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PSP「白華の檻 〜緋色の欠片4〜 四季の詩」

PSP「白華の檻 〜緋色の欠片4〜 四季の詩」のプレイ感想・攻略です。

【ストーリー】
それはあり得たかもしれない、春夏秋冬の物語。
春の暖かさに歌い、夏の祭りに騒ぎ出し、秋の果実に心躍らせ、
冬の綿雪を踏みしめる――。
【檻】を抜け出した者との未来。
【檻】に囚われたままの者との未来。
千差万別、極彩色に輝く、古の玉依姫の物語。
――貴方が見る世界は、如何様に映るのか。

【キャスト】
宇賀谷詞紀(うがやしき):主人公 幻灯火(げんとうか):森川智之
空疎尊(くうそのみこと):鈴木千尋
胡土前(こどのまえ):黒田崇矢
隠岐秋房(おきのあきふさ):前野智昭
秋篠古嗣(あきしののふるつぐ):内田夕夜
言蔵智則(ことくらとものり):斎賀みつき
アテルイ:細谷佳正
芦屋道満(あしやどうまん):楠大典
神産巣日神(かみむすひのかみ):田中敦子
風波尊(かざなみのみこと):幸地真作
秋篠吉影(あきしののよしかげ):上田耀司
藤原貞繁(ふじわらのさだしげ):楠見尚己
綾読:高橋謙吾

白華の檻 〜緋色の欠片4〜」のファンディスクです。
FDとしては、甘さ不足かなという感じはしました。
攻略キャラたちが詞紀も含めて、全体的に口調や態度が硬いキャラが多いので、
どの恋愛要素も同じような印象に感じてしまい、少し飽きます。(笑)
前作は、秋篠古嗣の声が少し一本調子に感じましたが、
今回はコミカルな部分があったせいもあってか、生き生きとしていて良かったです。
声優さんに関しては、全体的に大人系が多いのが少し残念なところもありますが、
個々の声はどれも好みで良かったです。

ストーリーで面白かったのは、夏と冬です。
夏はコミカル要素満載、冬は非攻略キャラの智則とアテルイが
攻略キャラに昇格したお話です。
冬のお話は2つとも良かったので、これだけでやって良かったと思いました。

攻略の感想 ※ネタバレ。

春の詩

メインストーリーのその後のお話です。
夏と冬がインパクトがありすぎて、全体的にちょっと印象が薄いです。
その後の後始末や気持ちの整理をしつつ、2人で前に進もう的な流れです。
各キャラにグッドエンド・ノーマルエンド(バッドエンド解説あり)があります。

夏の祭

メインストーリーからは考えられないような超コミカルなストーリーになっています。
攻略キャラからサブキャラ一同が、夏祭りが行われる季封村に集合します。
呼ばれた人、呼ばれなかった人も、です。(笑)
そこで、サブキャラたちがそれぞれの思惑で、玉依姫を自分のもの、
もしくは、身内のものにしようと画策し始め、それを知った攻略キャラたちが
一応、一致団結をして阻止する動きに。

攻略キャラは、幻灯火・空疎尊・胡土前・秋房・古嗣。
サブキャラは、智則・アテルイ・道満・神産巣日神・風波尊・吉影・貞繁・綾読。
敵キャラも、今回ばかりはちょっと可愛く感じました。(笑)
アテルイは、幻灯火を手に入れるためには、まず、詞紀を手に入れようと。
貞繁は、天津神の血を引くの詞紀を正妻にして、より地位を安泰にしようと。
(道満は貞繁の補佐役)
神産巣日神は、ただ単に詞紀が好きだから、幽世に連れて行こうと。
風波尊は、兄の空疎尊の嫁にして子を産んでもらい、一族復興を目指そうと。
吉影は、息子の古嗣の嫁にして、孫を見るために。
智則は、他のキャラを止めるため、という口実の裏に詞紀への想いあり。
綾読だけは、そういった下心なく、サブキャラたちの行き過ぎた言動を
一応、止める側にまわっています。顔は能面のままですが、
綾読の声がすごく可愛いです。ほとんどが筆談だったので、
もっと声付きセリフが聞きたかった〜。

