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「水曜どうでしょうな夜」トップゲーム攻略>PSP「BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-」

PSP「BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-」

PSP「BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-」のプレイ感想・攻略です。

【ストーリー】
物語の舞台となるのは、四方を豊かな大自然、
美しい森に囲まれたウェブリン王国。
しかしある時、その平和な国にある疫病が蔓延しはじめる。
その疫病の名は――ゾディバ。
その原因は誰にも分からず、人々はただ恐怖と戦うことしか出来なかった。
そんな中、あちこちで凄惨な事件が多発するようになった。
夜明けとともに、食い散らかされた無残な遺体が発見されるのだ。
人々は森に一体どんな凶悪な獣がいるのかと怯えた。
だが――……。
いつしか、噂が広がり始める。
人を襲って喰い殺している獣の正体、それはまさに、狼種なのだと。
それに結びつく形で、噂は過熱する。
曰く、狼の被害にあった村で、より多くの疫病者が出た。
曰く、狼種に会った男が病で死んだ。
曰く、病の正体は狼の呪いなのだと――……。
そうした噂に背を押されるようにして、ウェブリン王国・ガバルディ六世は
一つの決断を下した。
それは、――……「狼狩りの令(ジェノサイドウルフ)」。
己の命を守るため、家族の命を守るため、狼狩りの熱狂がウェブリンに吹き荒れる。
ウェブリンの王都の近郊、「美しき森(シャルメッセン)」の名を持つ
居城で開かれた晩餐会。
狼種の生き残りであるラスと出会い、自らも外で出たいという理由から
逃亡という形で行動を共にするフィオナだったが、
ラスの優しさや悲しみを一番近くで感じ、狼種が忌み嫌われる存在ではない事がわかる。
しかし、狼種を忌み嫌うウェブリン王国の双子の王子、
メヨーヨとオージェに逃亡中のラスとフィオナは追われる事に…。

【キャスト】
フィオナ・ガーランド:主人公
ラス・ヴォガード:梶裕貴
メヨーヨ・フォン・ガバルディ:櫻井孝宏
オージェ・フォン・ガバルディ:吉野裕行
ネッソ・ガーランド:三木眞一郎
ザラ・スキーンズ:石田彰
アルル・V・フェルノア:森川智之
ギラン・ギノー:谷山紀章
ユリアン:細谷佳正
パール:岡本信彦
リッチー:下野紘
エルザ・クリフォード:岸尾だいすけ


全体的に、絵も話も童話のような雰囲気があります。
設定は悪くありませんが、大筋のルートは狼種・猫種・家族ルートの3つのみで、
共通シーンが多くて、攻略キャラが多い割に、ラスト以外は展開が少ないです。
文章が同じことの繰り返しっぽいところが多々あり、
もう、次のシーンにいっても…、と思わなくもないところも。
各キャラたちの心の声が割と多いですが、その割に、
感情の盛り上がり方が薄いですね。各キャラの性格はいいので、
それぞれの感情をもっと激しく描いたり、ストーリー展開を
もと盛り上がるように描いてあれば、もうちょっと楽しめたかな。
(ラストの方に、すべてを詰め込みすぎて、途中経過が物足りない感じです)

選択肢が少なく、乙女ゲームというより、読み物という感じです。
2周目以降に、スキップ機能を使うと、かなり待たされます。
恋愛度は、他の乙女ゲームと比べると、盛り上がり度は低め。
ほとんどが、最後に無理やり恋愛オチに持ち込む感じが多いかな。

主人公の名前を初期設定のままにしても、名前を呼んでもらえないのはかなり残念。
盛り上がるシーンで名前を呼ばれないのは違和感があるので、
ここは少しこだわって欲しかったかな。基本的に「お嬢様」などと呼ばれます。
性格は、塔に閉じこもって育てられたため、病弱でおっとりしていますが、
お転婆な一面もあるという、無難な感じです。

各キャラは全体的に個性もあって良かったです。
ただ、一番メインっぽいラスのセリフが少なかったり、
キャラとして少し存在感が薄いのが残念でしたが。
声優さんは私好みの方ばかりで、豪華で素晴らしいと思います。
クライマックスの泣き演技は、ストーリーが緩くても泣けてしまいます。
狂気系キャラもすごく良かったですし、まっすぐキャラもいい感じでした。

オープニングはいいですね! ラス役の梶さんが「Tears」を歌っています♪
ラスの気持ちを歌っている歌詞で、梶さんの声も合わせて、少し切ない雰囲気ですね。
すごくクセになります。
ちなみに、PC版「BLACK WOLVES SAGA -Bloody Nightmar-」の方も
梶さんが歌っていらっしゃるんですね。「Dear Despair」という曲です。
こちらも切ない系で大好きになりました。

登場する種族
人間種(ヒューマ)…フィオナ、ネッソ、エドガー
狼種(ヴォルフ)…ラス、アルル
猫種(キャッシィ)…メヨーヨ、オージェ、ユリウス
犬種(フント)…パール、リッチー
兎種(ラビッツ)…ザラ
獅子種(レーヴェ)…エルザ
鼠種(ラーテ)…鼠騎士
熊種(ベアーレ)…カイル

エンディングの種類
GOOD END(グッドエンド)とBAD END(バッドエンド)の2種がある。
好感度100%でグッドエンドになる。
バッドエンドにするには、ルート上の選択肢のどれか1つ好感度を上げなければO.K.。
(ラストの選択肢が、キャラルート必須になっているものもあるので注意)

ルート解放条件
特定のキャラのグッドエンド・バッドエンドをクリアすると
解放されるルートがある。

ラス→アルル、ネッソ→エルザ、ネッソ・ザラ→パール・リッチー、
アルル→狼種 TRUE END

キャラの年齢
パール・リッチー12歳、フィオナ16歳、ギラン17歳、ラス18歳、ザラ22歳、
ネッソ24歳、エルザ25歳、メヨーヨ・オージェ26歳、ユリアン27歳、アルル30歳、


攻略の感想 ※ネタバレ。
※全体のネタバレ感想は一番最後にあります。

ラス ルート

まずは、主人公の境遇から始まりました。
人間種のロベイラ種(アルビノ種のような感じ)のため、病弱で死にやすく、
父親が専用の塔まで作って過保護に育て、16歳の誕生日を迎えるまで
生きながらえることができたという設定です。
召使いの兎種のザラはいいですね〜。最初から好感度高い!
犬種のパールとリッチーもかわいいです。ただ、セリフや性格が
被り気味なのが残念。もっと個性的でも良かったかな。
2人とも男の子なのですが、人間型になるとリッチーが女の子になるのは
ちょっと笑えました。大人になっても女の姿になるのかな。

16歳の誕生日に、庭でパーティーを開くことを許してもらい、
生まれて初めて、外に出たのですが、庭に忍び込んでいた狼種のラスと遭遇。
ここで人質にされ、塔どころか、シャルメッセンの外に連れ出されます。
ラスの性格の暗さは仕方がありませんが、本当にセリフが少ないですね。
せっかく、梶さんなのにもったいない…。(笑)
逃げられないというのもありますが、外に興味がありすぎて、
自然と、ラスト行動を共にしてしまうという流れになります。
フィオナの狼種の知識は世間とほぼ同じですが、狼種が呪いで
ゾディバという死病をばら撒いたとは何となく思っておらず、
ラスがゾディバにかかっていることを知ったり、ラスの優しさにも触れ、
その思いが強まっていきます。

10年間、迫害され続けたラスが、ところどころで奇妙な言動を見せます。
水面に映る自分の姿に言い聞かせるようにブツブツ呟いたり、
爪で傷を引っかく自傷行為をしたり、辿り着いた村の宿屋では
フィオナの首筋に噛み付き、血をすするという行動まで。
狼の本能からすると、血をすするより、肉を食べる方がぴったりな感じなので、
どちらかというと、吸血鬼っぽい行動ですね。
どれも無意識なので、かなり病んだキャラです。

