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PSP「真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル」

PSP「真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル」」のプレイ感想・攻略です。

【ストーリー】
綿津見村――山と海に囲まれた、ある小さな村。
そこには人の世に災厄を招くと言われる「龍神」を封じた「海神神社」があった。
「海神神社」の巫女候補として育てられてきた高千穂珠洲は、
龍神の災厄を鎮める為に、母と姉弟子の八坂真緒を失ったことから
「玉依姫」を継ぐ決意をする。
――しかし、2人の犠牲にもかかわらず再び「龍神」の災厄が起こり始めた。
珠洲の前に「豊玉姫」と称する真緒が4人の妖人を従えて現われ、
龍神が封じられた神器「勾玉」を渡すようにと迫る。
それと前後して、珠洲の周囲に現れる謎の兄弟や国家機関「典薬寮」の派遣人。
珠洲の敵か味方かわからぬまま、玉依姫の「守護者」として選ばれていく少年たち。
もう一つの玉依姫の物語が、今始まる――。

【キャスト】
重森晶:野島健児
壬生克彦:石田彰
壬生小太郎:成瀬誠
天野亮司:浜田賢二
高千穂陸:伊藤健太郎
賀茂保典:千葉優輝
御子柴圭:近藤隆
高原エリカ:ふじたれいこ
加奈:祭田絵理
沙那:一色まゆ
八坂真緒:櫻井浩美
羅門:杉崎亮
天蠱:なめきひとみ
弥勒:陽季想


続編かと思いきや、第1弾とは大幅に設定が違いますね。
玉依姫が何かを封じる(前作は鬼斬丸、今作は龍神)というところは同じですが、
違う神社で違う主人公が玉依姫になっています。神話の設定をベースにしていますね。

宝具は、封印するためのものでなく、妖を斬るための武具に変更。
しかも、宝具が守護者を選ぶ、となっています。

それにしても主人公のデフォルトの名前「珠洲」って変な名前…。(笑)
「たます」と読むと思ったら、これで「すず」と読みます。
最初から玉依姫のことをちょっとだけ知っています。
母親と従兄弟がいなくなってから正式に習うことになりますね。

キャラと声は、全体的にかなりいいと思います。
イラストは大好きなカズキヨネさんですし、声も各キャラにあっていますし、上手いですし。
そして、前回の典薬寮関係者は、芦屋でしたが、今回は賀茂ですよ〜。
陰陽師好きにはたまらないラインナップですね。
しかも今回は、賀茂保典。本家の賀茂保憲をもじってますな。
(読み方は、前者がかもやすのり、後者がかものやすのり)

残念なのは、スチル(CG)の数が少ないことと、肝心のストーリーが薄いし、短いことですね。
ストーリーをもっと膨らませたり、恋愛シーンをもっと増やしてくれれば、
かなり満足度が違ったと思います。
これは、ストーリー上のことなので仕方がないのですが、
天気が曇り空ばかりなので、背景が暗いのが惜しいですね。
すごく上手なのに、ずっとこの背景色だと、少し気が滅入るかな。(笑)

攻略の感想

ノーマルエンディングや悲恋エンディングなどはないので、
第4・5章の個別ルートへの分岐点では、友好度が高かったキャラになるようです。
(実際には、2人1組でルートが決まるので、6章で本当の個別ルートに入ります)
ということで、攻略キャラを決めて、全力で好感度を上げていくことをオススメします。

○重森晶ルート

晶は、主人公と幼馴染みで、唯一、最初から守護者だと分かっています。
でもいつも気にかけてくれる、優しくて真っ直ぐなキャラです。
顔も声もいいですし、文句なし。

主人公と玉依姫の設定が、かなり甘いと感じました。
玉依姫を継ぐ家系に生まれ、そのことを知っていながら、本当のことは伝えられず、
母親が先に死んでしまう、という流れはどうだろう。
確かに、贄の儀式を自分の子供に背負わせるのは残酷で、言えないことですが、
子供を産んだ時点で、それは覚悟の上なのだから、せめて、文章なりで残すべきかと。
もちろん、母親やこれまでの玉依姫たちは、自分の代で5守護者が揃って、
龍神を倒すことへの希望は持っていたようですが、もしものことも考えるべきですね。
玉依姫と豊玉姫の伝説なんかは面白いとは思いますが、細かな設定が足りなさすぎかな。
(結局、何の努力もなく、主人公は亮司の祖父から、全容をあっさり知ることができます)