攻略キャラたちの浴衣姿はなかなか似合っていますね。
肝心の詞紀は、なにやら雰囲気がおかしいことに気付いていますが、
最後まで何が起こっているのはわからないまま、全体的にはツッコミ、
時にはボケっぽい言動をしています。
笑ってしまったのが、道満の術で、貞繁・道満が美形キャラに…。
若返りの術だったらしいのですが、昔がアレで、今がコレか、と。(笑)
しかし、この若返りの術の失敗のせいで、今度は詞紀が子供になってしまいます。
記憶は、玉依姫となる直前の頃です。まだ、これから母親を殺めなくてはならない
呪いの運命を知らない純粋な子供で、迷子になった時、探しに来てくれた
攻略キャラに母親のことを聞いたりするセリフは、胸がキュッとなりました。

途中の選択肢で各攻略キャラの好感度が上がるものを選んでいくと、
ラストは、そのキャラとの甘い会話で終わります。
「もしも」シリーズとして、サブキャラとのエンドもちょっと見てみたかったかも。(笑)

秋の果実

1キャラにつき、「添寝」「食事」「喧嘩」「休日」「逢瀬」の5種の状況設定、
さらに、「夫婦」「従者」の2種の親愛設定があるミニストーリーです。
夫婦と従者の違いがほとんどなく(どちらも両想い設定なので)、
全体的に、落ち着いたキャラばかりなので、どれも似たような印象ですね。
その中で少し印象に残ったのは、他のキャラを羨ましがって喧嘩をしようと言い出したり、
ちまきが好きな幻灯火、詞紀が作った芋粥を嬉しそうに食べる空疎尊
女性の心理を全然理解できず、何度も肥えたと言って詞紀を怒らせた胡土前、
梅干嫌いな秋房、根菜嫌いな古嗣、などでしょうか。
夫婦と従者がまったく違ったストーリーだったらもっと面白くなったと思います。
(例えば、夫婦は恋愛要素たっぷり、従者はコミカルに、みたいな)

冬の綿雪

一番面白かったのが、この冬です。智則とアテルイが攻略対象キャラに昇格です!
ハッピーエンドの他、1人2つずつのバッドエンドがあります。(どちらも、ラストの方です)

アテルイ ルート

アテルイが京に攻め入る少し前から始まります。
詞紀たちは、鬼と戦って【剣】を取られ、さらには、貞繁の差し向けた農兵に
詞紀と幻灯火が囲まれ、あわやというところで、アテルイに助けられたところから。
アテルイは、幻灯火が変わった理由を知るために、詞紀をさらうという行動に。

その後は、アテルイと行動を共にすることで、心が通い合っていくという展開です。
土蜘蛛の里の一つに留まることになりますが、アテルイは口は悪いですが、
何だかんだと面倒見がいいんですね。そこで好かれたイルカという少年に押されて
師匠になってしまったり、他の里の男たちにも弟子にしてくれと言われ、
結局、面倒を見たりしてますし。

アテルイが怒っている理由は、たった一人の友達である幻灯火を取り上げられ、
また独りになってしまったということでした。
200年も生きていくには、独りは辛いですもんね。
そもそも、それを強いることになってしまった幻灯火にも責任あり、ですし。
そして、アテルイが攻撃的な理由は、200年前に、朝廷に投降したせいで、
500人もの同胞が目の前で首を切られるのを見たことが、罪となっていた、と。

一時は、土蜘蛛たちが結束して、京を攻める覚悟をしますが、
詞紀の提案により、海を渡って他の大陸に逃げるという選択をすべきだと
アテルイの口から告げられます。
その後は、時間稼ぎのために一部の土蜘蛛たちや京から応援に来てくれた
攻略対象キャラたちと共に、朝廷軍と戦うことに。
ただ、今回は、生きるための戦い、時間稼ぎの戦い、ということで、
最後まで生きることを諦めるな、というのがモットーです。
しかし、途中で道満が傀儡を引き連れて現れたため、劣勢になり、
兵を退かせることになります。
(「最後まで一緒に」を選択すると、兵たちは死亡、
詞紀も傀儡にお腹を刺され、道満に利用されないために
自死するというバッドエンド)

その後、土蜘蛛たちの指導者の立場になったアテルイも、
彼らと共に行ってしまうところですが、今度は自分が詞紀のために戦い、
【檻】から解き放ち、詞紀と一緒に別の大陸に行く、と。
言葉にはしていませんが、両想い確定の展開なので、詞紀も喜んでいます。
そういえば、後半でアテルイに首を絞められた時、詞紀がとっさに口にした
「愛している」という言葉は、アテルイに聞こえていたのかな。
アテルイが何と言ったのか確認するシーンがありますが、
知っていて聞いてきたような気がしますね。

