…。
 伊織たちも気付いちゃいました。そして、IPアドレスは渋谷区第一中央病院。
 伊織と2人で病院のいつきの部屋へ。
 いつきの話を聞いていると、ネットから外の現実の世界と繋がれて、すごく楽しそうです。
 悪いことだという認識は全くありません。かなり怖いですね〜。
 そして帰り道、伊織が泣き出してしまいました。
 その後、ケジメをつけるためでしょうか、そのまま立ち去って行くのでした。

 7日目、電話に出ない伊織を心配して、渋谷に来た主人公。
 都内の街頭モニターを通して、インスペクターは自分だと告白する伊織。
 放送スタジオは、悠斗に提供してもらっていましたね。
 主人公のところへは、悠斗の秘書が迎えにやってきました。
 そして、話を聞いた後、主人公は自分がなすべきことを考えた結果、3択が出てきます。
 最終的には同じ展開になるのですが、それに至る主人公の考えなどが違うので、一通り見ました。
 この後、主人公は何だかんだで言い争っている若者たちに、敵は伊織1人だ、と説き伏せ、
 そこに伊織が登場。次の2択も同じ展開になります。
 みんなにボコられても倒れない伊織の姿、見ていられない…。
 と、周りの女子高生も同意見でした。(笑)
 そして、最後には、主人公のところまで来て倒れる伊織。
 その後、というかそれよりも前に来ていたのですが、イエスが登場です。
 六本木の若者を連れて、引き上げて行きました。なんとなく、事情を感じ取ってそうな感じですね。
 次は、車でやってきた悠斗と秘書ズ。ごめんなさい、ちょっと笑っちゃいました。
 悠斗って、あまりにもいい人なんだもんなぁ。(笑)
 ここで、TYBの最終日だということで、伊織が愛の告白をするのでした。

 その後、伊織は渋谷を離れ、新しい場所で母親といつきとの生活を始めます。
 伊織の大怪我のことは、バイクでコケた、ということになってます。
 本人は、インスペクターのことを全く覚えておらず、
 相変わらず、楽しげに伊織や主人公と話しています。
 ただ、今は忘れていても、いつか思い出す日が来たら、自分の罪と向かい合うことになる、と。
 それでも守っていくという気持ちですね。後は、いつき込みになるけれど、
 主人公にずっと側にいて欲しいという終りでした。

 今回の裏話は、第1弾に比べると、衝撃度は少なかったですね。
 もはや、殺人鬼のことは二の次だし。てっきり、イエスと殺人鬼の関係が裏話かと思ったのですが、
 大幅に予想が外れてしまいました。それは、イエスルートで、ってことかな。

※ルーシー・拓海ルートは、5日目の途中までは伊織ルートと同じです。

 ルーシールートは、5日目の5つ目で「街をなんとかしなきゃ」を選択。
 昼間は、ルーシーのライブでルーシーズが暴れて問題となりましたが、
 夜、ルーシーがオーディエンスの様子がおかしいことを口にします。
 不自然に攻撃的だ、と。
 ルーシー自身は、東京が一色に染まることに興味を持っていて、楽しんではいますが、
 主人公が街を何とかしたいと言い出すと、1人ではどうにもならないと言いつつ、
 それでも何とかしたいのか、と問いつつ、何とかしてみようという流れに。
 変わらないはずのルーシーの価値観が、主人公と出会って変わったように、
 何か小さなきっかけがあれば、ということです。

 6日目、2人は秋葉原のネットカフェで、暴動の原因を探します。
 ルーシーの予想では、匿名で身勝手な書き込みができるネットなら、
 ない噂も流せる、ということで、自分のファンサイトで、そのことについて聞いてみることに。
 秋葉原・オタクとか、まあそういうこともあって、オーディエンスたちは詳しいわけです。
 本編でも思ったのですが、ルーシーの文章って、キャラと違って可愛いんですよね。
 もちろん、しゃべっていなければ、見た目通りとも言えますが。(笑)
 最初は、ファンサイトが荒らされていることや質問に対する嫌がらせコメントが入りますが、
 (原因は、ルーシーズたちに怒鳴ったことで、後で分かりますが、犯人も彼らでした)
 そして、真のルーシーファンからの書き込みがあり、インスペクターのことが分かります。
 その直後、インスペクターが声明文を発表しているとの情報が。
 そのサイトを覗いて見ると、バカな奴らが踊ってくれて楽しかった的なコメント。
 それを見たルーシーは、子供の駄々でしなかいと看破しました。
 伊織ルートでは、妹が犯人でしたが、今回は犯人は明かされていません。
 もしかしたら、違う人が犯人という設定なのかな。
 (その真相は、シークレットテイルで分かります)
 しかし、インスペクターのことが分かっても、街の暴動は収まりません。
 ルーシーは破壊と混沌の世界を楽しいと感じていますが、(ちょっと危ない性格かも。笑)
 主人公はそんな世界は正しくない、と言いました。
 そこで、主人公の望む正しい世界を詩に書いてみろ、とルーシーが言い出しました。
 しかも、たった一晩で。
 ルーシーの助言もあり、家に戻った主人公は詩を書き始めます。