しかし、神を鎮められない玉依姫が村で嫌われているっていうのが、何だかリアルっぽいですね。
村人だって、それを承知しているはずなのに。「緋色の欠片」の村人とはえらい違いだなぁ。(笑)
玉依姫の一族ということもあって、主人公が少し大人しめです。

晶は、主人公の幼馴染みですが、小さな頃、主人公と陸を守ろうとして死にかけ、
主人公たちの父親に助けられた、という経緯がありました。
結局は、主人公が好きだから守っているのですが、子供の頃から守護者ですね。
その頃から、主人公との絆があった、ということですな。
宝具が世襲制ではなく、人を選んだり、身体の中から現れるという設定になっていますね。
そして、その威力は、玉依姫と守護者の絆が強いほど、威力を発揮すると。
晶の方具は、二刀小太刀です。やっぱり、刀はカッコいいなぁ。
キャラの見た目は全く変わらず、宝具の見た目が変わるだけなのは、ちょっと残念。

玉依姫だった母親が贄の儀式をやったのは分かりますが、従姉妹の真緒がその場にいて、
豊玉姫の一部を取り込んでしまった経緯が、このルートでは分かりませんね。

ラストは、キスで愛の絆と共に、玉依姫と守護者の絆が最高に強まり、
龍神を取り込んだ羅門を倒します。
羅門の豊玉姫への忠誠心は感心しました。彼なりの正義があったわけですし、
玉依姫より、豊玉姫に同情してしまうくらいです。
真緒も無事に戻ってきて、壬生兄弟も故郷に戻り、典薬寮の2人は卒業まで一緒、
主人公と晶は縁側でカキ氷を食べながらほのぼの。

最後に一言。今回は、主人公の玉依姫、全然、すごくないですねぇ。
生贄になるしか能がないみたいなところが前半の流れで、
ラストの方では、キスすることで守護者に力を与えるだけ、みたいな。
他のキャラでは、一緒に武器を持ってトドメを刺す、というのもありますが、
役に立ってる感が弱いこと、この上ないですね。

○高千穂陸ルート

スチルの順では、壬生兄弟が先なのですが、攻略するなら、
やっぱり、最初から出ているこっちが先でしょう。

陸は、主人公の弟なのですが、なぜか、主人公の言動に頬を赤らめる場面がしばしば。
本当に実の弟なのか? と疑ってしまいます。それに、恋愛対象キャラに弟はないはずですし。
彼にはかなり裏がある、と見て、陸ルートのプレイ開始。
性格はものすごく真面目で、おっとりしています。
でも、戦闘時には、姉を守らなくてはという気迫がすごい。
声が低めなので、ちょっと大人びたキャラですね。

ここで、真緒も主人公の母親から、家で待っているように言われていたことが判明。
主人公と2人で、母親を止めに行ったけれど、主人公は気絶、真緒は失踪してしまったと。
主人公と真緒が後を追わなければ、豊玉姫に乗り移られることはなかったわけですな。

陸の場合は、途中から守護者となります。玉依姫の血縁でも守護者になれるんですね。
というか、こんだけ姉思いなのに、今頃守護者?という気もしますが。
陸の宝具は、六角棍。身体がでかいからでしょうけれど、性格には合ってませんね。(笑)

敵の天蠱から、陸に関する重要な情報が! やっぱり、高千穂家の子供ではなかったですねぇ。
本名は宗像陸、壬生兄弟の父親が高千穂家に預けた、と。
陸自身も、この時初めて知ったという設定はちょっと惜しい。
以前から(何となくでもいいから)知っていて、それで主人公に恋してるというなら、
この後の恋愛モードも納得できますが、姉弟からの恋愛はかなり強引すぎるから。
その後の告白で、陸は姉以上の想いを主人公にしていました、とさ。
これはある意味、かなりヤバイ感情だよなぁ。
主人公がその気を見せたことはないから、急な恋愛モードはおかしいですね。
しかも、キスしちゃった…。いくらなんでも、このシナリオは納得できん。
(陸がいいキャラなだけに、ガッカリだ。笑)