最後の決戦は、ラスボスのオニ退治です。
詞紀・アテルイ・幻灯火以外は、大量の【虚】を引き受け、3人はオニの下へ。
その前に、アテルイが朝廷軍兵士たちを指揮したり、
船で逃げたと思われた土蜘蛛の人々が、一緒に戦うために戻ってきてくれたりと、
感動的なシーンがありました。イルカ少年、ちょっとカッコいいですね。
アテルイが逃げろと提案した時は、両親どころか、姉まで殺されて、
復讐しか見えていなかったのに、短時間であっという間に復活です。(笑)
オニとの戦いでは、詞紀が【剣】の力を封印しても勝ち目がなさそうな時、
幻灯火のカミの力をアテルイに渡すという流れになりました。
そして、アテルイの姿が白狐に。というか、風貌がやさぐれ系なので、
白狼っぽいですね。その力で相討ちか、と思ったら、ギリギリのところで
アテルイは生きていました。
(幻灯火が逃げろというところで、「退く」を選択すると、
一人で弱さを後悔しながら逃げているところにオニが立ちふさがり、
詞紀は死亡、多分、アテルイ・幻灯火も死亡、というバッドエンド)

その後、詞紀とアテルイは、土蜘蛛たちを受け入れてくれた小国で、
新たな里を作るという平和な時間を過ごし、エンドです。
ちなみに、土蜘蛛は朝廷がつけた別称で、本当は【日の本の民】だそうです。
っていうか、この国自体が【日の本】なので、土蜘蛛一族だけが
日の本の民というのは少しおかしい設定かなという気がしますね。

言蔵智則ルート

実は、これが一番見たかったんですよね〜。
ベースは秋房ルートです。秋房の時は、智則が【剣】と一体化して
最終的に秋房に殺されるという展開でしたね。
今回は、これが覆される内容になっています。

話は、秋房が道満にそそのかされて、貞繁(実際は帝)の暗殺に行くところから。
出かける直前に、季封から智則が出てきて、秋房の様子をすぐに察して、
道満の罠だと止めてくれます。ここから、智則vs道満の静かな戦いが始まります。

翌日、源頼光の縁の者として、一緒に朝議の場に伴い、
そこで、土蜘蛛討伐よりオニ討伐が先だ、と主張。
朝議の場を選んだのは、道満がいない場所で、道満を貶めるためです。
道満が秋房に貞繁暗殺を持ちかけたことを話し、偽の証拠として、
道満の声入りの札を聞かせ、その場にいた貴族たちを納得させます。
智則の頭の良さは、こんなものじゃありません。
道満に対して、お前は術師としては一流でも、策士としては二流以下、
と言い放つだけあります。

オニ退治が優先となった後は、土蜘蛛を歴史の舞台から消す流れに。
一族を解散し、季封や戦で男手を取られて人手が足りない里々などに
分散させるという方法です。これに、土蜘蛛たちも納得。

土蜘蛛の方は吉影に任せ、自分たちはオニ対策の方に全力を注ぎます。
希望は、一度、鬼を退けた【剣】を解放した秋房です。
訓練していくことで、少しずつ【剣】と同調し始めますが、
まだまだ完全ではなく、不安要素のまま、オニ戦に突入となります。
これは、散々、智則の策にやられた道満がオニの復活を早めたため。
(朝議の後、帰り道で智則と詞紀を脅しに来たところを、
裏で警護してくれていた幻灯火・空疎尊・胡土前・秋房・古嗣の登場に撤退、
今度は、季封の民を人質にしようとしますが、民は誰もいなくて撤退、
とやられっぱなしで、オニに目をつけたわけです)
【剣】を解放すると、使い手の魂を憎しみなどで汚していく可能性があるため、
最初は、詞紀も智則も反対でしたが、秋房の決意を知り、もしもの時は、
智則が秋房を殺すと約束しています。

小さい頃から、詞紀・智則・秋房はそれぞれの宿命を背負って生きてきましたが、
それを一度だけ破ろうとしたのが、三年前ですね。
秋房が詞紀を連れ出し、気付いた智則が追っ手となって止めた、と。
この話が、ところどころで出てきます。
後半で、智則が、秋房が光で自分が陰という表現をしていますが、
本当なら、目の前で詞紀が苦しむ姿を見続けなくてはならない智則の方が、
詞紀を連れて逃げたいと思っていたわけです。
あの時、自分が止めたのは間違いではなかったのか、と智則も苦しんでいたようです。
そして、秋房でなく、自分が連れて逃げたかったのではないかという様子も、
ところどころの会話から、垣間見られますね。
でも、何か決意があるらしく、詞紀が幸せになるには秋房が必要だと。
秋房と逃げた詞紀を見て、秋房が好きなのだと思っているのかな。
この時点では、詞紀はどちらのことも、大事な幼馴染としてしか見ていないのですが。