一方、フィオナを追うのは、2グループ。
一つは、目の前で妹をさらわれた兄のネッソたち。
ネッソ、部下であり親友のエルザ、ザラとパール・リッチーの5人です。
ネッソとはどうやら血の繋がりがないようです。母親が違うのは
説明で分かりましたが、父親も違うということになるのかな。
それとも、母親さえ違えば、血の繋がりがないとみなされる世界なのか。
ネッソはフィオナのことが好きらしいです。
エルザは今回初めてフィオナと対面するわけですが、
親友のために一肌脱いで、一緒に捜してくれるいい奴です。

もう一つは、フィオナの婚約者で国王の息子である兄のメヨーヨと
双子の弟のオージェ。いいですね〜、この悪兄弟。(笑)
メヨーヨは表面上、冷静な対応ですが、オージェはセリフ自体に
めっちゃ悪意ありな役どころです。兄に対しても、主人公のことを
「ブチャイクちゃん」と皮肉を言うくらいです。
っていうか、ラストの展開を見ると、兄好き(兄になりたい?)のようなので
誰と付き合ってもダメだしするんでしょうね。
この性格悪の双子が、配属でネッソを遠くに追いやった元凶です。
(ネッソはフィオナとメヨーヨの結婚を認めていないので)

村で、鼠騎士で結成されたCCK(チューチューナイツ)に見つかった後は、
怪我をしたラスをかばったところをネッソたちに助けられました。
チューチューナイツ、何度もいいたくなるかわいい名称ですね。
鼠なので、ナッツが最高のご褒美っです。(笑)
ラスがゾディバにかかっていることを知らせ、
その対策として、ザラの作ったまず〜い試薬品を飲むことに。
その後、気を失っていたラスは1人で逃げ出し、
狼種に対して何もできない歯がゆさを感じつつ、彼が無事に逃げられることを
フィオナは願いながら帰路へ。

ラスは、仲間のギランに痛めつけられつつも、根城のザナンに戻り、
兄アルルたちに無理やり血を飲まされます。血を飲みたくないラスに
無理やり飲ませる姿は悪のように映りますが、後々、事情が分かってくると
仕方がないことだったんですね。
そして、今度はアルルが白銀の狼姿でフィオナを誘拐。
今度は、ザナンまで連れて行かれます。
ここで、人間種のロベイラ種が狼種のゾディバを治すかもしれないと知り、
協力することになります。ラスがフィオナに噛み付いた時から、
この展開は読めてしまいましたね。
人型を保っているのは、アルル・ラス・ギランの3人のみで、
残りはゾディバのせいで、理性がなくなりつつあります。
アルルとギランもゾディバにかかっていましたが、
いつの間にか戻っており、アルルによるとその原因は
人間種のロベイラ種を口にしたからではないかと。
そこで、フィオナの血を仲間に舐めさせることになります。
そういえば、好戦的なギランは嫌な奴かと思いましたが、
頭を撫でられるのが好きだったり、褒められると喜んだり、
フィオナを襲ってアルルに叱られた後、甘いお菓子を持って謝りに来たりして、
結構、かわいい一面を見せてくれます。ギランとの恋愛もありです。(笑)

さて、ここまでくると、狼種が迫害される原因がある程度分かってきました。
後で分かりますが、ゾディバにかかった筆頭騎士のアルルが、
理性を失って、王宮にいたメヨーヨたちを襲ってしまった、
ということがきっかけでした。
顔に傷を負ったメヨーヨが狼種を憎む理由はここでしょう。
「狼狩りの令」で、狼種を殺しまくり、ラスたちの両親や姉も殺され、
今度は、ラスがメヨーヨたちを憎むという負の連鎖が。

ある程度、仲間のゾディバが治りつつあるところで、
アルルは、国をおかしくしたメヨーヨとオージェを殺す作戦に移ります。
その囮として、フィオナが使われるわけです。フィオナとしては
争いを止めたい気持ちもありますが、止められるわけもなく、
一緒に暮らして情が移ってしまった狼種のために動くことに。

しかし、ビアレスの町を壊滅させる時に、ネッソたちと遭遇し、
アルルとネッソの戦いを見る羽目に。
フィオナの心境としては複雑ですね。自分のためにここまで探しに来てくれた
ネッソ・エルザ・ザナ・パール・リッチーを裏切っていることになるので。
しかも、この後、ネッソには衝撃的な結末が…。
メヨーヨたちに報告に戻ったところで、無残にも殺されてしまいました。
え〜、こんな展開ありなの? 普通だったら、瀕死でも生き残るパターンが
定番っぽいのですが、あっさり父親ともども双子にやられました。
童話の救いのない怖さがこんなところに…。(笑)
ネッソは、アルルがネッソを殺さなかった本当の理由も、
フィオナの心境も知らずに死んでしまいましたね。

メヨーヨとオージェをザナンにおびき出したところで、
アルルたちは最後の命を懸けた作戦を決行します。
それは、ザナン城の周りの森を焼き、退路を立ち、双子を殺すというもの。
作戦を決行する前に、アルルが「この戦いで死ね!」と
仲間たちに言いますが、切ない言葉ですね。
仲間を助けるためにここまで頑張ってきたのに、負の連鎖を断ち切るために、
命を懸けて戦えと言わなくてはならないのですから。

フィオナはラスと一緒に行動し、そこにメヨーヨたちと遭遇。
自分のところに戻らないフィオナを殴るメヨーヨの心理は
このルートではちょっとまだ分かりにくいですね。
ただ単にフィオナが珍しいロベイラ種だったから興味を持ったのか、
他に興味をそそる何かがあったのか。
フィオナよりも狼種の方が思いの比重が高いので、
フィオナ自身に興味があったわけではないという感じに見えます。
ラスは双子と戦っているうちに傷つき、最後にオージェに右目を潰され、
トドメを刺されそうになりますが、フィオナが飛び出し、
掌を刺されてしまいます。っていうか、ここは手足じゃなくて、
いきなり、肩とかお腹とか背中とかの方が感動的では?と思いましたが、
その後、容赦なく、背中を刺されます。命をかけて庇うのなら、
やっぱりそうでなくちゃ。(笑)
その時、森に放たれていた火がメヨーヨの顔に…。
そして、ラスとフィオナが隠し持っていた短剣でメヨーヨを倒したところで、
オージェが笑いながら、兄と同じになりたいと言い、
自分から火に顔を焼かれるという奇行に走ってしまいました。
オージェの心境はメヨーヨ以上に分からん…。(笑)
オージェの設定が不明なだけに、狂ったように炎に焼かれていくという
このオチはちょっといまいちですね。口調は割と普段通りなので、
狂うきっかけがあれば盛り上がったのですが。

死を覚悟したフィオナとラスは、炎に包まれてキス。
一応、途中でラスがフィオナに心を開いていきますが、
恋愛要素が薄いので、何となくモヤモヤしたハッピー展開です。
ここに至るまでに、フィオナはラスは優しい、を連呼していますが、
ラスの心の傷は、狼狩りの後に助けてくれた少女を
血に狂って襲ってしまったことでしたね。
だから、フィオナを襲ってしまった時にそれがダブリ、
さらに苦しむことになったようですが、フィオナが優しかったので、
徐々に惹かれていくようになったと思われます。

グッドエンドは、七日七晩燃え続けた炎は、「ザナンの浄炎」と
呼ばれるようになり、メヨーヨとオージェが死んだウェブリンは
腹違いの兄が王となって大きく変わり、「狼狩りの令」がなくなります。
ザラは、フィオナが癒した狼種の体からゾディバの抗体を作り出すことに成功。
アルルとギランは行方不明ですが、死んだとされています。
それから数年後、過去の呪縛から解かれたラスはフィオナとの間に
双子の子供をもうけ、森の小さな家で暮らしています。
まだ、狼種の恐怖が残っているので、おおっぴらには人前に
出られないという状況です。
双子は、男の子は人間種の容姿と能力で名前はジュート(太陽)、
女の子は狼種の容姿と能力で名前はカナリ(月)。
いつか、狼種が他の種族と分かり合える日が戻ってくることを願うような
終わり方でした。

