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PSP「蒼黒の楔 緋色の欠片3 ポータブル」

PSP「蒼黒の楔 緋色の欠片3 ポータブル」のプレイ感想・攻略です。

【ストーリー】
世界を終末に導くといわれる「鬼斬丸」の完全な封印から一年が経とうとする夏。
「玉依姫」を継ぐ春日珠紀と、玉依姫を守る「守護者」たちは、平和に暮らしていた。
しかし、楽しい日々が続くことはなく、珠紀たち玉依の血筋の
ものを除いて村は無人となり、村からも出られなくなった。
この異変を調べるうちに、ある【鏡】が原因だと判明する。
鬼斬丸を封印することで消え去ったと思われた宿命の鎖が
再び珠紀たちを締め付けようとしていた。
ある者は大切な者を守るため、ある者は生き残るため、
ある者は復讐のために、世界の終わりに臨む中。
様々な組織、様々な人物、様々な思惑がぶつかり、
交鎖しあう中で、珠紀たちも「世界の終わり」を防ぐための
戦いに身を投じることになる。
何を正義とするのか、本当に守らなければいけないものはなんなのか、
大切な人と共に、珠紀が下す決断とは―。

【キャスト】
鬼崎拓磨:杉田智和
鴉取真弘:岡野浩介
狐邑祐一:浪川大輔
犬戒慎司:下和田ヒロキ
大蛇卓:平川大輔
狗谷遼:野宮一範
ケテル:羽多野渉
凛:代永翼
言蔵美鶴:藍川千尋
おーちゃん:池崎リョウ
芦屋正隆:永野善一
多家良清乃:古俣麻弥
アリア・ローゼンブルグ:磯村知美
フィーア:高橋あみか
五瀬新:西田雅一


キャラは「緋色の欠片」と同じで、続編になります。
前作の繋がりを考えて、基本は拓磨ルートのストーリーになっています。
アインが鬼斬丸を吸収して化け物となり、それごと守護者全員で倒す。
アリアは典薬寮に保護され、フィーアは行方不明、ドライは四賢人の罰で死刑。
この戦いで、宇賀屋静紀は死亡しているので、主人公と美鶴が2人で暮らしています。
キャラの恋愛はなかったことにされているので、新たな恋愛関係を作ることになります。
恋愛対象キャラは、おなじみのキャラたちに加えて、2人追加されています。


攻略の感想

拓磨か真弘、祐一か慎司、卓か遼のどちらかを各1人以上(計3人以上)クリアすると、
凜とケテルが攻略可能となります。
エンディングは、各キャラエンディングと悲恋エンディングの2種あります。
悲恋エンディングの動画は1つだけなので、1キャラクリアすれば入手可能。
(悲恋エンドの感想はまとめて下に記載)

○鬼崎拓磨ルート

芦屋と清乃の会話から始まりましたよ。
何か重大な秘密を芦屋=典薬寮は握っているようで、世界の破滅とまで…。

受験勉強に、なぜか真弘が加わっているのですが、実は浪人生だそうな。
前作で、アメリカに旅行に行ったことを考えると、1年は考える時間だったのでしょうね。
遼は1年浪人しているので、最初から受験生。
ということで、受験生は、主人公・拓磨・真弘・遼の4人。
この4人が、祐一や卓や慎司たちに勉強を教わっています。(慎司は年下なのに。笑)

しかし、お昼休み時間に、村人全員が神隠しに遭うという事態が発生。
残っているのは、玉依関係者と典薬寮の2人。
そして、突然現れた記憶喪失らしい謎の人物・凛。衣装からすると、昔の人? なのかな。

芦屋たちの登場で、色々な情報が入ってきます。
四賢人の残り3人が「ニール」っていう奴に殺されてロゴスが乗っ取られたことや、
季封村にある鏡を使ってニールが何かしでかしたこと、など。

洋館を調べたら、ニールが登場! って、ハゲたおっさんだった。(笑)
主人公がニールと直接会話をする姿を見ると、逞しくなったなぁ、なんて感慨も生まれますね。
ニールの目的は、人を滅亡させることだそうだ。
そういう意味で、カミの血を引く主人公たちの本当の敵ではないのですが、
半分は人の血を引いているから、やっぱり敵だよなぁ。
それにしても、異常事態から、守護者たちの力が弱まっているのは困りましたね。
あ、アリアも出てきました♪ 主人公と比べると、強いなぁ。
でも、真弘とアリアのお子ちゃま会話は健在ですな。(笑)
後で、フィーアも出てくるので、アリアには良かったですね。

