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PSP「アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-」

PSP「アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-」のプレイ感想・攻略です。

【ストーリー】
フェリチータは母親のスミレ、従者のルカと共に人里離れた場所で
寂しい子ども時代を過ごす。
そんな環境で育った彼女は母親似のクールな性格、
ルカの教育で少し乙女チックな少女に成長した。
月日は流れてフェリチータは16歳に。
クリスマスの日、父親であるモンドから、年明けから一緒に暮らそうと言われたフェリチータ。
家族そろった幸せな生活。それは少しクールな彼女が幼い日に夢見たささやかな幸せ。
フェリチータは晴れてアルカナ・ファミリアの一員としての一歩を踏み出した。
それから3ヵ月の時が流れ、4月1日。
モンドは「アルカナ・デュエロの優勝者にパーパの座を渡し、
俺の娘フェリチータと結婚してもらう」と宣言する。
アルカナにまつわる真実を知るため、フェリチータはデュエロでの勝利を目指す。

【キャスト】
フェリチータ:主人公
リベルタ:福山潤
ノヴァ:代永翼
デビト:吉野裕行
パーチェ:杉田智和
ルカ:中村悠一
ダンテ:小杉十郎太
ジョーリィ:遊佐浩二
モンド(パーパ):立木文彦
スミレ(マンマ):井上喜久子
エルモ:福圓美里
フクロータ:井澤詩織

ストーリーが、アメコミ風に展開していくのが面白かったです。
キャラクターも黒い影を使ったりして、アメコミ風ですね。
ただの立ち絵の時は、背景との兼ね合いが合わないかな、と思いましたが、
それが気にならなくなるくらい、ストーリーの見せ方が上手いです。

主人公には、めずらしく「うん」「あ」とかカタコトな声がありますね。
名前も「フェリチータ」にすると、呼んでくれたりするのでとても良かったです。
(基本的には、ほとんどのキャラが「お嬢」と呼びますが)
フェリチータのキャラもカワイくていいですね。
全てのキャラ(端役まで)に好かれているところも、何だか気分がいいかも。(笑)
あまり、キャラの人格が出てこないところも、好感度が高かったです。

恋愛攻略キャラたちが、豪華な声優さんたちなのはグッドでした♪
それぞれが、他のキャラの口真似(モノマネ)をしたりするシーンが
ちょくちょくあるので、すごく笑えますし、演技力抜群で楽しめました。

ところどころにある「懺悔の時間」という今日の反省会みたいなシーンが面白かったです。
3人で集まり、誰が一番ダメだったかを投票で決め、罰が与えられます。
どうしてダメなのかを語り合ったり、ユニークな罰ゲームだったりで、
笑える一幕になっています。(笑)

「SPECIAL」の中の「CG鑑賞」では、その場面についてのキャラのコメントが聞けたり、
「ココアルボイス」では、キャラの情報や本音が聞けたり、
「クリアボーナス」では、、声優さんのコメントが聞けたりして、
楽しさ倍増なシステムになっています。

そして、ものすごく嬉しい特典が、エンディング曲を各キャラが歌っていること!
ベストエンドであるED1は、それぞれのルートの声優さんが全く違う曲を歌っています♪
最近、キャラソンにハマっている私に、これは嬉しすぎる…!
細かいところにまで声優さんのボイスを入れているところも含めて、
ここまで作りこんだ作品には、早々お目にかかれないと思います。
これまでプレイした乙女ゲームの中では、トップ3に入るくらいの作品でした。

キャラクターの年齢
ノヴァ(15歳)、フェリチータ(16歳)、リベルタ(18歳)、デビト(23歳)、パーチェ(25歳)、
ルカ(29歳)、スミレ(36歳)、ダンテ(38歳)、ジョーリィ(不明・感想に推測年齢を記載)、
モンド(58歳)

攻略の感想

各キャラのエンディングは3つあります。
ED1:アモーレ(好感度)600以上でアルカナ・デュエロに勝つ。
ED2:アモーレ600以下でアルカナ・デュエロに勝つ。
ED3:アルカナ・デュエロに負ける。

ココアルを使わずに進めても、アモーレが上がる選択をしていくと、
普通に600を超えてしまうので、ココアルを使わずに500過ぎくらいになったらセーブ1をし、
とりあえず、アモーレ600以上になる選択をしていって、
アルカナ・デュエロ直前でセーブ2をし、最初にED1を見る。
次にセーブ2をロードして、ED3を見る。
最後にセーブ1をロードして、アモーレが上がらない選択をしつつ、
Main.Sは通る選択をして、ED2を見るという流れで攻略しました。
ココアルを使う場合は、直前で簡易セーブをしたり、バックログを利用したりして、
ちょくちょく心の中身をチェックしました。
2周目以降は、恋愛攻略キャラの選択肢の一部が「?」になっています。
新たな会話が見られるので、ぜひ、見るべし。(笑)
ジョーリィとダンテは2周目から追加されます。

○ノーマルED

リベルタルートなどで、5月31日のマンマとの会話イベントをシナリオスキップして
キャラ選択をせず、アルカナ・デュエロでモンドに勝つと発生します。
(ルカとジョーリィルートでは発生しないようです)

アルカナ・デュエロ直前に、モンドの体調が思わしくないところから。
そして、フェリチータの相手はモンドです。モンドの過去を挟みながらの対決となります。
フェリチータのスティグマータが、生まれた時に胸と背中の2つあることに
モンドもスミレも愕然としていますね。
しかし、いい両親だなぁ。愛が溢れてます。フェリチータの意味が幸福ですよ。
フェリチータの能力が高すぎて危険だと判断した時、
別の場所に住む決意をし、ルカを従者にするとスミレが言った時、
モンドが「娘に惚れたりしないか」と心配するあたり、父親ですね〜。
そっか、モンドは毎日会いたいほど、スミレもフェリチータも愛していたんですね。
そして、試合でモンドが倒れた時、ついに「運命の輪」の力を使うことに。
フェリチータが勝利したことで、結婚の話はなくなり、
パーパの地位はモンドの命がある限り、モンドがやることに。
フェリチータが成長したことで、能力への危険がなくなったため、モンドの親バカが爆発。
フェリチータの婿候補者は自分が相手をすると。
何だかんだ言っても、みんな、フェリチータが好きだ、という流れですかね。
フェリチータがみんなを引き連れて歩く後姿がカッコいいです。

○敗北ED(バッドED)

リベルタルートなどで、5月31日のマンマとの会話イベントをシナリオスキップして
キャラ選択をせず、アルカナ・デュエロでモンドに負けると発生します。
(ルカとジョーリィルートでは発生しないようです)

負けた直後に、モンドから、自分が決めた相手と結婚すること、と言われます。
ただ、みんなが心配しているから安心しろ、みたいなことも。
誰と結婚しても不幸にはならん、と言いたいのかな。

○リベルタ ルート

リベルタは、諜報部に属する18歳。かなり陽気な性格ですね。
声を担当されている福山さんは、私は今回が初お目見えなのですが、
爽やかで裏表のないリベルタにあってますね。
もっとじっくり聞きたいのに、セリフ量が多くて早口なので、
すごく勿体無い気もしますが。(笑)
メインキャラたちには、「アルカナ」という超能力が備わっていて、
それが、タロットカード(作品中では「タロッコ」)になぞらえられてます。
リベルタの場合は、はじまりのカード【イル・マット】で、意味は「愚者」。
能力は、言葉(意思)を現実化させるというもの。
武器は、ダンテからもらったカットラス(剣)。

前半は、リベルタとの日常生活が主に描かれています。
アルカナ・デュエロ宣言直後に、真っ先に、お嬢ことフェリチータのことを心配して
パーパに食ってかかってくれたのがリベルタですね。
そんなまっすぐな性格がいいですね。

