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PSP「PSP「蒼黒の楔 緋色の欠片3 明日への扉」」

PSP「蒼黒の楔 緋色の欠片3 明日への扉」のプレイ感想・攻略です。

【ストーリー】
鏡をめぐる事件が解決し、季封村にはまた平和な日々が訪れていた。
祐一や卓、慎司の協力により、無事大学合格を果たした主人公、拓磨、真弘、遼の4名。
辺りには桜が咲き始め、あとは卒業式を残すのみとなった主人公の学校生活。
春からは祐一と同じ大学に通うことに。
それは、卒業と同時に季封村を離れることを意味していた。
大学を卒業すれば季封村に帰ってくる、そうわかっているはずなのに、
不安や心配は増していくばかりで、主人公はその感情を一人でもてあましており――。

【キャスト】
鬼崎拓磨:杉田智和
鴉取真弘:岡野浩介
狐邑祐一:浪川大輔
犬戒慎司:下和田ヒロキ
大蛇卓:平川大輔
狗谷遼:野宮一範
ケテル:羽多野渉
凛:代永翼
言蔵美鶴:藍川千尋
おーちゃん:池崎リョウ
芦屋正隆:永野善一
多家良清乃:古俣麻弥
アリア・ローゼンブルグ:磯村知美
フィーア:高橋あみか


それぞれに少しずつ甘さはありましたが、全体的にはちょっと物足りない感じでした。
前作のおまけだったら、納得だったかも。


●<b>「みんなで卒業」攻略の感想</b>

高校卒業前後のお話で、誰かと恋人関係にはなっていません。
でも、それぞれが珠紀に気があるという感じですね。
基本的に、珠紀が卒業して大学に進学することに不安を覚え、
それを他のキャラがビシッと不安を取り除いてやる、という流れです。
マルクトが死亡、五瀬は行方不明、芦屋・清乃は生きている、設定です。

真弘と祐一の入れ替わりシーンはちょっと笑えました。
元気な祐一と大人しい真弘、どちらも似合ってないっ!(笑)

そして、拓磨との惚れ薬入りお菓子も最高。
拓磨って、意外と珠紀が好きが見えちゃってますよね。(笑)

●<b>「あなたとの卒業式」攻略の感想</b>

こちらも高校卒業前のお話ですが、個別ルートになります。
前作の個別ルートのストーリーの流れで、
それぞれが恋人同士になっているので、恋愛モードです。

攻略キャラが喜ぶ選択をすると、右側に欠片の絵が出て、
これを3つ集めると、「映し鏡」が見られるようになります。

このストーリーでは、各キャラ2枚のスチル(CG)が入手できるのですが、
慎司の場合だけ1枚ののみで、おまけの欠片の「真剣勝負!ブラックジャック」で
最後の1枚とコンプリートスチルを入手できます。

・<b>鬼崎拓磨ルート</b>

拓磨は、同じクラスだし、一番、年相応の恋人っぽい雰囲気ですね。
ただし、恋愛をマニュアル本で勉強しているところは、かなり変ですが。(笑)

琢磨のサプライズが、ペアリングだと早々に分かって、ドキドキがないじゃないか、と思いきや、
違うサプライズが待っていましたね。
婚約指輪をもらって、4年後に結婚しちゃいましたよ〜。

プレゼントは、1つずつ、拓磨の反応が違うので、直前にセーブしておいて、
色々な反応を見てみました。
その中でも、「冷凍タイヤキ」や「難解!クロスワードブック」って…。
いやいや、拓磨だから、ぜんぜんアリだけど。(笑)
「愛情」にしたら、「春日珠紀の生涯変わらぬ愛情」って書いた紙が。
拓磨的には、自分が送ったものと同じものをプレゼントされた、という解釈でした。

・<b>鴉鳥真弘ルート</b>

個人的には真弘が一番好きですね〜。
ただ、怒鳴った声が、どうしても磯野波平さんに聞こえてしまうのが残念…。
優しい口調の時は、すごくいいのですが。

真弘とだと、ラブラブなカップルにならないので、それを美鶴が心配(興味?)して、
2人を新婚気分にさせてやろうと、宇賀屋家で2人っきりの夜を過ごさせます。
珠紀がそれに乗っかって、悪乗りしちゃってるのは、ちょっとキャラじゃないかな。(笑)
しかも、遼まで子供役として登場してきちゃうし。
遼がこんなことをするはずないから、美鶴に催眠術か何かで操られているのかと思ったのですが、
一応、自分の意志でやってたみたいですね。
(それとも、美鶴に弱みを握られているとか? 笑)
事情を理解した真弘が珠紀の膝の上でむくれるスチルはかわいい。

・<b>狐邑祐一ルート</b>

都会の大学に行っている祐一が季封村に戻ってくるところから始まり、
唐突に、村にいる間だけ、共同生活をしたいと申し出ましたよ。
美鶴もいるから、同棲とはちょっと違うけれど、結局、真弘と同じく、2人っきりになる夜が…。

祐一は、人間関係が超苦手なのに、人の目を全く気にしないところがマイペースですよね。
だからこそ、一番、珠紀と触れ合っているシーンが多いので、ちょっとドキドキします。(笑)