ラストは、天蠱が封印の勾玉を破壊し、妖力を龍神にやったら、
龍神の怒りで、敵の部下たちが狂い始めてしまいます。
天蠱が玉依姫を囮にして龍神の力を得ようとしますが、喰われて失敗。
使い魔2人が敵の攻撃を防ぐ間に、主人公の封印の力を陸に注入して、
2人で豊玉姫ごと龍神を倒します。
真緒も無事に戻ってきます。母親が贄の儀をした日、真緒が主人公を庇ったので、
主人公が助かり、真緒が豊玉姫に乗っ取られてしまったんですね。
戦闘後の陸と保典の会話は笑えました。あの陸がおチャラけるなんて。(笑)
壬生兄弟も故郷に戻り、典薬寮の2人は卒業まで一緒、
主人公と陸は洗濯物を干しながら楽しく会話。

○壬生克彦ルート

復讐兄弟の兄です。(笑)
髪の毛が白くて、肌が白いので、見た目、生っちょろい印象ですが、
口が少々悪いので、第一印象はクールですかね。
何だかんだいっても、主人公が話かけると何かしら答えてくれます。

父親の壬生兼定が天蠱に殺されたことを知り、復讐の旅に出た壬生兄弟。
主人公の住むこの地でようやく天蠱を発見。
天蠱は子供キャラなのですが、笑った顔は口が裂けて、ちょっと不気味ですねぇ。
最初から、陸を狙っているし、豊玉姫に忠実でもないですね。

壬生兄弟にくっついていると、何だか、小太郎の方とテンションが合うので、
克彦としては、妹が増えたみたいな感じかもしれませんね。
壬生一族は術士だそうですが、敵が強すぎます。

それにしても、主人公の無謀な役立たずっぷりには参りますなぁ。
敵が自分を殺さないことだけを頼りに、無謀にも前に出て行ったりするし。
戦えないキャラはいらんっ!(笑)
と思ったら、土方さん、もとい、御子柴圭が登場! カッコいいなぁ。
(敵に寝返りたくなるくらい、好きかも。笑)

宝具に語りかけて守護者になるっていうのは前代未聞ですが、兄弟揃ってなっちゃいました。
守護者って、玉依姫との絆だけではなく、相当な能力がなければなれないようです。
ということは、晶にもそういう能力があったということになりますね。
ただの幼馴染みって訳じゃなかったのか。
壬生兄弟の方は術士なので、能力には問題なしのようです。克彦の宝具は弓。

と、ここで、御子柴様と天蠱との会話で、天蠱が壬生一族だということが判明。
そして、天蠱の口から、八坂真緒の名前が。どういうこと?

復讐の経緯は、実は復讐ではなかった、と克彦が告白。
父親は最初から天蠱を追っていて、家族を置いていったことを憎んでいる、と。
壬生の一族は誇り高く、天蠱に殺された父親は一族の面汚し、
その家族である克彦たちも同じ扱いを受けたそうな。なんて一族だ。
そういえば、主人公が村で敬遠されているところなんかは似てますね。

真実を聞いた後の克彦の裸スチル、いいですねぇ。(笑)
主人公は鈍感すぎますが。そして、次の日の朝の陸と使い魔2人の突っ込みも最高。

主人公の母親と壬生兄弟の父親の子供が、真緒姉さんだった! これは衝撃的ですね。
(母親が主人公の父親と結ばれる前のできごと)
真緒のオッドアイが、半分、壬生の血が入っていることを証明しているとか。
壬生兄弟と真緒が同じような境遇だったのも悲しいですね。
っていうか、弟は他人、従姉妹は実の姉って、複雑な一家だなぁ。

壬生の歴史は、典薬寮と袂を分かったところから始まります。
その後の壬生の一族の歪んだ性質によって、父親が殺されたことで、
壬生兄弟の母親が酷い罰を受け、幼い克彦が復讐を誓うことで許されたと。
それで、復讐にこだわっていたんですね。母親想いだったわけだ。