フェリチータの生い立ちは、母親スミレと従者ルカの3人暮らしで、
月に1度、父親が会いに来るというもの。
どうして、そういう暮らしなのかは、アルカナの謎と共に後半で解明されます。
フェリチータのタロッコは、第6のカード【リ・アマンティ】恋人たち、
第10のカード【ルオータ・デラ・フォルトゥナ】運命の輪。
なぜか、2つの能力を持っていることが後半で分かります。
恋人たちの能力は、人の心の中を覗くというもので、
これが、アモーレ(好感度)システムと連動しています。
モンドは、第21のカード【イル・モォンド】世界、
スミレは、第20のカード【イル・ジュディツィオ】審判、
ということで、能力を持つ両親から生まれたから、からでしょうか。

ちなみに、アルカナ・ファミリアの中では、フェリチータは剣の幹部です。
ちょっと気になったのが、剣のセリエの人たちの声って、
メインキャラの声優さんじゃないかな、と。似てますよね…。

リベルタと特に仲がいいのは、ダンテとノヴァですね。
ダンテとは親子みたいな関係で、同じ諜報部の上司と部下という関係でもあります。
この2人の関係が、リベルタルートのメインストーリーとなっています。
子供の頃、アルカナ能力を持つ子供を捕まえて人体実験をしているカーサビアンカという施設にいた
リベルタが起こしてしまった火災事件。
その時、リベルタを助け出したのが、仮面をかぶったダンテなのでした。
(この記憶から、リベルタの仮面好きが始まっています)
リベルタの能力が強すぎてコントロールできなかった事故ですが、
それを危惧して、ダンテとモンドがアルカナで記憶を封じ、能力を制限したのでした。
過去を思い出す度に乗り越えられなかったリベルタが、
今回、乗り越えることができたのはフェリチータへの愛のお陰なのでした。
それにしても、ダンテのツルッパゲ頭が、昔はふさふさだったのには、ちょっと驚きました。
原因は、リベルタが子供の頃、ダンテにちょっとふてくされたリベルタが、
髪の毛自慢をしたダンテに対して、「ダンテの髪なんかもえハゲちゃえ」と
言ってしまったために、リベルタの能力で燃えちゃったこと。
そんな過去があったとは…。というか、髪のある若かりし頃のダンテ、カッチョいい!(笑)

ノヴァは、モンドの兄の息子ということで、フェリチータとは従姉弟同士です。
なぜだか、ノヴァの父親は眠ったまま。これは、モンドのアルカナと関係があるのかな。
それは、ノヴァのルートで解明されるかと思います。
リベルタが行動派なのに対し、ノヴァは冷静沈着派ですが、
「愚者」もしくは「海馬鹿」と「ひよこ豆」と罵り合うほど仲がいいんですよね。(笑)

それはそうと、初回ルートで、かなり謎が明かされましたね。
まずは、モンドの過去。島が荒らされていた頃、アルカナの能力を使ったことで、
仲間や島の人々を死なせてしまったという負い目がありました。
その時、唯一、生き残った仲間がまだ少年のジョーリィです。
いやぁ、今ではあんな渋いキャラになってますが、少年時代はかわいいなぁ。
そして、モンドには前妻との間に息子がいて、12歳で出奔してしまったこと。
(しょっぱなのモンドの挨拶の中で、跡継ぎがいなくなったことを
仄めかしていましたが、このことだったんですね)
その息子の子供がリベルタ(!)で、実は、モンドの孫だったこと。
ということは、年齢は逆ですが、フェリチータとリベルタは叔母と甥の関係じゃないですか。
この世界、そういう結婚はありなのか…。ありみたいですね。(笑)
タロッコは、契約者に能力と引き換えに、代償を求めるというルールがあり、
それが、契約者の精神力を吸い取るというようなことのようで、
それが分かった後、モンドは一人で残りのタロッコを引き受けることになり、
そのために精神の消耗が激しく、自分が昏睡状態に陥るのも時間の問題ということで、
今回の地位譲渡に繋がってくるわけです。
そのことを知っているのは、モンド・スミレ・ダンテ・ジョーリィの4人だけ。
しかし、ダンテとジョーリィはフェリチータの能力に期待して、彼女の精神を鍛えることに。
そのフェリチータの能力とは、「運命の輪」の方です。
昔、スミレが同じ状態に陥った時、無意識で子供のフェリチータが助けた、と。
しかし、消耗がひどかったようで、3年くらい記憶がなくなってしまったようです。
そして、二度と無意識に使わないように、隔離して育てていたということだったわけですね。
事情を知ったフェリチータは、いろいろな人と触れ合って精神を鍛えたわけですが、
各キャラルートではそのオチが語られていませんね。
それが分かるのはノーマルルートのようです。

リベルタED1は、アルカナ・デュエロでリベルタがパーパに勝ち、フェリチータがリベルタに勝ち、
フェリチータがパーパの地位を継ぎます。
いつもと同じ生活が戻り、船の上でリベルタは、フェリチータに夢を語ります。
いつか旅をして色々な世界を見たい、そしてもっと強くなりたい、
その時にはお嬢に側にいて欲しい、というか、いなくちゃダメだ、と熱弁するのでした。
そして、2人は両想いに♪
額をくっつけ合って照れてる2人がすごくカワイイですね。
ベタベタな恋愛展開ではありませんが、爽やかで良かったです。

エンディングの「七つの海」は、元気でまっすぐなリベルタらしい曲ですね。
リベルタと一緒にいたら、すごく楽しい毎日が送れそうです。

リベルタED2は、フェリチータがリベルタに勝ちます。
数日後、2人は海岸で貝殻を拾っています。
今回は、フェリチータがリベルタを夫に選び、結ばれるという展開に。
ルカが思いっきり落ち込んでいる姿が笑えます。(笑)
リベルタが後ろからフェリチータに抱きつくCGはいいですね〜。
結局のところ、ED1と同じような両想いな流れになりましたが、
あくまでも、パーパの地位はフェリチータが継ぐんですね。(笑)

リベルタED3は、リベルタがアルカナ・デュエロに勝ちますが、
その望みは、お嬢を自由にすること、パーパの地位はいらない、ということ。
そして、いつもと同じ生活に。一応、デートしてるようですが、
まだ完全な両想いにはなっていないみたいですね。
デビトたちの入る余地、あるかも?(笑)

※Food.Sの2番目は、ダンテルートで入手できます。

○ノヴァ ルート

ノヴァは、フェリチータの従姉弟で、最年少の15歳。
基本的にはクールですが、仲良しのリベルタとのやり取りでは、
怒鳴ったり、照れたり、いろいろな顔を見せてくれる、カワイイキャラですね。
代永さんのこういう恋愛対象キャラ、待ってました!
ノヴァのアルカナは、第13のカード【ラ・モォルテ】死神。
能力は、相手を眠らせること。
武器は、マンマからもらった日本刀。

ノヴァが気にしているのは身長。低いことがものすごく気になっているようです。
喧嘩相手のリベルタだけでなく、本をとってくれたダンテにもつっかかるなんて…。(笑)
まあ、伸び盛りなお年頃なので、フェリチータと結婚する頃(?)には、
でかくなっていそうな妄想ができますね。

ノヴァの悩みというのは、両親のことでした。
これが、ノヴァが乗り越えなくてはならない過去=現在です。
眠った両親が誘拐される事件が、リベルタルートと同様に発生しますが、
その原因がノヴァのアルカナ能力にあることが判明。
タロッコに選ばれなかった両親が、ノヴァに期待をかけるのは分かりますが、
パーパやマンマを殺してまで、ボスの座を手に入れようとしたことを知った時、
ノヴァが両親を眠らせてしまった、と。
小さい頃、フェリチータと婚約していた、というのは何となく運命を感じますね。
愛されて育ったフェリチータを見て、両親にとっての自分が
地位を手に入れるための道具で、愛されていないことを悟ってしまったノヴァの心境は切ない。

そういえば、ノヴァの子供時代も代永さんが演じていらっしゃいます。
攻略キャラたちの中で、唯一、同じ声優さんが担当されているんですよね。
まさに、代永さんの真骨頂!って感じです。かわいすぎ〜。(笑)

それ以来、ノヴァの両親は目を覚まさず、7年間眠ったままとなっています。
ノヴァも起こそうとしたことがあったようですが、方法が見つからず、
その一方で、ホッとしている自分がいると。
自分のしたことで両親の愛が本当に離れてしまうことを恐れたのか、
また両親がパーパたちを暗殺しようとしようとすることを恐れたのか。
いろいろな心境が察せられますね。
しかし、これをフェリチータと共に乗り越えようとしていきます。