バッドエンドは、メヨーヨを倒した後、炎の中を逃げる2人。
両目の見えないラスと煙を吸ってしまったフィオナ。
何とか炎からは脱出できましたが、フィオナが動けない状態に。
そこで、ラスは出会った時にフィオナにもらったハンカチを出しました。
それだけで、もう満足みたいなところがありますね。
水を汲みに行こうとするラスに、フィオナは側にいて欲しいとせがみます。
そこに、オージェが登場。兄さんみたいになれたかなぁ、と笑いながら
2人に迫ってくるところがいいですね〜。(笑)
そして、剣でラスを切り刻み始めました。
ここで、ラスが、許してくれ、ごめん、と命乞いをしてしまうのは残念。
フィオナを守るために、必死で戦って欲しかったです。
そして、ラスが殺され、今度はフィオナがトドメを刺され、ジ・エンド。

アルル ルート

ラスとストーリーが被っていると思い、次はアルルを攻略。
大筋はラスとほぼ同じです。(後半はアルル用の選択肢で変更)

アルルの言動は貴族並みに紳士的で好感度が高いですね。
彼だけを見れば、狼種が怖いものというイメージは信じられません。
しかも、少し低音のいい声がぴったりですね。
以前は、攻略キャラの声が低いのは苦手でしたが、
何本もプレイしていくうちに、低音の魅力に気付いてきましたよ。(笑)
フィオナの最初の頃の印象は、ネッソやザラのようなお兄さん的な感じ。
年齢は2人よりもさらに上なので、下手したらお父さん的?
ギランに対しても、お父さんみたなところがありますしね。

ギランに襲われたところで、これまで旅をしてきたラスでなく、
アルルに助けを求めるというのは、ちょっと腑に落ちない気もしますが、
そこは目をつぶることに。(笑)
この場で、ギランはアルルに怒られますが、おバカなギランは
俺もゾディバ!と言い張り、まるで漫才のような会話が。

アルルが騎士として城にいた頃は、狼種は戦闘には長けていたが、
頭を使うことには疎かったため、「学のない狼種」と馬鹿にされていたとか。
ここで、亜種人の特徴が分かります。
猫種は頭を使った駆け引きが得意、狼種は戦闘に特化し、優れた身体能力を持ち、
兎種は医療に特化し、薬草やその研究を盛んに行っており、
人間種は特化能力はないが、なんでもそれなりにこなせる、と。

フィオナが好きな本は物語ですが、アルルは苦手だが、1冊の本を手に取り、
昔、フィオナに似た少女が好きだった物語だと教えてくれました。
おおっ、アルルの過去が明かされ始めましたよ。。
フィオナが思い出していますが、狼騎士がメヨーヨ以外にも、
許婚を手にかけたことになっていましたね。
そして、狼騎士も死んだことになっているはずだと。

ピクニックで襲われ、ザナン城で寝込んでしまったフィオナ。
眠っていると思って、心配する言葉をかけた後、額にキス。
声が出ず、身体にも力が入らないないフィオナはちょっと焦り気味。
その時、「お前はエルヴィラによく似ている」と。
おいおい、そのエルヴィラというのが何と、フィオナの従姉妹で、
十年前には、メヨーヨの許婚だったと!
しかも、エルヴィラが選んだのは狼種の筆頭騎士を選んだ、と。
新たな展開がきましたよ〜。メヨーヨが狼種を恨む理由が増えましたね。
そして、彼女が死んだから、似ているフィオナを許婚にしたのか?
(もしかしたら、エルヴィラはメヨーヨに殺され、
それを怒ったアルルがメヨーヨを殺そうとしたのかも…)
ここで、フィオナがアルルの優しさが自分ではなく、
エルヴィラに向けられていることに気付き、涙が。
というか、もう、恋にはまり始めていますね。

戦い前にアルルの口から全てが明かされます。
騎士だったアルルがメヨーヨの幼馴染で許婚のエルヴィラと恋仲になり、
エルヴィラがメヨーヨを説得して、アルルの許婚になります。
エルヴィラの世間知らずっぽい口調やセリフは少しイラッとしてしまいました。(笑)
ずっと一緒にいる割に、メヨーヨを知らなさすぎましたね。
愛がないにしても、自分のものを取られたメヨーヨは、
ただでさえ、人望のあるアルルをより憎むことに。
メヨーヨの本質は中身は子供だったと、何となくここで分かってきましたね。

一方、アルルはゾディバに侵され始め、エルヴィラを傷つけないために
遠くに行こうとしますが、一目見てから、というのが命取りに。
渇きが抑えきれず、説明する前に、エルヴィラの血肉を堪能してしまいました。
最初は、驚き、怖がったエルヴィラですが、話を聞いた後、
それでも一緒にいたいと2人で暮らすことを提案。
しかし、そこにメヨーヨがやってきて、アルルを殺そうとします。
アルルを庇ったエルヴィラがここで死亡。怒りで我を失ったアルルは
爪でメヨーヨに襲い掛かり、この時、メヨーヨの顔に傷がついた、と。
その後は、10年間の争いに繋がるわけです。

最終決戦は、メヨーヨとアルルの対決。
現場には、フィオナ・ラス・ギラン・オージェがいます。
メヨーヨは自分の命と引き換えに、双子を殺し、全てを終わらせようと
考えていましたが、この時、フィオナの言葉がエルヴィラと重なり、
2人を止めています。
フィオナのセリフが少し能天気すぎるのは、エルヴィラが話しているように
見せるためだと思いますが、フィオナとしてはちょっと違和感あり。
ここは、エルヴィラが乗り移った設定の方がしっくりきたと思いますが、
その後の展開からすると、それではダメなんですよね。
彼女を見て、メヨーヨは過去に生きたエルヴィラを選び、
アルルは未来を生きるフィオナを選んだ、という流れになるので。
正直、恋愛に持っていくのがちょっと苦しい…。
せっかくのいいシーンですが、アルルとの盛り上がりエピソードが
ほとんどなかったので、唐突すぎますね。

フィオナ・ラス・ギランはその場から離れ、アルルの生死も不明。
火が消えるまで、3人は寄り添いあい、全てが終わるのを待っていますが、
この3人で仲良く暮らす展開もありですね。(笑)
火が消え、生き残りを探しに戻ると、メヨーヨとオージェは狼たちに
噛みつかれた状態で焼け死んでいました。
そして、焼け焦げた狼たちに守られて、アルルは生きていた…。
ここで感動すべきは、命をかけて、狼種の未来を切り開いた狼たちですね。
このオチは素晴らしい、じんわり感動した〜。
生活していた頃に狼たちとの会話があれば、もっと感動できるシーンですね。

グッドエンドは、シャルメッセンの森の片隅に作られた小さな村で、
生き残った狼種がひっそり暮らしており、アルルは療養中。
全てから解放され、アルルは穏やかな笑みを浮かべるように。
敵も味方も多くを殺した自分が生き残ってしまったという後悔はあるものの、
フィオナと生きる決意をしたアルルなのでした。ラストはキスで終わり。
後に、この村は「人と狼を繋いだ村」として有名になったそうな。
鳥篭の姫君は狼種の王の姫君となり、村を守り、種族を超えた共存関係を
作り上げようと努力した、と。

バッドエンドは、身体を焼かれても生き残った最後の狼の王アルルは、
狼姿で人を呪う殺戮の狼となり、人を襲い、ザナンの黒い悪魔と呼ばれています。
顔の片側は焼けた姿で生き残ったオージェは、精神を病んだフィオナを
魔女としてシャルメッセンの塔に幽閉しています。
メヨーヨを失ったため、誰もオージェの狂気を抑えられなくなった、と。
精神を病んでいながらも、銀狼をアルルと認識しているようで、
銀狼がフィオナを食い殺して、エンド。
アルルの最後のセリフは、フィオナ、ひとつになれた、でした。

そういえば、今回もネッソは死亡エンドでした。(笑)