オニ戦で、まずは大量の【虚】を道満の術具「鬼玉」を使って分散させ、
【剣】を持った秋房をオニのところまで送り出すという作戦です。
しかし、鬼玉の効力が切れたと思われる頃、道満が【剣】を狙って登場。
道満が鬼玉の無効にしたから効力が切れたわけですが、
それを読んでいた智則は、空疎尊や古嗣などによって、
鬼玉を新たな術式で再発動するように作り変えていました。
おおっ、徹底的に道満を叩きのめしますねぇ。(笑)
ここで、秋房を先に行かせ、智則と詞紀が武術で対抗しようとする道満の相手を。
武術では勝ち目がないのですが、智則には必殺技が。
言蔵家といえば、言霊の能力を持つ一族でしたね。
凶事とされる双子のみが真の力を使えることになっていますが、
(「緋色の欠片」の犬戒慎司がこれに当たります)
そうでない者にも、一度だけその力が使える、と。
その力で、道満を自刃させようとしますが、道満の実力が高く、
逃げられてしまいました。まだ、出番がありますな。

次は、オニと戦っている秋房のところへ。
3人で戦っても歯が立たず、智則の残った言霊の力を振り絞って、
詞紀を助けるのが精一杯です。
ここで、ようやく、秋房が常世神が混ざった姿に変身し、突進。
ぶつかり合った瞬間、オニの姿が消え、笑顔の秋房が戻ってきました。
しかし、その瞬間、智則が謝りながら、秋房の胸に短刀を突き立てました…。
そして、【剣】と気絶させた詞紀を連れて、その場を離れます。
この時、智則が倒れる秋房に何か囁いていたようです。
それは後で明かされますが、【剣】の力が秋房の魂を蝕んだかは
見た目では分からないので、秋房の妖化を止めるにはこうするしかなかった、
常世神の力があるので秋房は死なない、と。

三年前の記憶に戻り、儀式を怖がる詞紀を慰める智則の声が。
どうして逃げないのか、と。この時、詞紀は自分の手が血で赤いから
ここから逃げちゃダメなんだと答えています。
それを聞いた智則が、たくさん書を読み、頭をよくして、
詞紀が泣かなくてもいい場所に連れて行く、と言ってくれます。
智則が頭がいいのは、常に詞紀の幸せが頭にあったからでした。

智則と2人になり、智則が【剣】と一体化しようとしていることが判明。
智則が京へ出てきた理由は、詞紀を閉じ込める罪の檻を壊すため。
ようするに、【剣】を破壊することが目的でした。
しかし、オニもまだ生きているので、鬼を倒した後、
自死するつもりだということです。
ここで、ようやく愛の告白を。死ぬまででいいから、一人の男して愛して欲しい、と。
詞紀としては、もう気持ちが傾いていますが、はっきりとした返事はなく、
自分(詞紀)のために一人で決めてずるい、と泣き出すのでした。
小屋に戻ってきてから、キスシーンもありますね。
智則からの突然のキスですが、これで自分も智則に恋しているのだと知る詞紀。

三年前の記憶に戻り、連れ戻される時、智則が詞紀に
自分を殺して逃げることもできる、と言っていますね。
当然、詞紀に殺せるわけがなく、自分は光なんていらない、
血で汚れた赤い手が見えない暗闇の中で生きていたい、と。
ここで智則が、光を見せようとした秋房が詞紀を傷つけたのなら、
自分が詞紀の闇となって、宿命に縛りつける、
詞紀が幸せだと思う闇の中を一緒に歩いていく、と。
光と影が対照的なものなのに、元は同じなんですよね。
どちらも詞紀を守ってくれるものというのが、ジンとしますね。
しかも、いつか詞紀が光の中を歩むまで、というのだから、切ないです。
一緒に光の中をいつまでも歩いていきたいだろうに。