芦屋が応援を寄越したと思ったら、薬師衆という怪しげな心霊戦闘部隊を率いるイケメンの五瀬。
薬師衆の能力は弱くなった守護者と互角らしい。
ここから、典薬寮の裏切りの応酬が始まります。
ニールがいるからと典薬寮と結託して洋館におびき寄せられたら、
実は、典薬寮が陽の鏡を狙っていて、典薬寮を裏切った芦屋と清乃が助け出してくれたと思ったら、
芦屋に陽の鏡を持っていることがバレ、芦屋が主人公たちを裏切る。
知らなかった清乃が主人公たちを助けてくれ、バラバラに逃げたのはいいけれど、
主人公グループ以外は逃げられなかったようです。
くそ〜、芦屋めっ! 話をややこしくしすぎだ。(この後、さらにややこしいことしてくれます。笑)

五瀬から逃げる時に、ここで好感度の高いキャラと数人で行動することになります。
今回は、拓磨・遼・美鶴。
ここで、主人公が陽の鏡を使って陰の世界へ逃げ込むことに成功しました。

ここまでで、分かったこと。
鏡が2つあり、陰の鏡は典薬寮が、陽の鏡が大蛇家が隠し持っていた。
陰の鏡は【うつろ】を作り出し、操ることができる。
【うつろ】は人間を陰の世界に連れて行き、陰の世界は人間の命を吸い取って、鏡に力を溜め込むらしい。
典薬寮=国は、鬼斬丸がなくなった今、主人公たちを危険とみなし、カミを消滅させようとしている。
ニールは、ロゴスが作ったホムンクルスで、実は、ケテルだったこと。
(最初にニールと名乗ったのはマルクト)
ニールは、実験となった犠牲者の恨みなどを持っているため、人を消滅させようとしている。
1000年前の鬼斬丸の解放は、実は鬼ではなく、鏡と鏡の契約者が原因だった。
1年前の鬼斬丸の出来事で、鏡の封印者が少しずつ目覚め始めている。
ということで、主人公、典薬寮、ロゴスの三つ巴戦となってきました。

陰の世界に行き、村人たちと出会うと、いきなり罵られましたよ。
生贄のことは村ぐるみでやっていたのに、それを全て玉依姫のせいにし始めた…。
生贄のために、美鶴が手を汚してきたことも責められました。
せっかく、鬼斬丸の呪いから解き放たれて、気持ちが前向きになってきたのに。
ケテルたちが、人間を庇う主人公の気持ちが分からない、って言っていましたが、
本当に、そうだよなぁ、なんて、私の心にも…。(笑)
1000年前のことが玉依姫のせいだったとしたら、これまでの状況は玉依姫のせいかもしれないけど、
鏡のせいということが分かった今、鏡の契約者が悪いということになりますよね。
この時、鏡の契約者を倒せなかったら、世界は消滅していたかもしれませんし。
ところで、鏡の契約者って何者なんだろう。

主人公と仲良くなった女子生徒が、父親が生贄になったことを知り、
「人殺し」と言われた時は、ちょっと悲しかったけど、
子供たちは何も知らなかったのだから、仕方がないですよね。
そんな彼女が、助けを求めにやってきました。自分が生贄になるから、母親を助けて、と。
いい子だねぇ。そして、ここで、典薬寮進入情報ゲット。

戦いの場所は、陰の世界の学校です。お札の霊力で敵を拡散させ、
五瀬の持つ陰の鏡を狙う作戦です。鏡が2枚揃った! でも、遼が…。

鏡が2枚揃ったのはいいけれど、いつの間にか、五瀬に呪いをかけられていたようです。
いつ、かけられたんだろう。
境内で、凛が鏡について話し始めましたが、もしかして、前の契約者か?
でも、そんな雰囲気もなさそうだし。これまでは、鏡の精みたいなものかと思っていました。(笑)
その正体は、1000年前に鏡の事件を知っていた古いカミ、だった。
はっきりしたことは分からないまま、いなくなっちゃいましたね。
でも、玉依姫もそのカミのことを知っているかもしれないという雰囲気。
そして、鏡の契約者になっても、破壊の力を止められるわけではなく、
結局、契約者が死ぬしかないそうです。やっぱり、「死」がつきまとってきますね。