狼種 TRUE END

アルルの最終選択肢に、「二人と一緒にいたい」が追加されました。
アルルルートでセーブしておいて、ここからプレイするだけで見られました。

フィオナは、狼種と共に生きていく決心をしています。

そして、ザナンの浄炎の前日、ラスとアルルの会話で、
狼種に生きる意味があるのかを語っています。
やっとラスが自分の思いをたくさん語ってくれてます♪
ラスは、生きるためだけに逃げ、フィオナ以外には誰にも必要とされず、
人を喰らったこともあり、嫌われていたと思う、と。
アルルは、死の病ゾディバがウェブリンで発生した理由を考え、
狼種だけが長く生き延びれるのか、神の試練ではないか、と。

そして、ザナンの浄炎から二十年後。
ウェブリン王国を囲む列強各国を、再び、ゾディバが襲い、
国王ガバルディ七世は、ゾディバ抑制剤の薬を無償で提供することを決意。
ここに至る流れには、アルルたちがゾディバにかかり、
狼狩りの令が出され、メヨーヨとオージェが国を動かしたことで、
ゾディバを治すには、狼種とロベイラ種が必要であることは分からなかった、
それがなければ、治療薬などなく、誰にも治せない死病として、
世界を揺るがしたであろう、と。
ちなみに、薬を開発したのは、とある兎種(ザラかな)で、
ラベルには狼と少女のマーク。
各国から感謝されたウェブリン王国は、永久に侵略されない
永久中立国となったそうな。

そして、フィオナ・アルル・ラス・ギランが狼種の村で、
子供たちに狼種の英雄たちの話をせかされています。
話とは、ザナンの浄炎のことです。
メヨーヨとオージェを討ち、ザラがゾディバの治療薬を作り、
狼種は人間の姿を取り戻し、狼狩りの令は解除され、
十年の憎悪の傷を解決するにはまだ時間が足りないので、
狼種の村が作られたということです。
いつしか、吟遊詩人たちは「黒い狼の伝説(ブラックウルヴスサーガ)」と
呼ぶようになったそうな。
恋愛要素なしですが、上手いことまとまりましたね。

メヨーヨ ルート

前半の銀狼にさらわれる直前までは、ラスルートとほぼ同じです。

銀狼にさらわれそうになった時に、自力・ラス以外の選択肢であれば、
多分、さらわれずに済むかと思いますが、ここはかわいいパールとリッチーに
助けてもらいました。そのまま王都に近づいたところで、
メヨーヨが迎えにやってきました。というか、ネッソに引導を渡しにきた
という感じでしょうか。
フィオナを助けるために、結果的にラスをCCKから助けることになり、
さらには逃げられたことで、メヨーヨはネッソ=ガーランド家を反逆罪に
陥れることにしたわけです。ここで、忠誠を示すために、
メヨーヨの靴を舐めさせられたネッソ。ネッソとしては、フィオナのためなら
何でもできるという気持ちがあるので、後々の会話でも割と平静ですが、
周りは怒り心頭でした。(フィオナならどこでも舐められるという
ネッソの発言には、ガン引きやドン引きされてます。笑)
この後、フィオナだけは自分が連れて帰ろうとするメヨーヨに対して、
狼種に噛まれたことを告げるフィオナ。これで、少しは考えを変えてくれることを
期待してのことでしたが、それ以上に、おかしな反応が返ってきましたね。
アルルルートを見ているので、その狂気の理由が、元許婚の事件であることは
一目瞭然です。自分を選ばないフィオナも殺そうとしますが、
ちょっと意外だったのは、オージェがメヨーヨを止めようとしたことでしょうか。
あ、ちょっと素なオージェを見ちゃった、って感じです。(笑)

その隙に、ネッソやフィオナたちは馬で逃走し、その後、
ネッソの駐屯地であるビアレスに向かい、その途中で、
グリンワルドに立ち寄りますが、ちょうど狼種に襲われた直後という
最悪の現場に遭遇してしまいます。女子供は連れ去られ、
村は焼き払われ、男たちはかみ殺されています。
ラスと出会い、迫害されている狼種の辛さを知ったというのに、
その狼種は町を壊滅しているという事実が辛いですね。
この後、エルザは1人で王都で情報収集するために、戻っていきました。

一方、メヨーヨは病床の父王を丸め込んで、ゾディバの感染者を処刑する
という案を受け入れさせました。そして、自分に実権が移るように手配も。
これで、ネッソを王理由を作り、フィオナも手に入れようと企てています。
フィオナのゾディバ感染については、何か策がありそうな感じです。

ここで、牢に入れられたエドガーの様子が入ります。
十年前、兄の娘でメヨーヨの許婚エルヴィラが王城で命を落としたこともあり、
エドガーがフィオナを王宮に上げるのを渋っていたところ、
14歳のネッソが、自分が王宮騎士になるまでフィオナをやらないで欲しい、
自分が騎士になれば、フィオナを1人で王宮にやることもなく、
近くで守ることができるから、と。
エドガーとしても、王城が見た目ほど美しい場所ではないことを
身をもって分かっているので、引き伸ばし作戦として、
フィオナは6歳から塔に閉じ篭る生活をすることになったのでした。
ただ単に、ロベイラ種だから、という理由だけではなかったんですね。
フィオナが16歳になり、本人がメヨーヨの元に行きたいというなら、
それでもいいと思っていたところに、今回の事件が起こった、と。

フィオナたちがビアレスに着くと、なぜか人々の視線が痛々しい様子。
ネッソの家は王都の兵士たちがいて戻れず、宿に泊まることもできず、
困っていたところに、以前、ネッソが助けたヘンリエッタが
匿ってくれることになりました。そこで、王都からのお触れで、
ゾディバに感染している者は隔離する、匿った者は反逆者とする、と。
隔離=始末だと分かっているので、人々はゾディバを恐れ、
それをばら撒くと言われている狼種の襲撃を恐れている、
ということを知ります。

そして、狼種がビアレスを襲撃。目的はフィオナなのですが、
逃げる途中でみんなとはぐれてしまったフィオナは、
CCKによって眠らされ、王都の空中庭園に連れ去られてしまいました。

空中庭園は、花に囲まれた鳥篭みたいな場所で、
庭師だという猫種の青年ユリウスが、フィオナの世話係をしてくれています。
新キャラ出てきましたね。でも、彼の正体がすぐにわかっちゃった。
猫種ですよ、猫種。これはもう第一王子でしょ。
先にネタばらししちゃうと、メヨーヨたちの陰謀で、
第一継承権を剥奪されて、ここに監禁されてしまったということです。
その兄王子に世話をさせるというのはどういう心境なんだろう。

この後、メヨーヨたちがやってきて、自分が捕まったせいで、
ネッソたちが狼種狩りに行かされたことが分かります。
(メッソ・ザラ・パール・リッチーの4人だけで行かされたので、
実質的には、狼種にさっさと殺されてしまえ、ということです)
他にも、ゾディバの治療薬があることを匂わせてきました。

父親のことも心配で、食事が喉を通らないフィオナを心配して、
ユリウスがエドガーに会わせてくれるように取り計らってくれ、
エドガーから、脱出の計画を聞かされます。
そして、当日、双子が狼種討伐に出かけた後、エドガーの部下が
迎えに来てくれますが、忠臣のエドガーは脱出しないことを知らされ、
愕然としますが、事情を察し、父親の思いを無駄にしないために
フィオナは脱出することに。ユリウスは知っていて見逃してくれました。
王子様の切ない独り言が悲しいですね。一緒に行ければ良かったのに。

そして、ザナンにやってきたフィオナが遭遇したのが、
炎に焼け爛れ、瀕死状態のメヨーヨとオージェ。
ここで、どちらかを助けるかどちらも助けないという非情な選択肢が…。

「助けない」を選択すると、ノーマルエンドっぽい終わり方になりました。
ネッソは双子を探しているのに、フィオナは何も言いません。
双子は死んだ状態で見つかり、フィオナは元の塔に戻り、
ネッソ・ユリウス・ザナの展開はグッドエンドと同じ、
狼種たちはウェブリンから姿を消してしまいました。
ある夜、パールやリッチーと共に、狼たちの悲しい遠吠えを聞いています。
そして、ラスと分かり合えなかった、また会えたらいいのに、というエンド。

