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HTB「水曜どうでしょう」とTVK「saku saku」

北海道テレビ(HTB)で『水曜どうでしょう』が大人気となったように、
テレビ神奈川(TVK)では『saku saku(サクサク)』というローカル人気番組が放送されています。
『saku saku』の歴史は、1997年から現在まで、MCを変えつつ続いています。
(初期2年間の番組名は「サクサクモーニングコール」。公式HP、ファンHP)

私が見始めたのは2001年あたりからで、あかぎあいさんとサイコロ型人形の増田ジゴロウが
アパート内でMCをしているという設定の頃からなのですが、
この増田ジゴロウのトークが面白かったため、番組の人気が急上昇し始めたようです。
(増田ジゴロウの声は、『saku saku』のディレクターで、「黒幕」と呼ばれる人物です)

その後、2003年4月に女性MCが木村カエラさんに代わります。
そして、2004年、衝撃的な出会いが!

「ご意見番(通称:ペッパー、ゴイゴイ)」という人形を担当していた
もう一人のディレクターである金田真人Dが、面白いローカル番組がある、ということで、
『水曜どうでしょう』を紹介したのです。
ここで、ローカル番組の交流が生まれます。
以下が、交流の内容です。

●2004年11月25日 「江別のうた」公開。
  増田ジゴロウの新作で「江別のうた」が披露。
  この歌の中で、大泉洋さんが歌詞と写真出演されています。
  そして、『どうでしょう』という言葉も登場します。
  ちなみに、江別出身のジゴロウの友人の依頼で作られた歌でした。(笑)
  (「江別のうた」の歌詞はこちら)

※増田ジゴロウは、自分で作詞作曲をした曲をよく披露しています。
  有名なところでは、「サクサカーのうた」「お楽しみ宇宙ボックスの歌」などがありますが、
  「みんなでうた」では、神奈川県の市町村の歌を作って、みんなで歌っていました。
  (「みんなでうた」「みんなでうたおう」「みんなでうたおうぜっ!」「みんなでうたおうZ」)
  それが人気を博して、神奈川県以外の地域も、歌われるようになります。
  偶然、江別出身の友人がいたため、「江別のうた」が作られたのです。
  ちなみに、必ず、その市町村の映像が流れるので、より親しみを持てる作りとなっています。

●2004年12月16日 ミスターこと鈴井貴之さん、ビデオ出演。
  東京国際映画祭のために東京に来ていらっしゃった鈴井貴之さんに
  ご意見番がインタビューするという形で、顔合わせが実現しました。
  後ろには監督作品「銀のエンゼル」のポスターが貼られていて、
  映画の宣伝も兼ねていました。
  そして、「江別のうた」が作られることに関して、鈴井さんから、
  「北海道に許可なく作るのか?」「江別出身の大泉洋が黙っていない」
  というコメントがありました。  
  ちなみに、北海道でも週に1回放送されており、
  ミスターは「サクサク」を毎週チェックしていました。

●2005年3月23日 ジゴロウが藤村Dのことを「ふじむ」と呼ぶ。
  ジゴロウの会話の中で、藤村Dのことが出ます。
  藤村Dが、「江別のうた」はいい歌だが、歌はヒドい、と言っていた、
  とご意見番が言ったため、ジゴロウが激怒。
  「ふじむら」の「ら」は俺がもらった! ということで、ジゴロウの中では、
  藤村Dは「ふじむ」になってしまいます。

●2005年4月14日 「藤村とジムの神隠し」
  ジゴロウの会話の中で、またまた藤村Dのことが出ます。
  前回「ふじむ」の話の続きで、さらに、「ふじむ」から「ふ」まで取られていて、
  最終的な呼び名が「じむ」になっています。
  そして、『水曜どうでしょう』ファンから、「ふじむら」の「ふ」と「ら」は道産子のものだ、
  という抗議や、その感想を「水曜どうでしょう」のBBSに書き込んだ時の藤村Dのコメントが、
  あまりにも低姿勢だった、というメールが届きます。
  それに対して、自分だけ大人か、と藤村Dに対して叫ぶジゴロウなのでした。
  ちなみに、ご意見番が「水曜どうでしょうDVD」を見て、副音声で自分の編集を
  自画自賛する藤村Dのことを、ジゴロウと似ているなぁ、というコメントをしていました。

●2005年5月10月 ジゴロウ誕生日に、「じむ」からビデオレターが届く。
  ジゴロウの誕生日のために、ご意見番が藤村Dにビデオレターを作ってくれと依頼し、
  本当に実現してしまいます。
  ダンボールに『サクサク』のセットをマジックで書き込んで作り、
  その上に、Onちゃんの人形に藤やんの顔イラストが貼られたものが乗っています。
  (Onちゃん藤やんは全く動きません。笑)
  勿論、藤村Dは声の出演です。(初登場!)会話の中で、ジゴロウのことを、
  何度も「ゴジロウさん」と言っています。
  最後には、デンデン太鼓みたいな鈴付きタコ星人の人形も登場します。
  ビデオレターを見たジゴロウは、「北海道に殴りこみに行く!」と言うのでした。
  でも、嬉しい、と本心は喜んでいる様子。

こんなに楽しいやり取りが行われていましたが、
番組のマスコットキャラ「増田ジゴロウ」や「ペッパー」などに権利問題が発生してしまい、
急きょ、降板してしまうという、異例の事態が起こったり、
金田Dが急逝されてしまったりしたため、何回かに渡ってやりとりされてきた
ローカル番組の繋がりが、ここで途切れてしまいます。
(現在は、「白井ヴィンセント」というネコのキャラクターと中村優さんがMCをしています)
せっかく、少しずつ温めてきたのに、本当に残念なことです。
せめて、『水曜どうでしょう』を押してくれていた金田Dが生きていらしたら、
キャラクターが変わった後も、『水曜どうでしょう』と繋がりがあったかもしれません。

こんなローカル番組同士の繋がりがあると、どちらも面白く見られますよね。

●2009年6月2日 「DEPAPEPEのインストde委員会」
TVK『サクサク』のコーナー「DEPAPEPE(デパペペ)のインストde委員会」で、
新曲「紫陽花」のプロモーションメイキング映像が流れ、監督の藤村Dが登場しました。
大きな笑い声で現場を仕切っていました。
DEPAPEPEの徳岡慶也さんが『水曜どうでしょう」』のファンで、プロモ製作の依頼をしたそうです。
プロモを見た白井ヴィンセントのコメントは…。

「あ、じむだ。『水曜どうでしょう』の名物ディレクターの方ですね」
「何で、俺たちじゃねぇんだ?こんだけ付き合い長いのに」
「いやぁ、じむって声でけぇなぁ」
「すげぇ、ジムってこうして見ると、ちょっと業界人ぽいね。あ、業界人か」
「今回分かったのは、徳岡は『サクサク』より『水曜どうでしょう』をとった…」
「もうオレ、二度と口気かねぇからよ」
「俺たちに一回ね、「『紫陽花』のプロモーションビデオとってくんないんすかねー」って言って、
俺たちが、「ちょっと忙しくて、てんぱっちゃってマズいっすねー」って言って、挙句、じむならいいよ。
最初からじむか、あいつは。ああ、もういいよ、あいつのあだ名は今日から「最初から“じむ”」だヨ」

デパペペさんは、今、『サクサク』でレギュラーコーナーを持っているのに、プロモを依頼したのは、
『水曜どうでしょう』だったので、ヴィンセント=黒幕がご立腹なされたわけですね。(笑)

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