苦しみを超えて、智則が【剣】との同調が終わり、平常心でいられるうちに
オニを退治することに。智則の戦い方は言霊です。
【剣】と同化した智則の左顔に模様が浮かび上がり、左目も金色に。
ここで、圧倒的な力でオニを消滅させました。
しかし、今度は智則が【剣】の力に飲み込まれ始め、
玉依姫を憎む【剣】が詞紀に向かってきます。
もはや、自死できないと分かった智則が、自分を殺すように頼みますが、
詞紀にはできませんよね。(「斬る」を選択すると智則が死亡し、
詞紀は季封に戻らないというバッドエンド)
自分の手のひらを斬り、玉依姫の血を智則に飲ませ、一時的に【剣】の力を
封印しようとします。ここで、吉影の兵たちが智則を探しに。
策士・智則は、自死できない場合のことも考えて、手を打っていたのでした。
それを知り、詞紀は間違っていると分かっていても、智則を連れて逃亡。
愛する人の側にいたいという気持ちを智則に告白すると、
なおさら一緒にいられない、と。

ここで詞紀が気絶し、次に気がつくと、例の小屋で秋房が側にいてくれました。
秋房は全ての事情を知っていました。智則に刺された時に、
自分が妖に落ちる、それをお前が斬り、剣を壊して、詞紀と結ばれろ、
と言われていたのでした。しかし、詞紀の気持ちはもう智則にあるので、
最後のお願いは無理ですね。
秋房の方は、三年前に詞紀の手を話してしまったことをずっと後悔していました。
もう一度、手を取ることがあるなら、もう二度と話さない、と。
詞紀が智則を愛していると言った後なので、
今回は秋房がふられんぼになっちゃいました。
幼馴染設定って、どちらかが失恋するパターンが多いので、切ないですね。(笑)

2人で智則を探す時、秋房が智則と【剣】を引き離す方法を考えた、
【剣】の力を使いきるまで戦えばいい、と。
一瞬、それいい考え!と思ってしまいましたが、詞紀の不可能説で
あえなく撃沈。オニですらあっさり倒される力を、
たとえ、【剣】の力を少し持っている常世神の力があったとしても、
消費させ続けるのは無理ってもんです。最終的には、少し違う方法で対処します。
詞紀の封印の力で【剣】の力を弱め、智則も力を少し抑えられるように。
その隙に秋房が攻撃を仕掛けますが、【剣】を引き剥がすことはできず。
再び、智則が【剣】の力を抑え込めなくなってきた時、
智則を止めるために、詞紀が剣を持って突進。
(「見守る」を選択すると、秋房と詞紀が智則に殺されるバッドエンド)
そして、智則の持つ【剣】で腹部を刺されます。
そこから血が【剣】に流れ落ち、【剣】の力が弱くなり、
智則が意識を取り戻したと思った時、道満が登場。

道満はこの世がなくなってもいい悪役なので、心置きなく倒せますね。(笑)
【剣】と同化した道満が神格化し、カミでも人でもない化け物に。
最強となった【剣】に対して、通用するわけがなく、敵の光の刃の雨攻撃を
避けるのが精一杯です。(智則も秋房も【剣】の力がまだ残っているため、
この攻撃を避けることができたようです)
ここで、秋房が自分の命と引き換えに、【剣】に渾身の一撃を食らわしますが、
秋房がやられ、【剣】はすぐに傷が復活。詞紀が諦めムードになりますが、
逆に智則は諦めず、戦おうとしたところで、
幻灯火・空疎尊・胡土前・古嗣が駆けつけてくれました〜。待ってたよ〜。
ここからは、智則の作戦で、智則が短刀で【剣】に致命傷を与えるから、
詞紀が傷口に全力で封印を送り込み、他の4人は【剣】の攻撃が
2人に当たらないようにサポート。
これでダメなら、あの世で皆で酒盛りをしよう、と。
サポートには、倒れていた秋房も加わってくれました。
この方法で、【剣】の破壊に成功。

その後、智則と詞紀が夫婦になる前日となり、2人で季封を一通り歩き、
仲間たちと順番に会話をしていきます。
最後は、季封が見える場所で2人きりで会話。
夫婦になるまでは、主と臣下の関係を貫こうとする智則でしたが、
結局、昔の言葉遣いに戻りましたね。
幼い頃から、詞紀と夫婦になりたいと思っていたと智則が告白し、
2人ともが、お互いと出会って、恋して良かった、と。
これからは幸せになろうということでハッピーエンドとなります。
智則も幸せになれて良かった〜。

全ての画像をフルコンプすると、冬の綿雪の一番最後にご褒美スチルが出ました。
学園ものですね。数学の教師は空疎尊、好青年な生徒が秋房、風紀委員が智則、
木刀を持つ硬派系生徒が胡土前、おにぎりを頬張る生徒が幻灯火、
不良系だけどちまきを片手に幻灯火に笑いかける生徒がアテルイ、
一人だけ白い学ランの王子様系生徒が古嗣。

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