 7日目、朝、迎えに来たのはなんと悠斗。またしても、頼まれちゃいました。(笑)
 連れて行かれた場所は、「STUDIO YUTO」。伊織が電波ジャックしてもらったあのスタジオです。
 今回は、ルーシーが主人公の歌詞を歌い、それを生動画配信として都内全域に流すという作戦です。
 みんなに仲良くして欲しい、争いがなくなればいい、という率直な歌詞です。
 ルーシーの世界感ではなけれど、ルーシーが心を揺さぶられ、2人で作ったラブソング。
 一瞬、ルーシーが歌い出したっ! さすが、上手いですねぇ。
 でも、ワンフレーズしかなかった…。
 それを聴いていた人々が一瞬で歌のとりこになりました。
 真っ先に、ルーシーズの感動シーンがありますが、自分たちのしたことを悔いて涙を流し始めました。
 本当はいい奴らだったのかもね。(笑)
 暴動という問題はこれで片付いたということになり、もう一つはTYBの方に。
 初めて二人きりになった観覧車の中で、ルーシーの愛の告白です。
 いつものアーティスト的な感じではなく、男らしい素の声のルーシーでした。

 その後、あの歌を聴いたレコード会社から、メジャーデビューの話が来たのですが、
 ルーシーは断ってしまったようです。音楽は続けるけど、今は主人公といる方が大切だから、
 あの歌は、主人公がいたから最高の歌になったけど、そうでなければ、
 まだデビューできるレベルじゃない、と。
 常に、向上心がある前向きな考え方がいいですね。
 最後の手を繋いで歩くスチルは、女の子2人にしか見えないなぁ。(笑)
 最後は、街中でルーシーの愛の言葉を聴きながら、何度もキスをする2人でした。
 真エンドの方が、恋愛エンドよりも恋愛エンドらしい展開で良かったです。

 拓海ルートは、5日目の4つ目で「暴動を鎮圧したい」を選択。
 夜、前日にいざこざを起こした若者にナイフで襲われたこと、警官に助けられたことを
 拓海に話したら、驚いた拓海が震えながら主人公を抱きしめました。
 主人公の言うとおり、元々は主人公が首を突っ込んだからなんですけど、
 手を出したのは拓海だったので、自分のせいで主人公が危険な目に遭ったことを
 ものすごく後悔しているのでした。

 6日目、個別デート中に、いざこざの若者のグループに追いかけられ、逃げ回る2人。
 もうデートどころではないので、家に戻ろうかということになりますが、
 家に誰もいないのに1人はさせられないと、拓海の家に行くことに。
 そこに、今度は父親がいたので、初紹介となりました。
 拓海を5倍堅物にしたような人だと言っていましたが、いやいや、かなりまともなんじゃないかな。
 口ひげはちょっと似合っていない気もしますが。(笑)
 主人公を守ることと暴動について相談をしたところ、警察はあてにならなそうだから、
 拓海が最後まで守りきれ、と。それに対して、命に代えても守り抜く、と誓う拓海。
 最初に主人公と出会った時、主人公しかない、その想いを貫き通すのが筋だと思ったようですが、
 それは自分の身勝手な押しつけであって、主人公に失礼だったと、前日に気付いた、と告白。
 拓海が本当の愛に目覚めたわけです。
 父親からインスペクターのことを聞き、ネットに詳しいルーシーのところに
 情報を求めに行きました。そこで、ルーシーがいろいろ調べてくれ、
 犯人の声明文(ルーシールートと同じ)も見ることに。
 犯人が分かっても暴動は収まっていないという不安の中、主人公の家に向う2人。
 拓海はインスペクターを赦せない気持ちでいっぱいで、ちょっと上の空です。
 気を利かせた主人公は、家の近くで拓海を帰らせましたが、その直後、
 いざこざの若者たちに連れ去られてしまいました…。