ちょっと怪しげなのが、ジョーリィです。
ノヴァの両親の診察をノヴァに内緒でやっていて、何かを研究していたようです。
多分、ノヴァの両親を目覚めさせる方法を探していたと思われますが、
態度が怪しいので、ノヴァには好かれていなさそう…。(笑)

そして、パーパの増幅の能力を借りて、両親を目覚めさせることに。
途中で暴走しそうになりますが、フェリチータの能力でそれを抑えることに成功。
後は、結果待ちという状況で、やっとちょっとラブラブな位置に?(笑)
疲れた2人は、同じ毛布で、ノヴァの両親が目覚めるのを待ちながら眠ってしまいました。

ノヴァED1は、アルカナ・デュエロでノヴァがマンマに勝ち、フェリチータがノヴァに勝ち、
フェリチータがパーパの地位を継ぎます。
お祝いのパーティーで、大人組がドンちゃん騒ぎを始めたため、
フェリチータとノヴァは抜け出して外へ。
そこで、ノヴァから愛の告白が。
自分が強くなったら、自分がフェリチーナを好きになるんじゃなく、
フェリチーナが自分を好きになるんだ、と強気な発言をするのでした。

ノヴァED2は、フェリチータがノヴァに勝ち、パーパの地位を継ぎますが、
ノヴァがパーパから預かっていた婚約指輪をフェリチータに返そうとしたところ、
フェリチータが泣き出してしまいました。
そして、パーティーの挨拶で、フェリチータから告白。
自分はノヴァが好きで、ノヴァも私が好きでしょ、と。
なんて、迷いのない告白なんだろう。(笑)
それに答えるように、照れたノヴァがフェリチータの右の薬指に指輪を。
強くなったら今度は左の薬指に、という約束をしたのでした♪

ノヴァED3は、ノヴァがフェリチータに勝ち、パーパの地位を継ぐことに。
ここで、一緒に島を守ってくれる気があるか、とノヴァから愛の告白。
挨拶回りで忙しいノヴァから、自分が一人前になるまでは、
フェリチータを妻として迎え入れられないと言われます。
でも、僕の恋人だから、誰にも渡さない、とも。そこで指輪を渡します。
と、ここで、お邪魔虫トリオが乱入。
リベルタ・ルカ・デビトは、新ボスからの初命令で、
一週間、島のゴミ拾いをする羽目になったのでした。(笑)

○デビト ルート

デビトは、金の幹部で23歳。女性に優しいキャラですが、
右目に眼帯をしていたり、オールバックだったりで、ちょっと見た目が怪しい感じですね。
最初、このキャラを吉野さんが?と思いましたが、聞いてみたら、
これがなかなか合っていてちょっと驚きました。(笑)
デビトのしゃべり方は、句読点がないような繋がったセリフの流れですね。
デビトのアルカナは、第9のカード【レルミタ】隠者。
能力は、他人に自分の存在を感じさせないこと。
武器は、拳銃。

フェリチーナのことをみんなは「お嬢」と呼びますが、
デビトだけは「バンビーナ」と呼ぶことが多いですね。
バンビーナとは「女の子」という意味です。
「シニョリーナ」という言葉も出てきますが、こちらは「お嬢さん」という意味。
まだ子ども扱いということで、フェリチーナをバンビーナと呼んでいるんでしょうね。

デビトの過去って何だろうと想像すると、やっぱり、眼帯が気になりますよね。
最初にデビトの過去に触れたのは、デビトの部屋にあった1枚の写真でした。
少年3人が写っていますが、白髪の小さい男の子がデビト、
茶色の髪の少し年上の男の子がパーチェ、さらに少し年上の黒髪の少年がルカですな。
3人とも純粋な感じで(パーチェなんて、今でも純粋そうですが。笑)、すごくかわいいです。

その写真を見て気になったフェリチータは、パーチェから聞き出そうとしていたところ、
デビトが現れ、さらに、ジョーリィが登場。
3人とも、欲しくもないタロッコの能力を、ジョーリィに無理やり押し付けられたらしいです。
ジョーリィの裏事情を察すると、モンドのためじゃないかと思っていますが、
それは、ジョーリィルートで分かるんでしょうね。
デビトは、そのことをものすごく恨んでいて、ジョーリィを殺したいとまで思っています。
そして、右目の謎。ジョーリィが錬金術で精製したアメジストの義眼が入っていて、
これが、デビトのタロッコの能力を増幅させているのだとか。
しかし、そのせいで、痛みで眠れない夜が続き、昼寝をする羽目になるという理由でした。
デビトや3人の絆は強そうで、パーチェがジョーリィの暴言に怒ったのは
ちょっぴり感動しちゃいました。これまでのパーチェは、食いしん坊イメージが強かったので。
この3人のやり取りを見ていると、腐り気味のデビトをルカやパーチェがフォローしている感じですね。

それにしても、デビトが眼帯をとった顔、いいですね〜。
眼帯姿もカッコいいけど、素顔もいいじゃないですか。
オールバックじゃないから、余計にカッコよく見えるのかな。
ハッピーエンドは素顔で、っていう流れになって欲しいなぁ。(笑)

デビトとのちょいラブなシーンは、眠らせて欲しいというデビトを
フェリチーナがぎゅっと抱きしめたり、頭を撫でてあげたりしたところですね。
マンマがするようにしてあげた、というだけなのですが、
小さい頃に両親を亡くしたデビトにとっては、暖かかったようです。
いつもどこか気を張っているようなデビトの顔が、優しくなった瞬間です。
あ、その直後に、ルカとパーチェが飛び込んできて、ルカは愕然としていましたが。(笑)

結局、暴走したデビトがついに行動に。ジョーリィに復讐すべくルカに協力を頼みますが、
ルカは拒否、怒ったデビトは一人でジョーリィと決着を。
その前に、フェリチータがジョーリィに話をしに行き、察したジョーリィが
夜の散歩を仄めかしてデビトをおびき出し、フェリチータがそれを影から見ることに。
ジョーリィの力って何なんだろう、と思っていましたが、とりあえず、
デビトの弾をガードしてましたね。しかし、本当の力はその後でした。
ジョーリィがサングラスを外したら、左目の色が…。
これが、ジョーリィのスティグマータみたいです。
その目を見たデビトが、辛い過去を思い出させられました。
そして、ジョーリィを援護していたのは、教会で出会った病弱な少年エルモ。
ジョーリィの知り合いだと言っていましたが、こういう知り合いだったとは。
そして、エルモが放つ弓矢でデビトの右目のアメジストを破壊した瞬間、
デビトの心が壊れてしまいました…。
ジョーリィの意図が少しここで見えた気がします。
タロッコの力を抑えるために、アメジストを入れていたのではないか、と。

その後は、ルカとパーチェが駆けつけてきて、デビトを連れて4人は教会へ。
ここで、ルカが一旦外に出て行ってしまいますが、戻ってきた時には、
水色の丸い宝石を持ってきましたよ。そういえば、ルカはジョーリィの弟子でしたな。
ルカの実験は、このためだったのかも。
そして、その石の色はフェリチータの瞳と同じ色で、
ルカやパーチェの願いも届いてか、デビト、復活!
ルカの宝石のお陰で、デビトの左目が痛まなくなり、憑き物がすっかり落ちたかのように
少し、爽やかなデビトになった感じですね。

デビトED1は、アルカナ・デュエロでデビトがジョーリィに勝ち、フェリチーナがデビトに勝ちました。
次のシーンでは、ベッド(?)にちょいといやらしい体勢で絡んでますがな。(笑)
甘い語らいが続くのでした。甘〜い!
これ以上甘いエンディングが期待できるキャラはいないでしょう。