拓磨の安らぎの場所は、蛍がたくさん飛び交う森の中。
ここが、1000年前に守護者だった拓磨の先祖が死んだ場所。
そして、五瀬、再び。(笑)
しかも、どうやったのか、ニールを倒しての登場だ。っていうか、本当に倒したのか?
五瀬は、カミさえ滅ぼせれば、人間が犠牲になってもいいらしい。
五瀬の過去に何かあったのかな。こんなにもカミを恨むようなことが。
主人公たちの護符の爆発、芦屋のさらなる裏切りによって、五瀬の鏡の契約を阻止し、
鏡を奪ってダッシュ。そして、残りの守護者と感動のご対面。やるなぁ、芦屋。(笑)

ラストは、全員で力を合わせて鏡の契約者を倒す、と思ったら、
結局、主人公と拓磨の2人で退治することに。(残りはうつろの相手)
巫女姿に変身した主人公が拓磨に霊力を送り込み、鏡の契約者は【鬼】と呼ばれた神を撃破。
主人公は主人公で、契約者の力を跳ね返していますよ。
頼もしくなりましたねぇ、こういうのが主人公の正しい戦い方ですね。(笑)
それにしても、拓磨の鬼姿、カッコいいですねぇ。前回は制服のままでしたが、今回は和服ですよ。
鏡の契約者の最期の言葉、気になりますね。
「…ようやく…呪われた運命から…解放…」
彼も何らかの事情で呪われてたのでしょうね。ところで、誰?
その後、拓磨のお気に入りの紅葉が咲く場所で愛を確かめ合いました。

○鴉取真弘ルート

実は、勉強もやればできる、真弘先輩です。(笑)

前半は大体同じ流れですね。
そういえば、よく見なくても、凛もケテルも登場が怪しいですね〜。
凛は何もしていないからいいけど、ケテルはその時点で術が使えていて怪しい。

真弘のコンビは祐一ですが、この2人の掛け合いは面白いですね。
以前の無口な祐一とは思えないくらい、突っ込んでいます。

五瀬から逃げる時の仲間は、真弘・祐一・アリア・ケテル。
真弘の場合は、主人公の真弘と同じ位置にいることがよくありますね。
真弘が強がったりする時は、自然と主人公が心のカバーしていますし。
同じ位置に立てるこのカップルは好きだなぁ。

ケテルとニールが揃ったところで、フィーアが登場しました! アリアにとっては朗報ですね。
これまでの戦いの際、祐一だけ身体が光って強くなっています。
その理由は祐一ルートで分かるかと思いますが、なぜ一人だけ?
フィーアが加わったことで、ロゴスと典薬寮の事情が分かってきました。
アリアとフィーアの本音シーン、ちょっと涙しました。
この後、芦屋のおじさんがご登場。味方も無事とのこと。

マルクトと五瀬は、マルクトの勝利。主人公が庇ったお陰で、五瀬は死なずに済みました。
裏事情が分からないと、彼のいいところが見えない…。(笑)

ケテルの正体がニールと分かった後は、がんばったけど一方的でしたね。
家に戻ってきた時、祐一から真弘が大学に受かっていたことを知らされました。
てっきり、旅に出ていたから受けなかったと思っていたのですが、
本当の平和を確認するまで、後輩たちの側にいてやりたい、と。
真弘らしいじゃないですか。うん、うん。彼はそういう奴だ。

ニールとは、ロゴスが作った人造の神、でした。
アリアは、ガラスの筒の中に入れられ、苦しんでいる少年のニールと会ったことがある。と。
ニールがどれだけ苦しんできたか、誰にも分からないことですね。
(多分、五瀬にもそれなりの苦しみがあるのでしょう)
水車小屋の外での覗きシーンは爆笑です。