 7日目、となっていますが、性格には6日目の夜からです。
 主人公の携帯から拓海あてに電話が入り、拓海は1人で呼び出された場所へ向うことに。
 誰にも言わないことが条件なので、出掛けに父親と会いましたが何も言うことができず。
 一方、口にタオルをかまされ、手錠で拘束された主人公のところに、
 「おとうさん(ハート)」という表示の電話が。
 この真相は最後に明かされますが、実はこれ、主人公のお父さんではなく、
 拓海のお父さんなのでした。母親の和美がもう一つ入れておいたのが、
 父親のアドレスだったわけです。おかあさん、やるなぁ。ってか、面白すぎ。(笑)
 息子の様子がおかしいことに気付いて、父親が主人公に電話してきたわけですが、
 若者たちがいるので、余計なことは言えなかった模様。
 その後、拓海がやってきました。手錠で拘束され、主人公を守るために
 ボコボコに殴られる拓海。あ〜、青春だけど、見てられない…。
 でも、眼鏡をかけていない方がもっとカッコいいんですけど。(笑)
 そして、約束を守るつもりのない若者たちは、プリンセスである主人公も気に入らなかったと、
 ナイフを取り出して、顔に傷をつけようとします。
 その瞬間、ブチキレた拓海が手錠をぶち切り、主人公の前に。
 迎えに来るのが遅くなってすまなかった。
 ううん、そんなことない。拓海くんが来るの、ずっと待ってるって言ったじゃない。
 必ず来てくれるって信じてたから。ありがとう…。
 ボロボロになった後なだけに、こんな甘い会話がやけに胸に沁みてしまった…。(笑)
 若者が、最終兵器の拳銃を取り出した時、貫通のことまで考えて立ちはだかる拓海でしたが、
 父親と警察が踏み込んで、事なきをえました。
 ここに来た事情とインスペクターが捕まったことを聞かされます。
 やっぱり、ルーシーと拓海ルートでは、犯人は伊織の妹ではないのかな。
 父親の「後味は悪いが」の意味がちょっと分からなかったのですが。
 夜が明け始めた頃、安心して抱き合う2人。
 拓海がボロボロなので、大会のことは忘れて欲しいと、主人公を出さない展開に。
 主人公から目を離すと大変なことが起きるから、と。

 その後、九条家で紺色っぽい胴着姿で身体を鍛える拓海とそこにやってきた主人公。
 拓海の決意は、生涯主人公を守っていくこと、揉め事を安易に力で解決しない、
 そのためにもっと強くなる、というものです。最後は、愛を告白しつつ、キス。
 拓海の真エンドも、恋愛エンドより恋愛エンドで良かったです。

 3つの真エンドを見た後、新しい展開が追加されました。プレジデントと秘書の会話です。
 消化試合で本当の愛を見て、ちょっと嬉しそうな感じです。
 今回は、「クリーピング・Y」の種は、「キラーナイチンゲール」のせいで、
 目覚めることはないことを言っています。
 そのキラーナインチゲールを作った女がマザーだと確信しているようです。
 最後は、始まりと同じく森川智之さんのナレーションでしめられました。

「シークレットテイル」の感想
 シークレットテイルは、ノーマルエンド・恋愛エンド・真エンドで回収できますが、
 ノーマルエンドでも、低好感度で入手できるものがあります。
 前半は3人の好感度を均等に上がるようにしていき、3日目の夜の最後の選択前にセーブして、
 後は個別ルートに入ってから、好感度が上がらない選択をしていけば回収できます。

 今回もかなりたくさんのミニストーリーが見られて、本編と同じくらい満喫してしまいました♪
 本編では見られなかった裏でミニストーリーですが、かなりのボリュームになっています。
 ちゃんと声が入っているのが本当に嬉しいですね〜。

 シークレットテイルの内容は、共通では、各キャラと他のTYBキャラとのやりとりだったり、
 個別では、TYBの大会中のその日の感想など。その時々の思いが見られたり、
 キャラ同士会話が面白いです。
 そして、暴動事件の真相の裏話では、真エンドで分からなかったことが分かりました。
 結局のところ、3つのルート全て、伊織の妹のいつきがインスペクターでした。
 ということで、拓海ルートでインスペクターが逮捕されたというのは、
 はっきりと名前は出されていませんが、いつきのことだったようです。
 本当なら、彼女が悪いわけではないので、切ない終わり方でした。

 さて、気になっていたルーシーが他のヤマノテBOYSにつけたあだ名は以下の通りでした。
 伊織はキリー、拓海はジョーは本編で何度も語られていますね。
 そして、悠斗はニノ(二之宮から)、歩夢はアユ、慎之介はハマー(濱田から)。
 虎太郎・イエス・哲はそのままでした。え〜、3人はあだ名なし?!
 ルーシーらしいのをつけて欲しかったなぁ。(笑)
※予約特典のドラマCDで、虎太郎のことをサッキーと言っていることが分かりました。
 イエスとテツはそのままです。

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