デビトED2は、最終的にフェリチータがデビトに勝ちました。
次のシーンでは、パーパの座る椅子(?)にデビトが座り、その膝の上にフェリチータが…。
何じゃ、またしてもこの甘い展開は!
フェリチータ、かなりデビトに骨抜きにされちゃってないかい?(笑)
そして、これからのアルカナ・ファミリアの人事の話になりました。
パーパがバンビーナ、相談役がデビト、という話になった後、
ジョーリィが「ふんっ」っていう口調で、戯言言うな、みたいな反論を。
そこに、パーチェが、トップがお嬢、相談役がデビト、幹部長が自分、
ルカは…、まあいいや、と。
それに対して、ダンテが驚き、ルカが自分の場所がないと嘆きましたよ。
それに対して、すかさず、デビトが、ルカは家政夫、とツッコミ。
パーチェもそれにノリノリ。
さらには、リベルタは、自分が諜報幹部になったら、ダンテの幹部長を譲ってもらうと言い、
ノヴァは、いい加減な女ったらしのデビトが相談役は許せない、と。
爆笑の連発の会話ですね〜。そして、最後は、また甘い会話で終わりました。

デビトED3は、デビトがフェリチータに勝ちました。
フェリチータは自分のものだ、と宣言した後、フェリチータをお嬢様抱っこして、逃亡。
それを追いかけるルカとパーチェ、残りはあきれ顔。
教会で甘い会話。心も俺で一杯にしてやる、っていいセリフですねぇ。
(両想いだから、ですが。笑)
最後には、フクロータ嬢までも手なずける、女ったらしっぷりでした。(笑)

※Food.Sの3番目は、ルートで入手できます。

パーチェ ルート

パーチェは、棍棒の幹部で25歳。一言でいうなら、ラ・ザーニアバカ。(笑)
まあ、ラザニアに限らず、とにかく大食いですね。
デビトルートで、ちょっと怒りや悲しみが出ましたが、
ほとんどは、笑っているリベルタと似たムードメーカーキャラです。
杉田さんは、PSP「緋色の欠片」シリーズで知っていますが、
こういう愉快なキャラができるとは。クールなキャラもいいけれど、
こういうキャラの方が好きだなぁ。(笑)
パーチェのアルカナは、第11のカード【ラ・フォルツァ】力。
能力は、物理的なパワーが破壊的なこと。
武器は、拳。

パーチェにくっついていったら、巡回と称して、食い歩きに付き合わされました。(笑)
しかも、30人前だとか、頼み方が半端じゃないっ!
部下も大食いばかりで、いつもツケで食べ歩いていることが発覚し、
怒ったフェリチータが、ツケを払わせるという強硬手段に。
それであっという間に金欠になった、パーチェなのでした。

ある日、ジョーリィがパーチェに頼み事をしているところを目撃。
それは、パーチェが1週間の食べたものリストと体重。
朝にラ・ザーニアを30人前、昼に50人前、夜に60人前…。
量もすごいけど、どんだけ、ラ・ザーニア好きなんだ。(笑)
これで太らないのは確かにすごい。そこで、ここで予想をしてみました。
パーチェのアルカナ能力は、膨大な力を発揮するので、
そのせいで、大量のエネルギーを必要としますよね。
それを補うかのように、大食いになっていったのではないか、と。どうだ、ジョーリィ!

港で、アルベルトという青年が登場。どこかの次期領主候補らしい。
この後で分かりますが、パーチェの異母兄弟(弟)がアルベルトです。
パーチェの母親は第二夫人で、第一婦人よりも先に息子を産んでしまい、
その後で、第一婦人が息子を産んだたため、跡継ぎ争いに巻き込まれないために
家を出て教会で暮らしていた、と。
アルベルトはパーチェを家に連れ戻したがっているようですが、
パーティーでのフェリチータへの態度を見ると、ちょっと性格が悪い感じですね。
元の性格が悪いとは言わないけれど、上から目線というか…。
アルベルトの真の目的が他にあるのかな、と思ってしまいました。(笑)

パーチェの母親カテリーナはふくよかで優しい女性ですね〜。
この母親なら、パーチェがまっすぐな性格なのは納得です。
そして教会では、ルカやデビトもパーチェと一緒に育てられました。
パーチェがラザニアにこだわるのは、母親の思い出の味だからなんでしょうね。
それにしても、パーチェの心の中は、本当に表裏ないまっすぐさですね。
素晴らしいとしかいいようがない性格の持ち主です。

そんなパーチェの秘密が明かされました。
なんと、タロッコのせいで、30歳くらいまでしか生きられないと!
パーチェ自身は随分前にそのことを知ったそうですが、
それは、タロッコと契約した後、だよなぁ。
契約前に分かっていたとしたら、パーパやマンマが許すはずがないし、
タロッコが契約者から見返りを求めることが分かったために、
それ以上の契約者を作らなかったわけですし。
しかしこれで、デビトの怒りが倍増しちゃったじゃないか…。
(ルカの事情も分かれば、もっと増えるかも? 苦笑)
どうやら、アルベルトもこのことを知っていたようで、
だからこそ、家に戻らせたかったようですね。

ここにきて、パーチェがアルカナ能力を使って、フェリチータや子供たちを
瓦礫の下から助けてくれましたね。
ジョーリィたちの会話の後、パーチェが本心を告白します。
自分が死んだら忘れられてしまうのではないかと思うと、哀しいという気持ちを。
そして、生きたい、と強く望むようになりました。そうだ、生きるのだ!
あ、おでこにチュー♪ そして、「フェリチータ」って呼んでくれた♪
パーチェって、意外とストレートにくるんですね〜。(笑)

その後、ジョーリィとスミレの会話が気になりますね。
ジョーリィの研究はタロッコの全てを解明すること。
研究していたのは、当然、大アルカナを持つキャラたちですね。
パーチェの能力がフェリチータの「恋人たち」の能力の影響で、
ジョーリィの予想数値からずれ始めているとか。
まあ、これまでのルートでもフェリチータと恋愛すると能力発揮してますからね〜。(笑)

パーチェED1は、パーチェがジョーリィに勝ち、フェリチータがパーチェに勝ちました。
晴れて、恋人同士になった2人。パーチェがフェリチータの部屋に来て、好きだと連発。
ちょっと前までの落ち込みようと違うと拗ねるフェリチータ。
そして、「お嬢はおれのジェラートだ」の後に、ちゅっ。
パーチェって…。(もう何も言うまい。笑)

パーチェED2は、アルカナ・デュエロでパーチェがジョーリィに勝ち、
フェリチータがパーチェに勝ちました。
競技場で、パーチェの告白が。この後の教会シーンで、結婚の申し込みだったのか? と思いきや、
小舟くらいある巨大ラザニアを一緒に作ってくれ、という告白だったのか?(笑)
その後、キスしながら愛の告白もしちゃってるし、フェリチータの衣装がかわいかったので、
やっぱり結婚式だったのかな。まあ、恋人になったことは間違いありませんね。

パーチェED3は、パーチェがジョーリィとフェリチータに勝ちました。
パーパの座とフェリチータとの結婚を手に入れたパーチェは、
浮かれ気味に「お嬢と結婚」と迫ってきました。(笑)
自分の命がどれだけか分からないから、早く子供や孫を作ろう、だって。
デビトとルカが加わり、ルカがパーチェが8歳で書いた婚姻届を持ってきましたよ。
「ぼく『パーチェ』は『ラ・ザーニア』とけっこんします」
これを盾に、ルカとデビトに邪魔をされ、逃げるフェリチータを追うパーチェでした。
やっぱり、パーチェは愉快な人がいいですね。(笑)

○ルカ ルート

ルカは、フェリチータの従者で29歳。
フェリチータが小さい頃にモンドたちと別の場所で暮らし始める時から
世話係として一緒に暮らしていたので、お嬢様一筋で、
子供のフェリチータに「王子様が来るから」なんて話しているところから、
ロマンチストかと思われます。(笑)
中村さんの優しい声は従者ルカにぴったりです。
ルカのアルカナは、第14のカード【ラ・テンペランツァ】節制。
能力は、相手のアルカナ能力を無効化すること。
武器は、ナイフ。ルカの指導で、フェリチータもナイフが武器なんですね。
(ちなみに、フェリチータのナイフを作ったりもしてます)