ラストは、全員でニールに挑みます。が、アリアのセフィロトの力が効きません。
最終的には、他の守護者たちはやられ、真弘と主人公のみの戦いとなりますが、
鏡を奪われ、ニールが継承に入ったところで、主人公が阻止しようと体当たり。
結果、主人公が鏡の契約者となってしまいます。
死ぬことを覚悟したけれど、真弘に説得され、鬼斬丸を使ってニールを倒すことに。
鬼斬丸の封印を完全に解いたわけではないので、今ひとつ勝てず、
ニールが主人公ごと鏡の力を取り込もうとしますが、真弘が阻止。
主人公から鏡の力がなくなったことで、後はニールを倒すだけとなりました。
真弘と主人公、変身っ! キスの最終パワー補充で、真弘がトドメを。
マクルトがニールの遺体を持って立ち去っていきました。
これから、マクルトはどうするんだろう。
その後、村人は鏡が使われていた期間の記憶がなくなり、アリアとフィーアは主人公の家に居候、
フィーアは教師に、芦屋たちは典薬寮で主人公たちのために奮闘、鬼斬丸はニール戦で消滅。
主人公たち受験生組の合格発表を見に出かけます。
拓磨は合格。遼も合格。真弘と主人公も合格、でした。

○狐邑祐一ルート

これまでで、戦闘中に謎の力が出てきたところが、祐一ルートの一番気になるところでしょう。

前半は、真弘ルートと同じです。
五瀬から逃げる時の仲間は、祐一・真弘・アリア・ケテル。

祐一の変身の理由は、ゲントウカでした。玉依姫を守らなくては、という気持ちからでしょうか。
真弘から、祐一が典薬寮に関わる大学に行っている理由が分かりました。
典薬寮の動きを探るため、だとか。人間嫌いなのに、という真弘の心情が伺えます。
フィーアがホムンクルスだと告白しましたが、主人公、知らなかったみたいですね。
いろいろなルートをプレイしているので、情報が混乱するなぁ。(笑)

祐一と陰の世界に戻ったところで、狂気に駆り立てられた村人たちが…。
ヤバイ、一瞬、祐一がゲントウカになっちゃった。いつか、やられるなぁ。
逃げた先は、祐一の思い出の場所で、廃屋。
実は、主人公と祐一は、小さい頃に出会っていたんですね。おおっ、これこそ運命。(笑)
力が上手く扱えず、人間嫌いだった祐一に、一緒に遊ぼうと言った主人公。
玉依姫だからなせる業かな。その頃の本人は全く気付いていませんが。

またしても村人登場で、もう罵られまくりです。
祐一は、子供の頃からこういう目にあっていたと思うと、切ないですね。
ブチ切れた祐一がゲントウカになった時、それを止めようとした主人公が村人の銃弾で負傷。
おーちゃんはカワイイですねぇ。心のオアシスだ。
祐一ルートなんだから、もっと登場しても良さそうなのに。

何だか、ニールにちょっと気に入られてますかね。私と共に来い、というお誘いがありましたよ。

おおっ、祐一が白い狐の姿に! 目つきは悪いけど、モフモフしたいかも。(笑)

ラストは、ニールには主人公と祐一が、残りはマルクトと戦うことに。
ニールと祐一は似通ったところがありますが、唯一違うのは、祐一は主人公と出会えたこと。
ニールは最初から恨み込みで作られてしまったとはいえ、誰かが止められたかもしれない、
と戦いが終わったところで、ふと思ってしまいました。
でも、結局、鏡の力を使い切ったニールの頼みで、ホムンクルス対策用の短剣で殺すことに。
一週間後、村人は鏡の世界でのことを忘れており、芦屋たちは典薬寮でで主人公たちのために奮闘、
凛は行方不明、アリアとフィーアは主人公の家に居候、フィーアは教師に。
そして、みんなで境内で花火大会。友達と一緒に花火を、の約束を守ったのでした。

○犬戒慎司ルート

五瀬から逃げる時の仲間は、慎司・卓・凛。
逃げる途中で、凛が行方不明になってしまいましたが、清乃が連れてきてくれました。
ということで、主人公を含め、5人で行動します。
清乃からの情報で、仲間が典薬寮に捕まったことが分かりましたね。
死んだのかどうか心配しないだけ、今回は安心ルートなのかも。
おおっ、直後に、マルクト(ニールを名乗っている)が出てきた。
何だか、主人公が気に入られた模様です。

清乃情報その2。典薬寮の拠点はなく、常に移動し、居場所を知られないようにしている。
五瀬は、限定的な呪術を極めているタイプなので、不意の攻撃に弱い。
五瀬は、陰と陽の鏡が目的で典薬寮に入ったらしい。
薬師衆は、1年前に急きょ作られた実行部隊で、典薬寮はカミと対等に渡り合えるようになった。
薬師衆の弱点は五瀬。