グッドエンドは、メヨーヨを助ける選択をすると、オージェが死んでしまいます。
っていうか、役立たずのフィオナはオージェについていろよ〜、
って思ってしまったのは、私だけでしょうか。(笑)
1人残されたオージェが死ぬ時、助けようとしたCCKが役に立たず、
罵ってしまったので、CCKに見捨てられるという流れに。
最後に、誰も自分の声なんか聞いていない、と諦めの気持ちが
オージェの本当の思いを少し見せていますね。

ネッソたちと合流した後は、ネッソは王都に報告に戻り、
フィオナとザラは意識の戻らないメヨーヨの看病のために残ります。

しばらくして、荒れたウェブリンをまとめたネッソの功績により、
エドガーは幽閉を解かれ、ガーランド家の嫌疑も晴れ、
廃嫡されていたユリアンが王位を継ぐことになり、
ザラは王都の研究施設で、ゾディバの特効薬と予防薬を発見。
狼種だけはウェブリンから姿を消してしまっています。

そして、メヨーヨは世継ぎの王子として回復不可能と判断されたため、
オージェと共に死んだことにされ、虚脱感状態になっていますが、
その側にはフィオナがいます。
メヨーヨは何もない自分の側になぜいるのか、と不思議そうですが、
分からないけど、放っておけなかったから、何もない今の表情の
メヨーヨが好きだ、というのがフィオナの答えです。
恋愛感情の好きではないので、恋愛ハッピーエンドというわけではないのですね。
ここで、双子の過去が分かります。
父王は、正妻の子だけを可愛がり、能力が優秀な双子を顧みなかった、
双子の母親は正妃の嫌がらせに疲れ、死を選んでしまった、
自分が王になれば全てが手に入る、勝たなければ殺されると思っていた、
しかし、負けてみて、ようやく望んでいたものが手に入ったような気がする、と。
誰かに愛されたかっただけなんですね。
それにしても、あの温和なユリウスの母親が意地悪をしていたとは…。
王家も大変ですね〜。これは、王様が悪いわ。(笑)

バッドエンドは、顔を焼かれたメヨーヨは狂ってしまい、
城に戻っても、同じ顔の痛みをみんなに強要させようとしたり、
いないオージェに話しかけたりしています。
王はメヨーヨを廃嫡し、王城の地下牢に幽閉。
フィオナが面会にくると、ひどく汚れた捨て猫のようなメヨーヨが。
フィオナをエルヴィラと呼び、記憶もその頃に戻っています。
いくら気が狂っているとはいえ、この扱いはどうかと…。
そんなメヨーヨを見て、泣き出すフィオナ。
そして、フィオナは隠し持っていたナイフで、メヨーヨの首を刺し、
楽してあげたのでした。って、こんなダークなオチなの…。(苦笑)

オージェ ルート

ここまでで、一番本心が気になるオージェを攻略します。(笑)
王都付近に迎えに来るところまでは、メヨーヨと同じです。

兄の代わりにフィオナを迎えに来ましたよ。あれ、ちょっと雰囲気が優しい?
という天邪鬼的なところが、オージェの性格らしい。(笑)
フィオナはメヨーヨとは許婚としてそれなりの親しみがあるが、
オージェとは接点がそんなにないと、ちょっと緊張気味です。
まあ、「ブチャイクちゃん」って呼ばれるくらいだし、
好かれてはいなさそうと感じてはいますね。
(逆に、好きだからいじめるタイプかも?)

その後は、メヨーヨとネッソと合流してから、空中庭園に連れて来られる
までは同じ展開。

空中庭園で、メヨーヨが部屋を出て行った後、
オージェはそれでいいのか、と聞いたところ、意味不明な顔をされました。
うん、選択している自分も意味不明な流れですね。
だって、オージェとちゃんと会話したの、さっきの1回だけだし。(笑)
オージェは、兄さん第一だから、兄さんがよければそれでいい、と。
その後に、フィオナがそれだけではないと感じたことを察し、
何か思惑ありげな感じです。

エドガーとの会話で、メヨーヨが狼種を憎んでいることは理解したが、
オージェがそれに従っていることに、なぜか疑問を抱くフィオナ。
っていうか、兄第一であれば、別におかしくないんだけどなぁ。
エドガーがいうには、退屈しのぎではと思えるところがあるらしい。

ユリウスとの会話で、オージェが剣で戦う姿が想像できないというと、
オージェが登場。オージェがいうには、宮廷楽師で吟遊詩人らしいです。
オージェが去った後、用もなく一人で来るなんて珍しいと
ユリウスがこぼしました。オージェとしては、ちょっと気になってるのかも。

グッドエンドは、オージェを助ける選択をすると、メヨーヨが死んでしまいます。
本当なら、第一王子のメヨーヨが先のはずですが、なぜか死んで欲しくない、
と思ってしまったから、という理由で、メヨーヨは見殺しです。(苦笑)
オージェを助け出す時、メヨーヨの意識が少し戻っていました。
誰かに必要とされたかっただけなのに、また置いていかれた、
という切ない思いが。しかし、背負われているのがオージェではなく自分で、
その隣にいるのがフィオナだと思い込み、幸福感のまま目を閉じたのでした。

この後、オージェの心の声(?)が。何となく、二重人格っぽい感じですね。
長い間外で遊んでいたけれど、閉じ込められてしまった、と。
狼種にしてやられたけど、それを楽しんでいる節があります。
世の中全てのものは自分が利用するためにある、
みんな馬鹿ばかりで、同じレベルで話せる人は兄も含めて誰もいない、
普通じゃ逝けないから、一度死んでみることにした、と。

ザナンの浄炎で、メヨーヨは死に、オージェは壊れ、
狼種の最後の復讐は果たされましたが、フィオナはなぜオージェを助けたのか
まだ分からないままでいます。
そして、目を覚ましたオージェは、今までの人格がなくなり、
言葉が話せない幼児になってしまいました。
最初は植物状態だったようですが、少しずつ表情が出てきた、
ザラを敵とみなし、フィオナには笑みを浮かべるところまできた、と。
オージェはメヨーヨと一緒に死んだことになっていて、
フィオナは小屋でオージェの世話をするのでした。
オージェのセリフが「ん〜」とかしかないのが残念と思ったら、
最後に、「これも飽きちゃったよ」と以前のオージェで一言。
今回の結末、かなり雑ですね。オージェの本心はフィオナには
分からずじまいじゃないですか。それはないわ〜。しかも恋愛要素もあまりないし。
結局のところ、二重人格、ではなさそうですね。
生まれつきかどうかはともかく、普通では楽しめない特殊な性格だった、
ということのようですが。

バッドエンドは、ザナンの浄炎で、メヨーヨだけでなく、
ネッソ・ザラ・エルザも死んでしまっています。
炎の中、顔が半分焼け爛れたオージェは、猫種以外は殺せと笑いながら命じています。
紙に選ばれた自分が世界を変える、と。
その後、ウェブリンを支配したのは、「狂王」となったオージェ。
父王を殺し、抵抗するものを殺し、過去を知っているものを抹殺。
親衛隊やCCKも殺しています。いつしか「皆殺しのオージェ」と呼ばれるように。
シャルメッセンの塔に戻っていたフィオナは、魔女として炎で炙り出されそうに
なっています。下では、フィオナを呼ぶオージェが。
そして、あの時、見殺しにしていればよかったと、思いながら、
愛しい人たちを思いながら、身を投げて死んでしまいました。

ネッソ ルート

ビアレスが狼種に襲撃されるところまで、メヨーヨとほぼ同じです。

8歳年上の母親違いのネッソは、父親同様にフィオナを
過保護なくらいに可愛がっています。
これまでのルートでも分かるように、フィオナのためなら
メヨーヨの靴だって舐めちゃうくらいです。
そして、大剣を振るう姿はカッコいいです。
しかし、血が繋がっていないといいつつも、父親は同じなんですよね。
昔の日本は母親違いは一緒に住んでおらず、結婚が可能だったので、
それを採用したと思われますが、現代だと禁断の愛…、では?
このあたりの説明があった方がよかったですね。