他のルートで、パーチェやデビトとは兄弟に近い幼馴染で、
3人揃って、ジョーリィにタロッコと契約させられたらしいということ、
後は、料理が得意、錬金術でいろいろ研究をしていることなどが分かっていますね。
ルカと一緒にいると料理のことが多く出てきますが、
「コーヒー1杯分の話」っていうのが、何か気に入ってしまいました。(笑)
そこから、ルカの過去が少しずつ分かってきます。

ルカが10歳の頃、島の流行病のせいでモンドが過労で倒れた時、
モンドが突然、新しい女を捜しに旅に出る!というわがままを言い出し、
ダンテとジョーリィが止めに入ったのですが、
ルカ少年が、パーパーの命令なのにどうして2人はきかないのか、という
素朴な疑問を口にしたため、モンドの旅が決定、
それにモンドとジョーリィがついていくことになり、
島を守る役目をルカが引き受けることになってしまったそうです。
他のルートで、ルカが島を仕切っていた時期があると言っていましたが、
このことだったんですね。まあ、ルカがしっかり者でもまだ10歳なので、
実際には、領主たちや周りの大人たちが島を守っていたということのようです。
それにしても、なんだ、この子供みたいな大人たちはっ!(笑)

ルカ・パーチェ・デビトたちがタロッコと契約する過程も分かりました。
ジョーリィの実験は、タロッコがどういう人間(能力)を契約者に選ぶか、
というようなことらしいです。その契約の実験には多くの人が関わり、
選ばれたのが、ルカたち3人だけだった、と。
フェリチータ・リベルタ・ノヴァは、身内に大アルカナがいるから、
選ばれる可能性が高いことは分かりますが、
偶然にも、一緒に育ったルカたち3人が選ばれた理由ってあるのかな。

ルカの悩みは、いつまでも「お嬢様」の従者でいられないということですね。
剣のセリエの人たちにそれを指摘されてしまい、しゅんとなるルカですが、
いろいろ思い悩んだ挙句、やっぱり、今は従者でいたいという結論になります。
ま、流れとしては、従者から脱皮しちゃいますけど。(笑)
ちなみに、ルカがフェリチータのところにきたのは16歳の時です。
自分の奥さんを育てるなんて、まるで光源氏のようですねぇ。(笑)

ある日、ルカの実験室で、ジョーリィと出会ったフェリチータ。
ジョーリィから何か話が聞けそうでしたが、ルカが現れ、守ってくれました。
(何もされてないけど。笑)
ルカとしては、ジョーリィは実験材料としてフェリチータを狙っていると思っていて、
かばってくれたわけですが、ジョーリィが追撃してきました。
ルカはお嬢様を一番愛しているだろう、と。
その後、ジョーリィの心の中を覗いてみろ、と強制的に覗かされたところ、
「ルカは私の息子だ」
な、なに?! ルカがジョーリィの息子だと!
ビックリした〜。そんな展開あるのか。(笑)
ジョーリィだけ年齢が分からないのですが、計算をしてみたところ、
16歳くらいにできた子供だとしたら、ルカ29歳を足して、45歳…。
最低でもそのくらいの年齢ってことになりますね。
スミレ(36歳)、ダンテ(38歳)、モンド(58歳)ですが、
まさか、ダンテよりも大分年上だったとは…。
モンドとジョーリィの若かりし頃の出来事の絵を見ると、年齢差18歳くらいかも。
ルカは、このことを隠していたんですね。
知っているのは、モンド・スミレ・ダンテ、それにデビトやパーチェ。
デビトがルカに復讐の手伝いの協力を頼んできたのは、
ルカもジョーリィを父親だと思っていなかったから、なのか。
ルカが、一番幸せな時期は、モンドたちが旅に出ている時と
フェリチータと一緒に暮らした時だと言っていたのは、
ジョーリィと関わりがないからだったんですね。

ルカから、13年前のスミレを助けた経緯も聞けましたね。
3歳の頃、「審判」のカードに意識を奪われて眠った母親にイラだったフェリチータでしたが、
10日目に容態が悪くなった母親に、無意識に「運命の輪」の能力を使って助け、
その代償として3年分の記憶を無くしてしまった、と。
その時、フェリチータの暴走した能力を止めたのがルカのタロッコの力を中和する能力。
「運命の輪」の能力が、タロッコと宿主の運命を変えるものだと分かったのもこの時です。
そして、スミレの能力が変わり、タロッコの意思を判ずる能力となったのでした、と。
ルカが心配しているのは、16歳のフェリチータの能力が暴走したら、
今度は、16年分の記憶がなくなってしまうかもしれないということですね。

ここで、フェリチータが新たな気持ちに気付いちゃいました。
自分の能力を止めるためだけにルカが側にいただけなのが、不満だった、
そういう話をデビトとパーチェにしたところ、恋愛感情だ、と。
この話の途中で、ルカが後ろから現れて、爆笑しました。(笑)
3人は、朝までこの話で盛り上がっていたんですね。
真面目な顔で、デビトのことを「エロリスト」呼ばわりするルカって…、面白すぎ。(笑)

モンドの容態が悪化し、ついにフェリチータの能力を使う時がきますが、
それを必死で止めようとするルカも一緒にその場にいて、
結局、ルカの心をあげる、という展開になりましたね。
ルカのスティグマータが舌にあるって、ちょっと意外ですね。
しかも、フェリチータの背中のスティグマータに舌のスティグマータをくっつけて…。(笑)
どちらの記憶もなくならずに済んだのは、ルカの気持ちがフェリチータと同じだったからかな。

ルカED1は、アルカナ・デュエロでルカがジョーリィに勝ち、フェリチータがルカに勝ちます。
そうか、ジョーリィの言う通り、「運命の輪」の力が安定すれば、
他のタロッコと契約者の関係も変えることができ、みんなが苦しまずに済むわけですね。
だから、ルカの「タロッコの能力を無効にする」能力がいらなくなると言っていますが、
ルカあってのフェリチータの能力だから、ルカ自身が必要なんだろうなぁ。
ジョーリィは愛情を知らずに育ったから、人に対して非情な言動ができるけれど、
ルカは、いろいろな人から愛情をもらい、ジョーリィからも戦う技術をもらった、と
ジョーリィを認める発言がありましたね。
パーパの地位についたフェリチータは「ドンナ」って呼ばれているんですね。
そして、ルカは従者から秘書という立場に。
戦いの最中に告白しちゃったルカでしたが、恋人になれて嬉しそうですね。
ちゃんと名前を呼ぶようになっていますし。(笑)
最後は、ルカのおしゃべりをフェリチータがキスで黙らせたのでした。ラブラブだ。

ルカED2は、ルカがジョーリィに勝ち、フェリチータがルカに勝ちます。
戦い直後、倒れて傷だらけのルカが、涙を浮かべながらフェリチータに愛の告白を。
周りからも茶々が入りましたね〜。

ルカED3は、ルカがジョーリィとフェリチータに勝ちます。
ルカの呪文「クアットロ・フェリチター」って、フェリチータをモジってません?(笑)
結局、モンドは健康を取り戻し、フェリチータは剣の幹部・ルカは従者のまま。
ただし、ルカとフェリチータは晴れて恋人同士に。
幹部たちが現れた中で、ノヴァのセリフ「誰が見てもお前の一方通行だった想い」って
ありましたが、ルカの想いって周りからはバレバレだったんですね。
(リベルタとフェリチータ以外ですが。笑)
モンドが元気になっちゃったから、フェリチータの結婚話が中途半端になってます。
要するに、まだ嫁にはやらん!ってか。(笑)
最後には、ジョーリィまでからかいに入り、フェリチータの「息子さんを幸せにします」で
ルカの最高のデレデレ顔が見られました。