守護者の能力が落ちても、慎司はちゃんと体術も会得しておりました。
格闘向けキャラじゃないからこそ、意外性があっていいですね。
主人公が薬師衆を不意とはいえ、投げ飛ばしたのにはちょっとビックリ。
結界を張る専門らしく、戦闘タイプじゃなかったみたいですね。
それでも、主人公は拓磨と卓にいろいろ教わっていたということで、パワーアップしてます。
多少弱くても、戦える女って、好きだな。(恋愛のヒロインとしては失格か?笑)

な、なんと、五瀬が季封村の出身者だった! 陰の鏡を管理していたのが五瀬家なのだとか。
陽の鏡を管理していた卓が五瀬家を知らないのが不思議ですね。

ここからは、結界の破壊、仲間の解放、鏡の奪取が目的となります。
慎司について、結界の破壊に向かったら、まんまと罠に…。
しかし、守護者の力が弱まったはずの慎司が猛烈に強くなったのは、なぜだ?
何だか、祐一と似たような嫌な予感がするんですけど。
もしかして、女しか能力が出ないはずの言蔵家に偶然生まれた男の能力が関係しているのか。
あ、慎司が倒れ、典薬寮にあっさり捕まってしまいました〜。しかも、全員。
でも、ナイスな卓が弱点の五瀬に罠を張ってくれていました。
初めて聞く、卓の術「スサノオ、現出」。あ、ウソって…。(笑)

守護者としてではない慎司の力は、他の守護者より高いらしいですよ。
どうやら、言蔵家の呪われた力=禁呪で、命を削る危険な呪術だとか。

慎司のお気に入りの場所は、秘密の遊び場。

五瀬との陽動作戦で、最後の選択肢で「まだ戦えます」を選んだら、
主人公自ら、禁呪らしきものを使いました!
っていうか、玉依関係者なら、使えるということかな。
1回で死んだところをみると、慎司より弱いようですが。
ここで、五瀬の告白が。贄の儀に反対した両親は贄の儀で死に、
鬼斬丸の影響で暴走したカミに兄弟が喰い殺された、と。
まあ、そんなところだとは思っていました。

ラストは、守護者の力が戻ったところで、五瀬が鏡の継承して化け物となり、
戦っていて強くなっちゃった天才(笑)の慎司と主人公で戦うことになります。
2人で五瀬の攻撃を分解した後、慎司がその力を取り込みました。
そういう使い方もあるんですね。結局は、玉依姫パワーを注入で、五瀬を撃破。
半年後、村人は鏡の世界でのことを忘れており、芦屋たちは典薬寮でで主人公たちのために奮闘、
凛とケテルは行方不明。
主人公たちの大学の合格発表の日を迎えたのですが、主人公は寝坊、慎司は待っていました。
残りは、全員、合格発表を見に行っています。
主人公と慎司は、自転車二人乗りで、バスに追いつくために「加速」。
そして、慎司の思い出の遊び場の木の名前に、「タマキ」が加わりました。

○大蛇卓ルート

ヒゲのない眼鏡の人、卓です。(笑)

基本的に、慎司ルートと同じです。
五瀬から逃げる時の仲間は、卓・慎司・凛・清乃。

卓の家で資料を探そうとしていたら、主人公が思わぬ事実を。
なんと、隠し部屋があったんです。大掃除で見つけられる仕掛けって…。(笑)

陽の鏡があった八角堂を調べている時に分かったことですが、
1000年前の事件後、大蛇家と玉依姫の取り決めで、鏡の契約者の封印や鏡の存在を闇に葬ったそうな。
理由は、鏡の存在を漏らさないためと、鏡の契約者を倒すために必要な鬼斬丸を封印することが
ただの時間稼ぎだと知れてしまうと、命の犠牲にためらいが出るのを防ぐため、とか。
ためらうのは、当然、村人たちでしょうね。
ここで、巻物発見。五瀬家のことが判明。

今回も、早々に全員が五瀬に捕まってしまいました。そして、またしても卓のハッタリで脱出。(笑)

鏡の「守る者/守られる者」で、卓が幼い頃の主人公に会っていたことが分かりました。
自分の宿命をババ様から聞かされた日、主人公を紹介されましたね。
主人公の方は小さすぎて自覚なしですが、1000年前の卓の血が分かったようです。

芦屋と卓の会話、卓の主人公への会話、その後の清乃の話から、
鏡の力を卓が継承して、卓が死ぬというストーリーが出来上がりました。
芦屋や清乃だと、鏡の力に耐えられず、あっという間に暴走モードに入る可能性が高いため、
芦屋が卓に話を持ちかけたようです。卓自身も最初からそれを考えていた模様。
くそ〜、乙女2人の気持ちも考えない、眼鏡コンビめ!