このルート、本当に克彦ルートなの? っていうほど、小太郎がいつも一緒ですね。
克彦は守護者を辞退するわ、豊玉姫をかばうわ(真緒が壬生一族だから)、
兄弟で決闘はするわ…。
一応、強引にみんなが気を利かせて2人きりにしてくれたところで、
やっと恋愛モードになりましたが、この流れ、ちょっと無理あり。(笑)
克彦の添い寝スチルがあれば素敵でしたね。

ラストは、豊玉姫戦になったら、天蠱が豊玉姫を裏切り、豊玉姫の魂で龍神を解放し、
龍神を自分に取り込み、化け物に変身。主人公と克彦がピンチになったところで、
小太郎が登場し、兄弟+玉依姫の連携プレイで天蠱を倒します。真緒も無事、復讐も完了。
夏休みに入り、小太郎や陸は魚獲り、克彦は木陰で読書、主人公はお弁当を持参。
一度里に戻って事情を話した後、母親を連れて、戻ってくるとのこと。

ちなみに、外典から、壬生一族にいた天蠱は「転生の秘術」を奪って逃げ、
数十年前に、転生の儀式のために狙った子供が陸だったと。
それを壬生父に阻止されたそうな。悲しい事情があるのかと思いきや、
ただの悪たれだったんですね。

○壬生小太郎ルート

白い髪に焼けた肌、そして、繋ぎの篭手がすごく印象的でカッコいい壬生弟。
第一印象は、御子芝に続く、好印象キャラです。
(今、新選組にハマっているので、武士や忍者っぽいキャラはドストライクなんです。笑)

ほとんどのルートは、壬生兄である克彦と同じなんですよね。
どんだけいつも一緒にいるんだ、ってくらい、兄貴好き。
まあ、その犬みたいな人懐っこさがカワイイのですが。

おっ、相談に乗ったら、ポロっと「多分、兄貴もあんたに…」というセリフを。
兄弟そろって、主人公に惚れちゃったか?
しかし、兄弟そっくりですね。小太郎も上半身、裸で寝てるし…。(笑)
そういえば、陸と小太郎って同い年だったことを思い出しました。
大人びた陸に子供っぽい小太郎、面白い組み合わせですね。

小太郎の宝具は「投げ羽」です。指の間に5本持って、ピュッと投げたり、
接近戦で斬ったりできる、忍者っぽい武器です。

恋愛対象キャラとしては、今回が一番ストレートに響いてますね。
少年キャラだから、言葉に裏表がなくて好感が持てます。そして、キスも爽やか♪

ラストは、大筋では克彦と同じで、途中参入はもちろん、克彦。
夏休みに入り、真緒も家に戻り、亮司は長老となった父親の補佐役に、
克彦は母親を連れに里に戻り、主人公と小太郎は爽やかデート。

○天野亮司ルート

亮司は、唯一の年上お兄さんで、大人の優しさを持つ反面、
玉依姫と深いかかわりがある長老の家の孫なので、色々知っています。
主人公の従姉妹の真緒の婚約者だったのですが、この設定、どうなんでしょう。
真緒が死なないと、主人公との恋愛成就は厳しいかと思うのですが。(笑)

母親の時からの守護者ですが、どういう経緯でそうなったのかは不明ですが、
主人公を守りたいという気持ちが、母親と同調して守護者になったのかも。
亮司の宝具は「槍」。
「同志」――何だか心に響く言葉です。
婚約は建前で、母親や妹を助けたくて、模索していたということでした。

亮司の祖父・天野清十郎から、玉依姫が迫害されている理由が分かりました。
贄の儀を拒否する玉依姫がいたことを考慮して、村の中で孤立させ、
少数の理解者=守護者を玉依姫の側に置き、拒否した時に守護者の命を盾に儀式に望ませる、と。
いや〜、そういう理由があったか。玉依姫も守護者も悲劇だ…。

この後、誰が敵なのか分からない流れになってきましたね。
賀茂+エリカは、亮司が敵の弥勒と会っていることを伝え、
亮司は、典薬寮と天野家が協力して贄の儀を行おうとしていると伝えてきます。
しかし、本当の裏切りは清十郎だった! そっちかいっ!
しかも、亮司は豊玉姫に操られて、記憶がなくなっちゃった…。
と思ったら、亮司の演技だった。な〜んだ。(笑)