珠紀が村を離れることや色々なことが変わっていくことを不安がっているのを察して、
一緒に暮らしてくれていたわけですが、本当に珠紀一筋、っていうのが分かりますね。
大人しいキャラで、真弘とは正反対ですが、祐一みたいなキャラも好きだなぁ。

・<b>大蛇卓ルート</b>

珠紀が季封村を離れる前にやれることはないか、と卓に相談するところから、展開していきますね。
卓と珠紀の波長を合わせるために、卒業式の前の日まで卓の家で同棲することになりました。
一番大人の付き合いができる相手ですが、卓は言動が丁寧すぎますね。(笑)

恒例の珠紀の悩みは、歴代の玉依り姫に頼って結界を強化することで、
大学へ行くことは解決となりますが、卓との別れが残ります。
しかし、卓には覚悟が。引越し直前に、一緒に引っ越すことを告白しちゃってます。
う〜ん、卓としては、珠紀が新しい環境で、新しい仲間を見つけて行くことで、
自分から離れてしまいそうになる心配ってのがあるんでしょうね。

・<b>犬戒慎司ルート</b>

慎司は、前作のストーリーでは、珠紀と一緒に神社を守っていく、という終わりでしたが、
今回は、ちょっと違いますね。
珠紀が季封村のために大学に行くことを知り、自分は進学せずに村に残って守る、と。
1年前には祐一が外に出て、次は珠紀・拓磨・真弘・遼、来年は慎司、となるわけですが、
順番に戻ってくることも考えると、慎司が出て、祐一が戻ってくるまでの2年間は、
村を守る守護者が卓だけになってしまいます。
これを察した慎司は、またしても1人で決めてしまうわけですね。

慎司が初めて自分のために願うことは、教師になることなので、
それを知った珠紀が、慎司を説得して、進学する方向にするというお話でした。

・<b>狗谷遼ルート</b>

遼は人付き合いを一切しないということが、珠紀の悩みとなっています。
もっと遼のいいところを他の人にも知ってもらいたい、と。
いろいろな作戦を決行しては失敗していますが、
遼がいい顔をしたりしては、ちょっと嫉妬しているのが微笑ましいです。
自分だけに見せる顔や仕草であって欲しいという気持ち、分かりますねぇ。(笑)
結局、ケンカ仲間の拓磨ともいい雰囲気でしたし、心を許せばかなりいい奴ですね。

・<b>凛ルート</b>

今回は珠紀の悩みより、凛の悩みが優先していますね。
凛はカミ様なので、それが悩みです。人である珠紀と一緒に年をとっていきたいと。
そのために、命をかけてカミの力を剥ぎ取り、人に近い状態になります。
正直、今のままの凛だと、恋愛対象というより、弟にしか見えません。
慎司のように、成長した姿のスチルが欲しかったかも。

・<b>ケテル ルート</b>

珠紀の悩みは、ケテルと再会したことで、一緒にいたい想いが高まり、
大学進学を止めてまで、ロゴスについていきたいと思ってしまったことで、
ケテルの悩みは、ロゴスのトップでいるには、人の気持ちを理解できていないこと。
フィーアたちの勧めで、珠紀と会うことでそれを学べと。
でもたった4日しかなく、一緒にいると和んでしまうことで、さらに答えは見つからず、
ますます悩みが深くなってしまうわけですな。

珠紀とケテルが洋館で一緒に暮らすことになりますが、
ケテルが珠紀のベッドに潜り込んで寝顔を見るスチルはいいですね。
彼が、オッドアイだったことを思い出しましたよ。

結局、フィーアとアリアの作戦は、ケテルを大学に行かせ、多くの人と交わることで
色々な感情を学ぶということでした。

●<b>特典「映し鏡」</b>

個別ストーリーの合間に、各キャラが思っていたことが小説として描かれています。
会話以外も声優さんの声が入っているので、「自動送り」で楽々でした。

琢磨は、プレゼント代を稼ぐために、典薬寮の2人のところであるバイトをするお話。
真弘は、珠紀と2人っきりの夜を悶々と過ごすお話。
祐一は、自分が大学進学を決めた頃の回想のお話。
卓は、珠紀の儀式を成功させるために、夜中に下準備をするお話。
慎司は、珠紀たちが行ってしまった後、美鶴と過去のことを回想するお話。
遼は、大蛇家で卓の服に着替える時のお話。
凛は、神の力を剥ぎ取る儀式を始めた時のお話。
ケテルは、季封村に戻ってきて珠紀の寝顔を見ながら、ロゴスのことを回想するお話。

●<b>特典「おまけの欠片」</b>

「真剣勝負!ブラックジャック」は、拓磨・慎司・凛・珠紀が洋館に呼ばれて、
アリア・フィーアと一緒にブラックジャックをして遊ぶお話。
前作で、全員で遊ぶ楽しいおまけのお話がありましたが、それに似た感じです。
慎司VSアリアのスチル入りはなかなか面白かったです。

「お宝探し!真弘探検隊」は、真弘が持ってきた謎の宝の地図を、真弘・卓・珠紀で解き、
お宝を探しに行くお話。お宝の絵に「鬼」という言葉があっただけで、
後からやってきた拓磨に真弘が殴りかかるところが笑えます。

「恋愛スナイパー遼の恋愛講座」は、凛の願いで、遼が恋愛について語るお話。
遼の恋愛感はかなりずれているので、珠紀が始終、突っ込む姿が想像できますね。

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