最後の戦いの前に、五瀬が本心を語ります。
今回の敵は五瀬にはなりませんでしたが、彼のこの思いは重いですね。

ラストは、芦屋が鏡の力を継承し、自分を倒すように仕向けます。
ああ、前回は悪なことが多かったのに、今回はいい人だった!
自分が生き残るためだと言っていますが、なんせ、主人公がアマちゃんなので、
敵が徹底的に「悪」じゃないと、全力で戦えないんですよね。
芦屋はそれを読んでいたに違いない。五瀬では、敵になれない、と。
と思ったら、決戦後、芦屋からの告白が。
鏡のことは学生時代から知っていて、世界が終わるという強迫観念に追われ続けた、と。
ようするに、自分が止めるしかない、と思っていたんですね。
あれっ、今回は、最終決戦に他の守護者たちが出てこなかった…。(笑)
1年後、村人は鏡の世界でのことを忘れており、ケテルはこれまでどおりの付き合い、
アリアは主人公の家に居候、凛と五瀬は行方不明。
五瀬には、清乃が見つけた五瀬の母親の手紙が送られました。
清乃は、芦屋の代わりに典薬寮の責任者となりました。
主人公と卓は、清乃がくれた地図に印された村の異常な場所を見に来ています。
分布図が1年前のものと分かり、2人は近くの温泉旅館で一泊することに。

○狗谷遼ルート

基本的には、拓磨ルートと同じです。
五瀬から逃げる時の仲間は、遼・拓磨・美鶴。

陰の世界の学校内の五瀬との戦いで、鏡を奪われないために、美鶴と拓磨を逃がし、
代わりに、主人公と遼が捕まりました。
連れて行かれる途中で、薬師衆の一人が近づいてきた。なんと、清乃だった!
そして、芦屋が式神に遼の声真似をさせて、かく乱、脱出。
と思ったら、今度は村人が…。知り合いにまで追われるのって、嫌ですねぇ。
遼と村人には大事な接点がありましたね。大事な人を贄の儀で失ったということ。
遼はそれを乗り越えて前に進もうとしているのに、村人たちは止まったまま。
それは仕方がないですよね。村人たちは真実を知らないのだから。

遼の思い出の場所は、竹林。父親が連れてきてくれた場所だそうだ。

ラストは、典薬寮VS季封村となります。玉依姫側に村人が一応協力しているので。
拓磨は結界を破壊しに、美鶴は村人を守る、名乗り出た女子生徒は五瀬を銃で狙う、
主人公と遼は五瀬の気をひいて、結界が壊れるのを待つ、という感じです。
主人公と遼は捕まってしまいましたが、ギリギリのところで守護者の力が戻り、五瀬を倒しました。
(鏡の力を継承していないので、殺していません)
いよいよ、鏡の契約者の登場。主人公と遼が対決します。
当然、遼は守護者として変身、主人公は陰の鏡を使って敵の力を吸収。
遼が鏡の契約者にトドメを刺して、倒しました。
数日後、村人は鏡の世界でのことを忘れており、教室で遼に「俺の女」呼ばわりされ、
クラスの話題に。その夜、遼の思い出の竹林で2人で月を見ています。
そして、今更ながら遼から愛の告白。

○凛ルート

うつろに襲われているところから仲間入りした凛ですが、全ルートで謎のままです。
唯一、鏡の使い方を知っていたことと、1000年前にいた古いカミであろうことだけが分かっています。
キャラは、慎司っぽくて、真面目でカワイイですね。

基本的に、慎司ルートと同じです。
五瀬から逃げる時の仲間は、凛・卓・慎司。
逃げる途中で凛がいなくなり、探しに行ったところ、薬師衆を倒していました。
うつろが守ってくれたらしい。うつろは陰の鏡が作り出したものなので、
やっぱり、鏡の契約者なのか?
あ、目が赤くなってますね。普段は青なのに。