結局、亮司は小さな頃から(?)主人公が好きだったんですね。
主人公を守ることを考えているうちに、好きになったのでしょう。

弥勒の過去は悲劇ですね。通りすがりの正義感の強い坊さんを生贄にした村人。
これじゃ、誰も信用しなくなるわけだ。

ラストは、御子柴以外は弥勒に殺され、御子柴と清十郎と村人が敵に。
主人公が真緒を目覚めさせた途端、真緒は弥勒に刺され、龍神が解放。
亮司が加わり、龍神を倒しました。(弥勒は望んで龍神に食われました)
真緒は家に戻り、亮司は長老となった父親の補佐役に、壬生兄弟は里に戻り、
典薬寮の2人は卒業まで研修。主人公と亮司は、校庭の木陰でお弁当を食べています。

○賀茂保典ルート

典薬寮若手NO1ホープ、賀茂保典君です。
見た目のカッコよさとは真逆で、性格はかなり軽いですね。
後で、自分のことを鼻持ちならない奴だった、と反省していますが、
いえいえ、十分、笑わせてもらいました。場を和ませる楽しいキャラです。
もっとゆっくり愛を語ってくれると、恋愛キャラとしてもかなりいけると思います。

保典は、陰陽師の家系の生まれで、典薬寮での実力も高いようです。
典薬寮といえば、途中で、「すっとぼけたメガネの上司」って誰だろうと思い、外典を見てみたら、
「せんべいが好きで、仕事をしない昼行灯。部下からの信頼はないに等しい」とありました。
これは、芦屋のことだ!(笑)
そして、主人公を村から逃がすために手配した人物に、清乃がっ! 2人とも姿を見せないのが残念。

後半では、敵の御子柴が、なぜか唐突に、主人公と保典を助けてくれます。
理由は、保典が持っていた宝具「独鈷杵」かと思っていたのですが、
どうやら、玉依姫の方に理由があるのかな。これは御子柴ルートが楽しみです。
あ、御子柴が守護者だったことが判明したんだった。一番最初の守護者だろうか。
保典が御子柴の魂を引き継いだ武器で、一時的に主人公を守ることができましたが、
これは、正式な守護者というわけではなさそうです。
前作のように、6人目の守護者がくるかと思っていたのに。

ラストは、御子柴が死んだことをいいことに、羅門も天蠱も弥勒が殺し、
弥勒が豊玉姫を殺して解放の儀を行い、龍神を解放した後、
龍神の力を取り込んで、化け物の弥勒に変身。
そこで、保典の守り専門らしい宝具が威力を発揮し、村人たちを邪悪から守りますが、
次は、大量の妖が発生。後は、主人公の封印の力を保典に注入して、弥勒を倒しました。
今回は神社内で事が済んでしまいました。死んだはずの真緒も無事でした。
亮司は長老となった父親の補佐役に、真緒と亮司は婚約解消(これは亮司ルートで分かりますね)、
壬生兄弟は里に戻り、エリカは報告のために一時的に典薬寮に戻り、
主人公と保典はお弁当を持ってデート、というか、その後の村の調査を2人でしています。(笑)
保典の研修後の配属先は、この村でした。

それにしても、保典だけスチルが少ないのって、どうなんだろう。(笑)

○御子柴圭ルート

豊玉姫側のキャラなのに、恋愛攻略キャラになってます。
最初に見た時は、「薄桜鬼」の土方歳三だ♪ とほくそ笑んでしまいました。(笑)
ちょっと声が低めですが、カッコいいですね〜。武士、大好き♪

御子柴のルートは、第4章あたりまでは保典ルートと同じです。
どうやら、記憶のほとんどがないようですが、玉依姫と接触したことで、
ところどころで、ふっと思い出すようですね。

神社で出会い、天野から守護者の真実を聞き、神社で最終結論を出す時、御子柴に助けられます。
保典ルートでは唐突でしたが、この流れなら理解できますね。

御子柴が人間だった頃、玉依姫の仲間=守護者で、愛し合っていたが、
豊玉姫が何らかの呪いを御子柴にかけ、妖にした、と。
御子柴が裏切った時から、人間に戻りつつあるため、主人公が呪いを解きます。
玉依姫として、積極的に動いたのって、もしかして初めてか?
(だいたい、誰かから指摘されてきたような気がするのですが。笑)
これで、御子柴復活! やっぱり、一番最初の守護者でしたね。
1人で豊玉姫を倒すために乗り込んだのに、逆に捕われ、呪われた、と。