○ダンテ ルート

ダンテは、諜報部の幹部で、幹部長でもある38歳。
これまでのルートで分かったことでは、モンドとジョーリィが一番早い出会いで、
その次がダンテだと思われます。(後の幹部は全員若手なので)
リベルタの育ての親で父親のような存在ということもあって、
ダンテが恋愛攻略対象というのは、少し抵抗があるかな。
でも、ジョーリィならありだ、と思ってしまうところもあるので、
ジョーリィより若いであろうダンテもありなのか?
(せめて髪の毛があればもっと若く見えるんですけどねぇ。笑)
そんなダンテのお得意は、オヤジギャク。(笑)
普通のオヤジだったら許さないところだけれど、ダンテは優しくてカッコいいし、
そうやって、髪を焼いたリベルタを気遣ってきたんだろうなぁと思うと、
つまんないギャグでも許せちゃうかも。
小杉さんは、海外ドラマ「Xファイル」シリーズのモルダーなどで知っていますが、
まさか、乙女ゲームの恋愛攻略キャラでお目にかかるとは!
年齢的にもちょっと年上で、渋いですが、声はカッコいいですね。
ダンテのアルカナは、第4のカード【リンペラトーレ】皇帝。
能力は、相手に命令し、洗脳することができるというもの。
武器は、フィアマ・ランチア。

ダンテルートはリベルタルートと交差しているので、リベルタとの絡みもありますね。
途中で、仮面の男の話が浮上してきますが、確かに、リベルタルートでもチラッと
仮面の男が路地裏から見ていましたね。(猫か届け物のどちらかだったと思います)

諜報部のニーノから、上司が海賊上がりだという話をチラッと聞きましたが、
ダンテって元海賊なのだろうか。(これに関しては後半で判明)
その後、ダンテが高級なリストランテに連れて行ってくれた時、
街の元大使のブラウンとの顔合わせをさせてくれましたね。
ここで、ブラウンの代わりに若いデイジーという女性が大使に起用され、
それを不満に思っていたブラウンが、フェリチータを見て嫌悪を口にしましたが、
デイジーが島のことを知ろうとしているとフェリチータが指摘したことで、
自分の考えが足りないことを悟り、3人で食事をすることに。
ダンテの知り合いだから、話せば分かる人物だったようです。
他の若い幹部たちでは、こういうコネはなかなかなさそうなので、
ダンテならではのお話ですね。

諜報部の船に乗った時、フェリチータが船から落ち、今回はダンテが助けてくれました。
(前回はリベルタでした)
船に始めて乗った時だったと思いますが、「懺悔の部屋」でノヴァが歌っていた
「海の男の歌」の曲が流れていましたね〜。思わず、歌いたくなっちゃいました。(笑)

ダンテの裏事情って何だろうと思ったところで、怪しげな記者クロードが登場。
彼の独り言から、ダンテは国を裏切ってレガーロ島に来たらしい。
もしかして、クロードがタロッコのことを少し知っていたようなので、
それを奪いに来たスパイとか? 妄想が膨らみますねぇ。(笑)

そして、ダンテの第一の告白が。仮面の男の姿で自分の祖国ノルドに戻ってきたダンテ。
そこは、リベルタを含めた子供たちが実験されていた「カーサビアンカ」。
レガーロ島でタロッコに何らか反応する子供たちが連れて来られていた、と。
そこにいたのは、何と、ジョーリィ…。
ってことは、リベルタを実験していたのもジョーリィなのか。(苦笑)
このことをモンドたちは知らないのだろうか、とふと思ってしまいました。
いや、モンドの性格からしたら、知らないんだろうなぁ。
でも、ダンテは知っているのだから、モンドを世界のカードから助けるために、
目をつぶっていたということになるのかな。

フェリチータが、クロードからの2度目の呼び出しの手紙を受け取った後、
事態が大きく変わりましたね。
フェリチータとリベルタたちは、ダンテの様子がおかしいことに気付き、
ダンテを探している途中で、タロッコを奪いに艦隊がやってきます。
これを撃墜しているのはダンテ一人。
幹部連中が集まり、事態を何となく把握したところで、それぞれの持ち場につき、
フェリチータはダンテを止めに向かいました。
タロッコの力を使いすぎてボロボロのダンテの前に、クロードが現れて対決に。
すかさず、フェリチータが加勢に入り、クロードは逃げています。

ここで、ダンテの第二の告白。あー、やっぱり、という展開が。
ダンテの祖国ノルドでは、レガーロ島が強い理由が「タロッコ」だと分かった時
駆け出しの諜報員だったダンテは、海賊を装って、レガーロに潜入し、
ノルドのためにタロッコの力を奪いに来たわけです。
しかし、モンドにこてんぱんにやられてしまうのですが、
その時、タロッコ「皇帝」に選ばれてしまった、と。
このことで、ダンテは家族としてアルカナ・ファミリアに受け入れられ、
祖国ノルドには嘘の報告をし続けていましたとさ。
この後、ダンテは祖国に帰り、自分が実験になることで、
タロッコが兵器や戦力とならないことを理解させる決意をします。
ただし、アルカナ・デュエロまではいるそうな。

フクロータは、ダンテがくれたペットだったんですね〜。
フェリチータがまだ子供の頃、そして、ダンテの髪がまだある頃。(笑)
やっぱり、ダンテは髪の毛があった方がよりカッコいい!
あ、ダンテの顔に一つ文句をつけるなら、目が近いってことかも。
もう少し離れ目でもいいのでは?(笑)

ダンテED1は、アルカナ・デュエロでダンテがスミレに勝ち、
フェリチータがダンテに勝ちます。
ダンテの超えるべき相手って、てっきり、モンドかと思ったのですが。
フェリチータがパーパの地位を継ぎ、一応、恋人同士に。
っていうか、ラブラブムードなしにいきなりは無理ですよね。(笑)
ダンテとフェリチータの年の差が「デビト1人分」っていう表現がいいですね。
最後のダンテのセリフで「俺のベアトリーチェ」とありますが、
意味は、実在した13〜14世紀のフィレンツェの詩人ダンテの初恋の人物で、
彼の詩集「新生」および叙事詩「神曲」のヒロインだそうです。
ダンテという名前は、そこからつけられたのかもしれませんね。

ダンテED2は、アルカナ・デュエロでダンテがスミレに勝ち、
フェリチータがダンテに勝ちます。
フェリチータがパーパの地位(ドンナ)を継いだ初めての(?)幹部会議の後。
幹部たちが好き放題言った後、ダンテが強い者に従え、みたいなことを言ったら、
デレデレのおっさん呼ばわりされたりしながら、全員が退散。
ダンテのセリフ「俺のリンペラトリーチェ」のリンペラトリーチェの意味は女帝。
「俺の女王様」ってとこかな。(笑)
ノヴァのセリフから、フェリチータの最初の命令で、2人は結婚したようですね。

ダンテED3は、ダンテがスミレとフェリチータに勝ちます。
戦い直後、ダンテの素直な気持ちとして、レガーロ島にいたいと告白。
その後、2人で結婚の話をしています。
ダンテが結婚しなかった理由は、いつか嘘を清算する人間だから、その資格がないと。
そこに、メインキャラたちがご登場。一言ずつ突っ込んでいます。
最後は「ダンテこったい!」で終了。(笑)

○ジョーリィ ルート

ジョーリィは、アルカナ・ファミリアの相談役で年齢不詳。
ルカという息子がいることから、45歳前後だと思われますが、
見た目はかなり若いですね。遊佐さんの声もぴったりです。
PSP「薄桜鬼」の原田左之助が大好きでそれ以来、チェックしていますが、
今回はまったり喋るキャラですね。いい味出してます。
モンドとは一番付き合いが長いのがジョーリィですね。
あのお子様が、どうしてこうなっちゃったんだろう。(笑)
ジョーリィのアルカナは、第18のカード【ラ・ルーナ】月。
能力は、目を見た相手の辛い過去を呼び覚ますというもの。
武器は、フィアマ・ランチア。

デビト・パーチェ・ルカで、ようやく、出番が増えたジョーリィですが、
ほとんどのキャラに苦手だと思われています。
多分、モンドやスミレ以外は全員かも?
タロッコを解明するために、錬金術で研究をしているようですが、
人のものは自分のもの、という考えが、みんなに怖がられたり、
嫌がられたりしているようですね。
それに、ダンテルートで分かったように、人体実験もしちゃってますし。

ジョーリィは、左目のスティグマータを隠すために、いつもサングラスをしていますが、
サングラスをしないと、ジョーリィの顔を見る度に、
見た人が過去の悪夢を見てしまうということになりますよね。
これが原因で、あんなひねくれた性格になっちゃったのかな。(笑)