ビアレスの襲撃では、ネッソの相手が最初はギランのみ、
後から、血を飲まされてボォ〜としているラスが加わっています。
純粋な戦闘の腕前は、ギランよりラスの方が上なんですね。
個人的に、ラスの二刀流もギランのチャクラムもカッコいいですよね。
ネッソがピンチになった時、王都からエルザが仲間を引き連れて戻ってきました!
ここでネッソが気を失い、ビアレス近くにあるカウワン砦に移動。

カウワン砦で、ついにフィオナがゾディバを発症。
発症したのは今回が初めてですね。タイムリミットは一応、1週間。
フィオナはロベイラ種なので、それより短い可能性ありです。
これを聞いたネッソは、愕然としますが、ここで熊種のカイルが声だけで登場。
カイルは、10年前にゾディバの研究をしていたのですが、
仲間と資料をメヨーヨたちに奪われ、運よく生き残った一人なのでした。
メヨーヨたちが貴族から権力を巻き上げ始めたり、
人望のあるネッソを反逆者にしたことで、反旗を翻した人々がおり、
それをエルザが率いてきて、その中にカイルもいたわけです。
ここで、フィオナを助けるには、資料が必要だということになり、
ネッソたちが囮となってメヨーヨたちをおびき寄せ、
その隙に、パールとリッチーが資料を盗み出すという作戦を決行。
出かける前に、ネッソが意識が朦朧としているフィオナにキス。
ついに、兄妹の域を出て、手を出してしまった…。(笑)

作戦は成功しましたが、撤退時にネッソが落馬し、この後、記憶喪失に。
フィオナのゾディバはこの作戦とカイル・ザラのお陰で治癒。
一方、ネッソの記憶は、日常生活や情報などはあるのですが、
自分自身のことは失われ、過保護すぎる妹思い兄のネッソがいなくなります。
普通の兄妹の関係としては、当たり前なのですが、それに違和感を感じたフィオナ。
ザラは、ネッソがフィオナを愛していることに気付いていたので、
チラッとほのめかすことを言っていますね。
ようやく、フィオナ自身もネッソに対して兄以上の想いがあることに気付き、
昔のネッソがいなくなってしまったことを悲しみます。

グッドエンドは、砦がメヨーヨ率いる国王軍に見つかり、
脱出することになりますが、地下通路の外では、
メヨーヨたちが待ち構えており、ネッソはフィオナの命を助けるために、
自分の命と引き換えに、メヨーヨの妻として命を保証してもらうことに同意。
以前のネッソは、どんなことがあってもフィオナを渡すことはしなかったので、
これにはフィオナが泣きながら反対し、一緒に死ぬ方がいい、と。
そこで、ネッソは自分でも分からないが、フィオナを誰にも渡したくないと思い、
一度は捨てた剣を再び手に取り、メヨーヨたちに対峙。
なら死ねということで、2人が大ピンチになった時、今度は狼種が急襲。
メヨーヨとアルルの対決、オージェとギランの対決が始まります。
この隙に、傷だらけのネッソとフィオナは逃げました。
このルートでは、狼種がどうしてフィオナを狙ったのか分かっていませんが、
ザラたちがゾディバの治療薬を完成させたので、それが狼種たちにも
渡るといいなぁ、と思ってしまいました。

その後、双子王子が死亡、第一王子のユリアンは行方不明、
という混乱に陥ったウェブリンに、ネッソたちは戻ります。
シャルメッセンの塔に戻ったフィオナは、ネッソが来るのを待っていますが、
国王の急死が重なり、混乱を収拾できると考えた人々が、
ネッソを国王にしてしまいました。そういう展開できたか〜。

ある日、フィオナのところに国王の舞踏会の招待状が届きます。
今回の混乱の一因となった跡継ぎ問題の含み、正妃選びの目的です。
ここで、妹だからその中には入れないと感じたフィオナでしたが、
ネッソは、フィオナを真っ先にダンスのパートナーを求めてくれました。
ここで、泣きながら、ネッソの側にいられないなら妹なんで嫌だ、
と訴えるフィオナ。記憶がないからとか、口ごもるネッソですが、
ここで、記憶がないことが幸いするという流れに。
兄と妹という枠が取っ払われ、男と女として見ることができた、
という感じですね。女として見て欲しいというフィオナに、
ネッソが取った行動は、正妃をフィオナにすると公言。
ここで誰にも相談せずに公言したのは、ガーランド家に権力が集中する
という批判から逃れるためでした。
そして、ネッソは最初からフィオナを正妃するつもりだったそうな。

後は、夫婦となった2人はキス(とそれ以上先もありですね)をし、
甘い夜のひと時を過ごすのでした。
数ヵ月後には、王の業務に疲れたネッソを迎えるフィオナ。
何となく、ネッソの記憶が戻っているのかな、と思わせる素振りが。
どっちにしてもラブラブだからいいじゃないか的なエンドでした。

バッドエンドは、メヨーヨに命乞いをするところで、
メヨーヨに何度も刺され、首まで切られて、死亡…。
フィオナはネッソの首を持たされ、城に連れて行かれるところでエンド。
っていうか、刀身の細いレイピアで首切れるのかな。(苦笑)

ザラ ルート

カウワン砦のところまで、ネッソとほぼ同じです。

フィオナによると、ネッソは包み込んで守るタイプ、
ザラは陰から支えて守るタイプだそうな。
ダメな時はちゃんとダメと言うけど、いつもお嬢様第一の執事ですね。
中世的な姿や口調が好きだなぁ。ウサ耳も可愛いし♪
そんな温和なザラが、フィオナの不注意で銀狼にさらわれそうになった時、
絶対零度の視線で怒りましたね。それだけ、大切に思っているわけです。

カウワン砦につき、フォオナがゾディバを発症してから、
フィオナは、自分と触れるとうつることを恐れていますが、
ザラはそんなことで触れられなくことの方が嫌だといわんばかりな
優しさと意志の強さを見せてくれます。
しかし、あまりにも何度も言うし、黒い痣まで出てきてしまったため、
ついに、ザラが涙を流すシーンが…。ザラの本心が垣間見えて、感動しますね。
ザラだって、まだ22歳の若者なのですから、大好きな人が死にそうになったら
不安になるのだって当たり前ですね。

ザラの子供の頃の話の時、戦争孤児だというところまでは
他のルートでも明かされていますが、より詳しく語られます。
薬師として行商をしていた両親の手伝いをするうちに、薬の知識を得たこと、
両親が死んだ後、奴隷として扱われ、死のうと思ったこともあること、
その時、薬に知識があるためにエドガーに助けられたこと、
不幸な自分に対し、幸せに暮らしている女の子が憎らしかったこと、
意地悪をしても一度も疑われなかったこと、居場所のなかった自分に
居場所をくれtので、身を守る術を持たない女の子を守ると決めたこと、
その女の子がいたから、村を焼いた人を恨む気持ちが薄れていったこと、など。
フィオナの方は、外に出て世の中を見たことで、ザラが強い人だと気付きました。

タイムリミット間近で、フィオナの声が出なくなってしまいますが、
ザラと話しているうちに、フィオナはザラの方が疲れていることに気付きましたね。
フィオナはザラのお陰で安心できましたが、ザラの方が余裕がなくなっています。
そして、フィオナは自分がザラのことが好きなんだと気付きます。
あ〜、気付いてばかりだ。(笑)

そこで、パールとリッチーが研究資料を持ってきてくれ、間一髪、
フィオナは九死に一生を得ました。声が出るようになったので、
死ぬ前に、愛の告白をしてしまったフィオナですが、助かったことが分かり、
ちょっと赤面。しかし、これでザラも秘めていた本心を打ち明けてくれ、
両想いになったのでした〜。めでたしっ!
今回は、ラストに恋愛要素が詰まっていて、良かったですね。