主人公たちが五瀬にボコられている時、凛が暴走し始めましたよ。
この後、凛が鏡の契約者だと自分で告白します。(夢でそれを見て確信したから)
1年前の鬼斬丸の力が、鏡の契約者の封印を不完全に壊したため、
記憶を失い、自我を失ったまま、現世と常世を彷徨ったあげくに、現世に現れた、と。
2枚の鏡は、創世記に月読(夜を支配する神)によって創られ、
壊すことができずに封印されたけれど、1柱のカミが望まないまま契約者となってしまったそうな。

ラストは、2人の会話を聞いた芦屋が凛を殺そうとしますが、その場から逃げ出し、
さらに五瀬が登場。主人公がボコられたのを見て、凛が力を覚醒させ、いなくなってしまいます。
それを追いかけていたところに守護者全員と再会し、成り行きを説明。
凛と出会った場所で、鏡の契約者と対面。ボコられながらも、鏡に向かって、
凛と話をし始めたところで、1000年前の事件の詳細が小説で分かりました。
1000年前にも自我があったようですね。
主人公が変身し、鏡の契約者とキスすることで、鏡は砕け、凛は元の姿に戻れました。
1週間後、凛の服のことで守護者たちがもめてます。(笑)
村人は鏡が使われていた期間の記憶がなくなり、アリアは主人公の家に居候、
フィーアの行方が分かったということで近々再会予定。
ケテルは行方不明、芦屋たちは典薬寮で主人公たちのために奮闘。
主人公と凛は遊園地デートに行くところです。

○ケテルルート

ケテルの場合は、これまでのキャラ攻略でニールだと分かっているので、
どう彼を救うかがポイントになってきそうですね。

基本的に、真弘ルートと同じです。
五瀬から逃げる時の仲間は、ケテル・真弘・祐一・アリア。

主人公とちらほら会話し、一緒に戦っているうちに、ケテルが主人公を守る行動に出ました。
本人にも分からない感情のようです。しかし、マルクトが現れた後、
主人公だけ連れ去られ、洋館に。
ケテル(ニール)の衣装って、三賢人の服だったんですね。
マルクトが主人公を逃がす時に、ニールとロゴスについて告白しましたね。
マルクトはニールが作られる前からいたようで、実験を止めようとしていたと。
ええっ! この後、ニールを作ったのが自分だと、言っていますよ?
う〜ん、そういう展開できたか。

一度はマルクトに逃がされた主人公ですが、再び1人で洋館に戻り、
そこで、陰の鏡でうつろを操る五瀬と対決することに。
マルクトは薬師衆の相手を、主人公とケテルが五瀬の相手となります。
五瀬はホムンクルス対策用の短剣でケテルを攻撃し、主人公はとっさに手のひらで受け止めます。
マルクトの新たな告白で、マルクト自身が実験体となって人ではないそうです。
自分がマルクトに創られたこと、ニールも知らなかったんですね。
(同じ、ホムンクルスだと思っていたようです)
マルクトがニールを殺せなかったのは、家族のいないマルクトにニールが「パパ」と呼んだから。
いい話ですねぇ。こんな出生じゃなかったら良かったのに。

ラストは、1人で五瀬の元に向かうケテルに主人公がついて行きます。
しかし、五瀬に鏡の継承をされてしまい、マルクトが死んだことを知らされます。
そこに、拓磨・遼以外の守護者登場で、芦屋の裏切りが発覚。
芦屋の性格から考えて、こういうことも想定内かと思うのですが、五瀬、驚いていますねぇ。(笑)
マルクトが死んだことを悲しむケテル。ここから、主人公と五瀬を倒す決意をします。
五瀬が向かった鬼斬丸の封印場所で、化け物となった五瀬を主人公とケテルが倒します。
(トドメを刺したのはケテル)
カミを憎む五瀬、人を憎むニール、同じような境遇なのに、五瀬が救われるシーンがないのは
ちょっと残念ですね。彼のその後が気になります。
2週間後、村人は鏡が使われていた期間の記憶がなくなり、
芦屋たちは典薬寮でで主人公たちのために奮闘、
アリアとフィーアはしばらく滞在後、ロゴスに戻って違う機関に作り直すことに。
主人公は受験勉強中。ケテルは償いのためにもロゴスに戻る決意を。
しかし、主人公と愛を確認したので、いつか戻ってくる約束をします。

悲恋エンディング
※悲恋エンディングの動画は、1キャラをクリアするだけで入手できます。

拓磨ルートは、拓磨が鏡の継承をし、短剣で殺せというけれど、主人公にはできず、
自分で自分を刺し、死亡…。1年後のお盆、拓磨の残した手紙に書いてある紅葉の綺麗な場所に、
秋になったら、遼も誘って、美鶴と一緒に行こうと約束。