ついに、ジョーリィの秘密が発覚!
何と、ホムンクルスを作っていたんですね。しかも、あのエルモが成功例とのこと。
ここで、ふと、もしかしたら、ルカもホムンクルスなのでは…、と思ってしまいました。
でも、ルカルートではそれは明かされていませんし、
エルモの成長を驚いている様子からすると、ルカは違うみたいです。
ちょーっとビックリした。(笑)
それにしても、さすがは錬金術師だなぁ。
エルモはすでにタロッコ「塔」と契約していて、力を使い続けても
人間とは違って、精神を消費しないらしいです。
これなら、モンドが抱えている他のタロッコをホムンクルスが受け持てば、
モンドが助かる可能性もありますね。

それにしても、エルモと話すジョーリィは、どことなく優しいですね。
そして、エルモが外に興味を持ったために、外出を許可したところ、
ルカたちが担当するピッコリーノを見ることになったわけです。
ここで、デビトの「ディアボロの手下になったベルゼブ」の話を聞き、
エルモがフェリチータに恋をしてしまいましたね。
この後の展開、どうなるんだろう。エルモとジョーリィとフェリチータの三角関係?(笑)

アルカナ・ファミリアの敷地にあるフェリチータの石像は、
石を素材として入手するためにジョーリィがモンドに掛け合ったところ、
モンドが石像を気に入って、13体も作らせたそうな。
全部、フェリチータの石像なのかな?
せめて、パンチラ石像は父親としてダメ出ししようよ。(笑)

ジョーリィもジョークを言うことがあるんですね。
ジャッポネの海に現れる坊主頭の怪物として、ダンテを呼んできましたよ。
しかも、頭を後ろからぺちぺち叩いてます。(笑)

今回は、ジョーリィの口から、モンドの命がタロッコのせいであとわずかだと
聞かされるフェリチータ。この時のジョーリィは本音を語ってますね。
いつもより饒舌です。予想通り、ホムンクルス実験はモンドのためでしたね。
しかし、モンドの体の調子が悪くなってきていて、時間がないことを思い知らされた、と。

ある夜、眠れないフェリチータとリベルタは、モンドとジョーリィを発見。
そこで、ジョーリィの素顔と笑顔を見ることに。
ジョーリィの素顔って、アルカナ・デュエロくらいしか拝むことができないから、
かなり貴重ですな。やっぱり、カッコいい!(とても中年には見えない…。笑)
2人には話は聞こえませんが、フェリチータの能力のことや
ジョーリィが子供の頃、2人で登った山のことなどを話しています。
ジョーリィは、どうやら、身寄りがなく、モンドに衣食住の世話をしてもらっていた、
=育ててもらった、ということのようですね。
子供のジョーリィが出てきますが、やせこけた身体つきで、ちょっと切なくなりました。
あのひねくれた性格は、昔かららしい。何かきっかけがあったわけじゃなかったのか。
ここで、フェリチータがジョーリィを好きになりかけていることが、
チラッと仄めかせていますね。(本人は意識してないかもしれませんが)

お互いにモンドを助けたいという気持ちが同じなので、
フェリチータの「恋人たち」の能力を高めるために、一緒にいるという流れに。
(しかし展開が変わらず、一度距離を取ろうとしたりしますね)
その後、ジョーリィとモンドの出会いを聞くことになります。
山登りした頃のやせこけた子供のジョーリィは、祖父と墓守をしていて、
祖父以外で人間を見たのはモンドが始めてだったようです。
(心の中を覗いて分かったことです)
行き倒れになったモンドが、ジョーリィの家の前に辿り着きますが、
死人だと思ったジョーリィ少年は、無言のまま土をかけ始めました。
慌てたモンドが目覚め、家の中に入ったら、そこにはベッドに横たわる
老人のミイラ化した死体が…。
ジョーリィに同情し、レガーロ島に連れ帰って、息子と一緒に育てようと決意するモンド。
この時から、モンドがジョーリィの世界の全てとなったそうな。
ジョーリィがモンドにこだわる理由が分かりましたね。
彼にとって、モンドは父親だったわけです。

そして、モンドを助けるために、フェリチータが単独で「運命の輪」の能力を
使ってしまいました。案の定、16年間の記憶がなくなり、魂の抜け殻状態に。
この状況を知っているのは、モンド・スミレ・ジョーリィ・ダンテ・ルカだけなので、
リベルタたち他の4人には、詳細は知らされていません。
(もしかしたら、幹部だけは後で聞かされたかもしれませんね)
このシーンで、泣けてしまいました…。(笑)
予想できた展開だったのに、予想していませんでしたよ。
全員が、最初は目を覚まさないフェリチータのことを心配して呼びかけ、
目を覚ましても、ぼーっとした状態なのを気にかけています。
モンドたちの様子を見れば、ただごとではないことはすぐに分かりますよね。

抜け殻のフェリチータがただ一人反応したのが、ジョーリィ。
ジョーリィと出会った時だけ、無意識について行こうとします。
ルカはジョーリィがフェリチータに何かしたと勘違いをしますが、
恋愛対象だから、なんですよね。

そして、ジョーリィとエルモの会話中、エルモの言葉からあるヒントを得ます。
記憶がなくなったのではなく、心の奥の方で眠った状態になっているのかもしれない、と。
エルモの「お姉ちゃんに会った人はみんな『一目惚れに加えて恋煩い』になる」
というセリフは、ちょっと微笑ましいですね。乙女ゲームならでは、です。(笑)

このことがあって、モンドと一緒に、ジョーリィのアルカナ能力で
フェリチータの記憶を取り戻すことに成功しました〜。
ジョーリィの能力って、目を見た相手の辛い過去を呼び覚ますものだと思っていましたが、
違う使い方もできるということになりますよね。
この時、フェリチータの記憶の全てを見たジョーリィは、少し驚いていましたね。
人との繋がりのある記憶だからだったのかな。
その中に、ジョーリィの記憶も満載でしたね。
これで、ジョーリィの中の何かが変わったようです。

ジョーリィED1は、アルカナ・デュエロでジョーリィがモンドに勝ち、
フェリチータがジョーリィに勝ちます。
ジョーリィの超える相手が、自分の世界だったモンドなのは当然ですね。
パーパの地位を継いだフェリチータが、仕事から抜け出して、ジョーリィの部屋に。
ジョーリィが仕事中に側にいて、色々教えてくれないことへの不満があったようです。
ちゃんと、恋人にはなっていますね。そして、フェリチータと熱烈なキス。
フェリチータのお尻が気になる〜。お嬢様は相手に染まりすぎますな。(笑)
ジョーリィがフェリチータのことを「フェル」って呼んでいるのが新鮮ですね。

ジョーリィED2は、ジョーリィがモンドに勝ち、フェリチータがジョーリィに勝ちます。
フェリチータをジョーリィにとられたことで落ち込むルカ。
パーチェとデビトはそれを慰め、お酒を飲みに行くことになりますが、
廊下で、ジョーリィとフェリチータがいちゃついているところに遭遇。
ここで、ジョーリィが妻となるフェリチータのことを「お母様」と呼べと、ルカに強要。
ああ、ルカの悲劇はどこまで続くんだろう。(笑)

ジョーリィED3は、ジョーリィがモンドとフェリチータがジョーリィに勝ちます。
パーパの地位を継いだジョーリィの望みは、実験を優先させること。
ということで、パーパの仕事をルカに押し付けて、フェリチータと実験してます。
ダンテがルカに同情する会話が面白いですね。
ジョーリィが研究をするのは、フェリチータと一緒にいる時間を作るため、
でもあるようなところもありますね。

※SecretSの2番目は、ダンテルートで入手できます。

○ファミリアED DONNA(ベストED)

全キャラのEDを見ると、5月21日のモンドが倒れた直後の選択肢が増え、
「必ず私がパーパを…ファミリーを助けてみせる」
その後、自動的に6月1日になり、アルカナ・デュエロに勝つと発生します。