おおっ、守護者6人説も確定しました!
これで、保典が守護者になれた理由も判明しましたね。
御子柴の宝具は「御子柴の刀」。刃の部分が赤いので、妖刀っぽいですね。
最初の豊玉姫との戦いで、守護者が6人揃っていれば、玉依姫が命を失うことはなかったのかも、
と思っていたら、しばらく後で、他の守護者たちが弥勒たちにボロボロにされ、
神代の戦い(最初の戦い)でも同じことがあったと。

それにしても、保典が、御子柴のことを「師匠」と言うのが面白い。
ただ、ここまでの選択肢で、好感度がMAXの保典が、あっさり、御子柴に取られるのは、
ちょっと気の毒な気もしますが、師匠のためならしょうがないか。(笑)

守護者5人を残して、御子柴と2人で家に戻った時、新たな告白が。
豊玉姫と玉依姫の姉妹争いを止めたくて、豊玉姫に訴えに行ったそうです。
いい人だけど、事はそう単純じゃなかったんですね。
豊玉姫としては、玉依姫の味方は全部憎かったはずですし。
ここで、一気に恋愛モードに入りました。ちょっと強引ですね。
御子柴とはもっとゆっくりと愛を深めたかったのに。(笑)

2人で最後の戦いに向かうと、保典までがやられました。
よくやった、のかどうか分かりませんが、褒めてあげたい。(笑)
そういえば、羅門は最初から豊玉姫に付き従っていた者、
御子柴は戦いの中、玉依姫に付き従っていた者、でしたね。
弥勒と天蠱は御子柴がひと斬りで倒し、この2人の因縁の対決が始まりましたよ。
羅門の裏事情も分かっているので、両成敗にしたいけど、無理か。

豊玉姫の告白。豊玉姫と玉依姫、真緒と主人公、少し似た境遇ですね。
豊玉姫が恨む気持ち、分からないでもないなぁ。
玉依姫に悪気がなくても、それがかえって腹が立つ時ってあるでしょうし。

ラストは、豊玉姫が自分の魂を龍神に差し出し、龍神が復活。
龍神の一撃で、主人公を庇った御子柴が倒れてしまいました〜。
いつもなら、守護者に力を与えて倒すパターンですが、
今回は、保典からもらった霊符に霊力を溜めて、龍神にダメージ。
保典がやっていたのは、ここに防御結界を張る作業でした。ここでは目一杯褒めてあげたい!
これまで、真緒が母親に「こっちにきてはダメ」と言われたと復活してきましたが、
同じことが主人公にも起こりましたね。
最後は、やっぱりお決まりの、玉依姫の封印の力を御子柴に与えて、龍神を撃破。
6人の守護者が揃ったのに、戦闘に参加したのは1人って、ちょっと寂しいかも。
神代の戦いでは逆だったので、その償いという感じではありますが、
ビシーッと、守護者6人+保典が揃って欲しかったなぁ。
と思ったら、龍神撃破後にやってきました!
タイミングがずれて、みんなガッカリ口調になってます。
亮司は長老となった父親の補佐役に、真緒と亮司は婚約解消、壬生兄弟は里に戻り、
保典とエリカは報告のために一時的に典薬寮に戻りました。
主人公と御子柴は、縁側で夏の空を見ています。2人とも浴衣姿でいいですね。

ルートで回収できるスチル(CG)を全て入手したら、最後のスチルが出ました!
みんなで海水浴しています。(主人公の水着の肩ヒモが外れ、保典が鼻血を…。笑)

「特典」→「魂鎮めの詞」

レベル5まであり、レベル4までは妖に呪文を唱えて倒していきます。
呪文4つが表示されたら、1つずつ下に選択肢が4つ出てくるので、
それに対応するボタンを押すだけ。難しくないのであっさりレベル4までクリアできました。
レベル5は、恋愛攻略キャラを喜ばせる選択をすれば、最後にキャラの言葉が聞け、
トップ画面の背景がそのキャラになります。(宝具を持って戦っている画です)

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天使のお茶会♪

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