数日後、ネッソたちは亡命、ザラとフィオナは残ってゾディバの研究を続ける
という結論に至ったところで、双子王子の死亡が確認され、
事態は様子見ということに。
フィオナが残るという流れの時に、パールは残ると言い、
リッチーはネッソと行くという意見の食い違いがありましたが、
リッチーの方が少し考える性格だとはっきり分かりましたね。
自分たちが残ると、フィオナに迷惑がかかるから、だそうです。
本当なら、ずっと一緒にいたフィオナと一緒にいたいと思うパールの
気持ちと同じはずなのですが。偉いなぁ。
パールとリッチー、どちらかというとリッチーの方がお兄さんなのかも。

しばらくして、ネッソの謀反の疑いを晴らすことができ、エドガーも釈放。
ザラとフィオナは、砦に残って、他の医者たちと薬の研究を続け、
今では、ウェブリンの国中に配られている、と。
現在は、狼種のゾディバを治療をする薬の開発です。
狼種だけは、他の種族と違い、ゾディバに対する抵抗力が少しあるため、
長く生きられるので、同じ薬ではダメのようです。
ここで、ロベイラ種の血が注目されているようですね。
今は、アルルが信用してくれ、研究に協力してくれるのを待っているところです。
その後、久しぶりにシャルメッセンに帰ろうかという流れになり、
帰ったら、それぞれが他の人に独占されるだろうから、先に2人の時間を作ろう、
というラブラブな会話で、家に戻っていくところでエンド。

バッドエンドは、パールとリッチーが研究資料を届けてくれ、
ザラが薬を作りますが、フィオナはすでに瀕死状態。
薬を飲ませますが、時すでに遅し、でフィオナは死んでしまいました。
ザラもパールもリッチーも大泣きで、こっちも悲しくなりました…。(泣)

一年後、ゾディバ以外の新種の病気まで発生しています。
ザラの回想により、囮になっていたネッソが戻ってきた時には
フィオナは死んでおり、ショックを受けますが、
リーダーとして反乱軍を連れて、国境を越えて行き、
隣国の協力を得ながら、エドガー救出の機会を待っています。
一人ウェブリンに残ったザラは、こう思っています。
悪意が病を呼ぶという噂が本当なら、自分からフィオナを奪ったこんな世界は
病みついて終わってしまえばいい、と。
ちょっと待て、新種の病はザラの仕業、のようです…。
バッドとしては、なかなかいいオチかもしれませんね。

パール&リッチー ルート

カウワン砦のところまで、ネッソとほぼ同じです。

パールとリッチーと呼ばれるところからも分かるように、
パールの方がお兄ちゃんです。が、しっかりしているのはリッチーの方。(笑)
能天気なパールの言動に、リッチーがつっこむという感じですね。
人間姿では、パールは男の子なのに、リッチーはなぜか女の子ですね。
この謎がここで解けるかと思いましたが、その設定はないようです。残念。

この2人がシャルメッセンに来た理由もこのルートで分かりました。
フィオナのために、エドガーが孤児院から引き取ったということでした。
それまでは、食べ物を盗んで食べたり、お腹がすいて動けなくなったり、
塔に連れて行かれた時は、パールは食べられるのかと思い、
リッチーは奴隷としてこき使われて、殺されるかもしれないと思ったと。
しかし、優しいフィオナにお菓子をもらって、徐々にだと思いますが、
そんな心配がないことが分かり、フィオナに懐くようになったようです。

ゾディバの研究資料を盗む大役を与えられた2人は、城に入り込む方法を考えます。
パールは、壁の外に穴を掘るなんて作戦を考えますが、
時間がかかりすぎるとリッチーが却下。この後にも、城壁を登るとか
城壁を壊すとか、見張りの兵士を倒すとか、無理な方法を
考え続けていた模様です。この能天気さは可愛いなぁ。(笑)
リッチーが城に運ばれる食料に隠れて入り込む作戦を考え出します。
上手く城に入り込んだ後は、炊事場で研究員のにおいを
鼻のいいパールが嗅ぎ分け、地下へ。
ここで、一度、侍女に見つかり、兵士に追いかけられますが、
地下牢にいたエドガーに助けられました。
牢の鍵を入手したり、壊している時間がないので、エドガーの命で、
そのまま、奥にある研究所へ行くと、檻に入れられ、弱った狼種と遭遇。
研究資料を手に入れた後、パールの案で、狼種を牢から出してあげたのでした。
これが、後々、彼らの命を救うことになったと思われます。

無事に城の外に出た2人ですが、ここで、CCKに囲まれてしまいます。
鼠種がいくら小さいとはいっても、数が多ければ、侮れませんね。
時間がないということもあり、どちらか1人が研究資料を持って
先に砦に向かうことになります。

パールのグッドエンドは、リッチーに研究資料を持たせて先に行かせ、
パールは自分は命を懸けての足止めをします。
傷だらけになりつつも、最後の一人、レオニダスに
ダメージを与えたまではいいのですが、レオニダスの最後の反撃にやられ、
最後かと思った時に、狼の遠吠えが聞こえ、気を失ってしまうのでした。

リッチーの届けた研究資料により、ギリギリのところで
フィオナは一命を取りとめ、目を覚ましますが、
パールが戻ってこないことを知ります。
その後、メヨーヨとオージェが狼種にやられて死んだことで、事態は一転。
反乱軍は王都になだれ込み、ネッソは直接、陛下に釈明することができ、
謀反の疑いが晴れ、エドガーも釈放。
ザラは国から支援を受けながら、砦でゾディバの薬の研究を続け、
フィオナとリッチーはは、パールの帰りを信じて、ザラの手伝いをしています。

数ヵ月後、薬草を摘みに出たフィオナとザラの前に、一匹の野犬が現れ、
それがパールだと気付きます。しかし、正気を失っており、
何を言ってもうなるばかり。そこで、フィオナはお菓子をあげることで
正気を取り戻せるかもと考え、試してみたところ、少し様子が変わり、
そのまま気を失ってしまいました。
そして、砦のベッドで目を覚ましたパールと再会を喜び合うのでした。

パールの回復後、シャルメッセンに戻ってきたフィオナたち。
ある日、ネッソが来た時に、パールがネッソのところで働きたいと願い出ます。
もっと強くなって、フィオナに見合う男になり、お嫁さんにするのだと。
リッチーも何かあるとは気付いていましたが、相談がなかったことに
驚いていますね。こうやって、パールも成長していくんですね。
しかし、唐突にお嫁さん宣言ですが、案外、フィオナはすんなり受け入れてますね。
パールの本気にまだ気付いていないということですな。
パールが出て行き、1年後にはリッチーも外に出てしまいました。
リッチーはどこで何をしているんだろう。
3年後、大きくなった少年のパールと再会。
どうせなら、青年姿まで一気にいっちゃっても良かったですね。
そして、花束を手に、再度、結婚の申し込みを。
と、ここで、リッチーも登場しました。こちらは美少女姿に成長してます。
あくまでも、女の子姿なのが可愛いですね。
その姿で、抜け駆けは許さない、というのですから、微笑ましいです。
結婚の答えはしませんでしたが、楽しい会話が続きそうなエンドでした。

リッチーのグッドエンドは、パールをリッチーに置き換えた感じですが、
塔に戻ってきてからは、フィオナを女として意識し始めています。
2人でデートの約束をしたり、大人びた表情を見せたり、
最後には、お嫁さんになってと可愛い顔でせがんだり。
フィオナは、リッチーに押され気味で、結婚の約束をしてしまいましたね。
そして、約束のキスをリッチーにされちゃいました。
リッチーは、将来、すごくかわいくなって、フィオナをさらうらしいです。
かわいくなって、というところが笑えますね。

パールのバッドエンドは、夢でパールと再会し、目が覚めた時、
リッチーもパールの気配を感じていたため、ザラと3人で外に探しに出たところ、
パールの死体と対面することに…。フィオナは、自分のベッドに連れて戻り、
最後のお別れをするのでした。

リッチーのバッドエンドは、パールをリッチーに置き換えて、同じです。

エルザ ルート

カウワン砦のところまで、ネッソとほぼ同じです。

エルザは、ネッソの部下ですが、歳は1つ上です。
でも、ネッソの声が大人びているせいか、逆に若く感じるかな。
キャラは、おちゃらけていたり、真面目だったりで、
少々つかみどころがないですね。愉快な人っぽい雰囲気はありますが。