フェリチータの第1戦の相手は、私の場合はジョーリィでしたが、
ジョーリィルートから派生させたからかもしれません。
(一番好感度の高いキャラが選ばれるのかも)
ただし、戦闘はなく、自動的に決勝戦になります。
決勝戦はモンド。まだ、「運命の輪」が使われていない状態での戦いのため、
デュエロに買った後、モンドは倒れてしまいます。
そこで、フェリチータが「運命の輪」を使い、フェリチータも倒れました。

後日、パーパからデュエロの結果発表されました。
闘技場で倒れたまま話が終わったので、どうなった?と思いましたが、
2人ともピンピンしてますね。
フェリチータがパーパの地位を受け継ぎ、結婚話は白紙状態に。
そして、フェリチータのもう一つの願いは、掟の改定。
今後、タロッコの条項の変更されるようです。
ここで、モンドから女が「パーパ」はおかしいから、「ドンナ」と呼べ、と。
ああ、これで、他のルートで「ドンナ」という言葉が使われていたんですね。
この後、幹部達の楽しい会話タイム。
剣の幹部の地位が空くという話になり、リベルタかルカが候補に挙がるだろう、と。
ただ、ルカはドンナの秘書の地位を狙っているそうなので、
自動的にリベルタがなりそうですね〜。海の男じゃなくなるから、拒否するかな。(笑)
そして、フェリチータの呼び方で、ジョーリィが提案。
同じ大アルカナを持つ対等な立場だから、「フェリチータ」「フェル」と呼ぶそうな。
ふふふ、ジョーリィが楽しい話題を振ってきましたね。
みんな、フェリチータの手駒だから、毎晩、違う男を呼んでもいいんだよ、と。
そして、自分も声をかけろ、と。ジョーリィの口から、こんなセリフが出てくるとは!
しかも、自信満々だ。(自分以外の男を呼ぶ気にさせないぞ、と。笑)
デビトがそれに乗ってきましたが、真面目なノヴァが2人を
「生きた公然ワイセツ罪ども」呼ばわり。それに乗っかるルカ。
パーチェは相変わらず、ラ・ザーニアの話。

その後、ドンナとしてかなり貫禄がついたフェリチータのスチル(CG)が!
胸元を大きく広げ、ツインテールをやめたその姿、まさに女ボスっぽいです。(笑)
そんなフェリチータをみんなで取り合いって感じで終わりました。

「懺悔の時間」
ストーリー中にあった「懺悔の時間」があまりにも爆笑モノだったので、
内容をまとめてみました。(一番最初の人が仕切っています)

・みせしめ1「アカペラの恐怖」…ダンテ・リベルタ・ノヴァ
 助けた猫を元の場所に戻そうとしたノヴァに罰ゲーム。
 諜報部で毎朝歌っている歌をノヴァが歌います。
 前奏はリベルタ、合いの手はリベルタとダンテ。
 リベルタ「ルッルール、ルッルール、ルール・ルール・ルー」
 ノヴァ「お前の命は海の幸 残さず食べてオレの物 今日のご飯はなんだろな」
 リベルタ・ダンテ「おいしいよ!」(合いの手)
 ノヴァ「あー、お前の明日は無いけれど あー、オレがその分生きてやる」
 最後に、オジョーンとお嬢が登場し、赤面するノヴァなのでした。

・みせしめ2「おあずけ!」…ルカ・デビト・パーチェ
 薬草園に何度も行っていて、狭いことを分かっていながら、
 大きな動きをしたり、フェリチータを口説いたりしたパーチェに罰ゲーム。
 デビトとルカがラザニアを食べるところを、縄で縛られながら見ているという
 パーチェならではの罰でした。途中から、豹変して化け物じみたパーチェが
 「ラッザーニアよこせ!!!」と、デビトの腕やルカの帽子をかじってしまいました。

・みせしめ3「素直になっ茶おう」…パーチェ・デビト・ルカ
 教会で子供を怖がらせる話をしたデビトに罰ゲーム。
 「どんな荒くれ者も、一口飲めば美しい言葉で話すことのできる」という
 「丁寧な言葉になっ茶おう」というお茶をデビトが飲まされた後、
 言葉だけでなく、性格まで豹変。顔までキリッとしたデビト。
 まるでルカが2人いるみたいな会話になってきました。
 しかし、これはデビトが2人をからかっているだけなのでした。
 (言葉遣いは、お茶のせいで本当に敬語になっていますが、性格は元のまま)

・みせしめ4「官能小説家」…ジョーリィ・リベルタ・ノヴァ
 命令違反をして、ノヴァの両親を助けたリベルタに罰ゲーム。
 「背徳の夜想曲『ノットゥルノ・バージョンアルト』」という蛍光ピンクのお茶を飲んだリベルタが、
 地下牢に閉じ込められていた時のことを官能小説風に語り始めます。
 「オレたちは、皮膚の下をざわめかせるような薄暗さに支配された地下牢に…。
 劣情を煽るにはこれ以上ないような状況、男2人、女1人で閉じ込められていたんだ。
 お嬢は疲れたのか、その柔らかくかぐわしい肉体を石のベッドに委ね、
 1人寝息を立てていた。これから身に何が起こるかも知らず、
 安心しきって眠る顔も、布の隙間から覗く、闇に溶け出すような白い太もも…。
 若いオレたちを挑発するには十分だった。オレはその気持ちをどうにか抑えようと、
 篭った熱を逃がすように上着を脱いでお嬢に近づく。
 近くまでいくと、お嬢の匂いが微かに香った。オレの心臓は跳ね上がり、
 その衝動に突き動かされたオレは、お嬢に――」
 ここで、ノヴァの温情により、気絶させられたリベルタ。
 ジョーリィが、代わりにノヴァに飲ませようとしたところ、
 ノヴァは自分でミネウチをして気絶したのでした。

・みせしめ5「恋文」…モンド・ダンテ・ジョーリィ
 フェリチータやスミレに信頼されているという理由での罰ゲーム。
 ジョーリィの提案で、2人に蛇蝎のごとく嫌われる行動をとるということで
 3つの選択肢。
 1.航海から帰って、一切の身支度を整えず2人に歓迎の抱擁を求める。
 2.その御愛用のコートの下の着衣を脱ぎ去り、2人の前で閉じたコートを開く。
 3.『だーれだ』と目隠しした後『ダーンテだ!』と笑いを取りに行く。
 1は航海の予定なし、2は犯罪、3は笑えない、というダンテの反論。
 結局、モンドの提案で、2人から、モンドに対する労わりのメッセージをもらってくる、
 に決まり、あっさりもらってきました。
 その後、ジョーリィと2人、そそくさと退室。
 一人手紙を読むモンドの雄叫び「なんじゃこりゃ!」で終了。

・みせしめ6「踏絵」…スミレ・ダンテ・ジョーリィ(モンド)
 モンドを助けるために、フェリチータに「運命の輪」のことを話した
 ダンテとジョーリィに罰ゲーム。
 (モンドの票をスミレが持っていたため、2人が懺悔するという事態に)
 断罪は、信頼している相手・愛している相手の絵を踏むこと。
 どうやら、幹部たちの絵らしく、ジョーリィはためらいもなく踏みまくりますが、
 最後の1枚・モンドの絵だけは踏めず…。(最終的に踏みます。笑)
 ダンテは、リベルタやパーチェなどの絵を誤りながら踏みつけます。
 (スミレがところどころで茶々を入れてくるところが楽しいですね)
 最後に2人揃って、フェリチータの絵。これは他に比べてあっさり踏みつけたため、
 怒ったスミレが、2人の頭をポカポカ殴りつけるのでした。

・みせしめ7「Lの悲劇」…ジョーリィ・リベルタ・ノヴァ・デビト・パーチェ・ルカ・ダンテ
 2周目で発生する「?」イベントで、ルカが作ったリモーネパイが小さかったため、
 という理由で、ルカに罰ゲーム。今すぐ、リモーネパイを7台作ること。
 そして、最初のリモーネパイの時、一人で半分食べてしまったパーチェも手伝うことに。
 その後、フェリチータのところに、2人で作ったリモーネパイが届けられ、
 美味しく頂くお嬢なのでした。

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