真弘ルートは、ニールが鏡ごと主人公を取り込み、主人公の意識はニールの中へ。
悲しみにくれて、ニールに向かってくる真弘を、ニール目線で見る主人公。
主人公の叫びがニールの動きを止め、真弘にニールごと殺すように頼みます。
真弘にトドメを刺してもらい、戦いは終了。
1年後、真弘のお気に入りの場所で、祐一と語っています。
いやぁ、これ、すごく泣けます。残されたのが相手の方が胸にきますね。
真弘の切ない叫びが耳に残りますし、死んでからまた会おう、なんて切ない…。
拓磨ルートでもこういうバージョン、見たかったなぁ。

祐一ルートは、ゲントウカの力を使い、ニールの攻撃の効かず、
ホムンクルス対策用の短剣で、ニールを倒します。
ニール自身は、やっと解放されて、祐一に感謝しながら消滅。
祐一は、ゲントウカの力を使い切り、死亡。
数日後、思い出の家で、アリアが祐一が一度だけしてくれた話をしてくれます。

慎司ルートは、禁呪を使い、命と引き換えに化け物の五瀬を倒します。
禁呪を発動させた時点で、心臓が止まり、言霊の力で動いているとか。
全てが終わり、主人公が目覚めた時には、慎司の姿はありませんでした。
1年後、主人公は大学生になり、慎司が死んだ場所で清乃と話しています。

卓ルートは、卓が主人公と清乃を洞窟の外に逃がしましたが、
途中で清乃が芦屋のところに戻ってしまい、洞窟がふさがれてしまいます。
洞窟の外で慎司と再会し、他の仲間の無事は分かりましたが、
主人公が卓・芦屋・清乃が死んだことを告げます。
っていうか、せめて中に入って確認するくらいはしないのか?(苦笑)
1年後、主人公は大学を受けず、典薬寮が卓に頼むはずだった仕事をしています。
その典薬寮の役人の名前は「賀茂」です。(「緋色2」のキャラ。笑)

遼ルートは、鏡の契約者に全く歯が立たず、遼がやられてしまったので、
主人公が鏡の継承を。芦屋が現れ、主人公にトドメを刺してくれ、死亡。
数ヵ月後、境内にいる遼のところに、拓磨が現れ、お前は悪くない、と言ってくれます。
主人公が死ぬパターンその2ですが、真弘の方がちょっと悲しいかな。

凛ルートには、悲恋エンディングはありませんが、唯一のバッドエンドは、
凛を連れて逃げず、仲間にも凛のことを言わないと、鏡の契約者が覚醒し、
主人公1人ではどうにもならず、主人公が鏡の契約者となります。
その時、凛の人格も主人公の中に入り込み、多分、そのまま2人で死んでいったのだと思います。

ケテルルートには、悲恋エンディングはありませんが、唯一のバッドエンドは、
「止めて」「待って」を選択します。
マルクトが死んだことで苦しむケテルですが、それでも人間への憎しみの呪いから逃れられず、
ケテルを抱きしめる主人公を殺してしまいます。あ〜、悲しすぎるバッドだ。

「特典」→「映し鏡」

各ルートのストーリー中に見られるものはその場で読みましたが、
ルートクリアで入手できるものは後から読みました。
悲しいお話、面白いお話、真実のお話など、どれも面白かったです。
特に楽しかったのは…。
「真・剣・勝・負」玉依姫残し(ババ抜きの反対のババ残し)で勝った人が、
主人公を1日独り占めできるというお話。
「大晦日に缶コーヒー」鬼斬丸事件の後の大晦日、拓磨と真弘がそれぞれ、
主人公に夜這いを…、愛の告白をしに向かうというお話。

※「画像鑑賞」→「その他」の最後の1枚(3列目中央)は、
 「映し鏡」の「おセンベイを半分こ」を読むと入手できます。

玉依姫回想遊戯

玉依姫残しのゲームに勝つと、対戦キャラ2人のうちの1キャラのボイスを入手することができます。
1キャラ3種×8人分=24種の声がありますが、1ゲームに少し時間がかかるので、
全ボイスを集めるのはちょっと面倒でした。でも、堪能しました♪

●「蒼黒の楔 緋色の欠片3 ポータブル」の攻略サイト
HalfAdder

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