フィオナとエルザは誕生日パーティーの日に、初めて顔を合わせたので、
フィオナにとっては、相手の情報がほとんどないわけですが、
グッドエンドに向けて、前半からエルザを選択するので、
ちょっと違和感がありますが、後半にググッと距離が縮まるシーンが
詰まっていますし、エルザが気になる理由も何となく分かります。

双子王子おびき出し作戦では、オージェと一騎打ちしていますが、
何だろう、この双子王子の剣の強さは、って思いますね。
ネッソやエルザは現場で毎日鍛えているので強いのは当たり前ですが、
双子王子はあくせく鍛えるタイプに見えないので、
ネッソたちと互角(それ以上?)の強さなのが不思議です。
まあ、オージェは人を殺すのが楽しそうなので、剣を鍛えるのを
楽しんでいそうな絵が思い浮かばないでもありませんが。(笑)
今回も、狼種に助けられ、無事に戦線離脱できます。

フィオナのゾディバが治り、体力回復の日々を送りますが、
外に出たいフィオナが、ザラに内緒で庭まで出たところ、
エルザと遭遇し、2人だけの秘密ができました。
この後、何度か2人で話す機会があり、親睦が深まっていきます。
エルザルートが一番恋愛している感じがしますね〜。
フィオナがエルザを気になっていた理由は、塔にいる頃、
1度、エルザが庭で剣の鍛錬をしているのを見ていた時、
目が合って隠れてしまった、という思い出があったからだと思われます。
エルザの方も、フィオナに言われて、やっぱりフィオナだったのか、と。
フィオナがすぐに隠れてしまったため、はっきりとは分からなかったようですが、
見られた〜、という思いがあったようです。もしかしたら、この頃から、
エルザもフィオナが気になる存在だったのかも。

ある日、エルザに砦の外に連れ出してもらったフィオナは、
エルザから、ネッソが兄以上の感情を妹に持っていると聞かされ、
エルザのことが好きだという含みを持つ言い方をします。
エルザの方は、ガーランド家の娘でなければ、この場で結婚を申し込むくらい
フィオナのことが気に入っている、と。
ようするに、ネッソの想いを間近で見てしまっているから、
その想いに負けていると思っているような感じでしょうか。
そして、2人が立ち去る時、何か物音が…。
間違いなく見てましたね、草葉の陰からネッソが。(笑)
その前のシーンで、エルザを部屋に呼ぶように頼んだり、
エルザの迎えの時間にやってきたネッソに「エルザ」と呼んでしまったり
しているので、そりゃ、ネッソじゃなくても疑うよなぁ。

エルザとの剣の手合わせで、ネッソが本気モードになり、
ついに、フィオナへの想いをネッソが口にしましたよ。
あ〜、何だろう、現代なら不毛な愛なので、ちょっと引きますね。
でも、この世界では、エルザが言っていましたが、
兄妹での結婚もなくないようなので、あり、なんだよなぁ。
父親とも血の繋がらない兄だったら、素直に恋愛対象として見られるのですが。

そして、ネッソがフィオナに激白するシーンに。
最初は、エルザが好きなのか、という質問から入り、好きだと答えると、
ネッソが激高し始めました。
どうして自分じゃダメなんだ、どうしてエルザなんだ、と。
どうやら、小さい頃(?)、フィオナはネッソのお嫁さんになる、
と言っていたようですね。ネッソは、それを本気にしていたわけです。
ついに、誰よりも愛している、と告白し、ウェブリンを出て、
二人で暮らそうとまで言い出しましたよ。
フィオナじゃないけど、お兄ちゃんじゃなければなぁ、と思うところですね。
(ある意味、お兄ちゃんという設定に萌えるところかな?笑)
エルザが入ってきたことで、連れさらわれずに済み、
ネッソは頭を冷やすために部屋から出ていました。
心配したフィオナが後を追おうとしますが、ネッソの気持ちに応えられないなら
追うのは残酷だとエルザに諭されます。まさにその通りですな。
それにしても、今回のフィオナは魔性の女っぽい立ち位置ですね。
兄を惑わし、その親友を惑わし、みたいな。
しかも、本人はそれに気付いていないのですから、天然の魔性だ。(笑)
ここで、フィオナとエルザの気持ちが一つになり、
ネッソに認めてもらえるようになろう、と決意。

しかし、数日後、国王軍に砦が襲われ、足止めにネッソが残ることに。
ネッソは、エルザにフィオナを連れて国境を越えろという命令をします。
この時、ネッソは自分の命と引き換えに、フィオナを逃がす決意を
していたんですね。先程のシーンでは、かなり錯乱してしまいましたが、
最期はかっこよく、妹の幸せを願っていたのですが。

その後、メヨーヨとオージェが死んだという情報が出て、
ガーランド家の反逆の疑いが晴れ、エドガーは釈放され、
フィオナたちはシャルメッセンへ戻り、エドガーやザラたちと再会。
しかし、ここにネッソの姿はありません。
次の日、エルザに連れて行かれた場所は、ネッソのお墓の前、でした。
フィオナが戻る前に、ザラたちが建ててくれていました。
おおっ、本当にネッソが死にオチで終わってしまいました。
生きて近くで2人を見守るのも辛い人生な気もしますが、
生きていて欲しかったなぁ。
ここで、エルザに結婚を申し込まれ、エンド。

バッドエンドは、ネッソに激白された後、エルザが好きではないという
嘘がバレていながらも、いつもと違うネッソを放っておけず、
ネッソに連れ出されて、隣国の山小屋で2人の生活を送ることに。
ネッソが外に出る時は、ドアに鍵がかけられています。
自分がいないうちに、フィオナが逃げ出してしまうという恐怖からです。
ああ、ネッソが壊れてしまった〜。
エルザが全く出てこないので、これって、ネッソのバッドエンドでは?
と思うようなエンドでした。

全体の感想

ルート的に一番感動したのはザラでした。
いつも冷静なザラが、フィオナが死にそうになっている時に
弱さを見せるところが心をうたれます。

恋愛している感じがあったのは、エルザですね。
後半で、会話を重ねていくうちに好きになっていくという
恋愛の王道をちゃんと描いているので、恋愛要素は一番濃いです。
(ネッソの狂気にも巻き込まれますし。笑)

ネッソは、血が半分繋がった兄と妹という設定なため、
ちょっと入っていきづらいところがあり、もったいなかったです。
完全に血の繋がりがない設定の方が、すんなり入れたのに。
ネッソの本音は、エルザルートの方がはっきりしていて良かったです。

主役格のラスは、前半からずっと一緒にいるシーンが続くのに、
心を開いてはいるものの、会話が少なく、恋愛モードに入りづらかったです。
もっと会話を増やしてくれれば、すごくいい設定だったのに…。
ただ、ギランがいいスパイスにはなっていたと思います。

メヨーヨとアルルは、最後にあっさり集約しすぎでしたね。
この2人は、過去に共通の許婚がいたという接点があり、
そこは意外性があってよかったので、それをもっとフィオナとの会話に
いかして欲しかったです。

パールとリッチーは、年齢が低いため、ラストにちょっと恋愛要素を
持ってきただけでしたが、お話としては頑張っていたし、
かわいくて良かったです。最後の恋愛部分は、少年ではなく、
青年まで育った姿だったら、一発逆転もあったかもしれませんね。

オージェは、何、あれ、って感じでした。
一番期待していたので、すご〜く、ガッカリ。(苦笑)
この狂気王子が何を考えているのかは、一応は分かりましたが、
フィオナには彼を満たすことができませんでしたね。
赤ん坊オチも悪くはありませんが、結局、フィオナを愛したわけじゃないので、
恋愛に至っていません。フィオナが一人で満足しているだけですね。
ちなみに、私の一番お気に入りのキャラは、オージェです。
あの狂気を含んだ口調が大好きです。
もっと、オージェの狂気ぶりや本心を描いたら、すごく面白かったと思います。
その次は、ギランかなぁ。あ、狂気系ばっかりじゃん。(笑)

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